ヘドロ
”健気な悪女。ランカー様には純情一路!”
自称ランカーの「美人秘書」。彼に付き従う健気で妖艶な悪女だ。好きなものは金。
ランカーを恋慕う一方、プリンプリンへの嫉妬から、配下(シドロ、モドロ)を率いて常に彼女の命を狙い「薄汚いプリンセス!」「小便臭い小娘!」とプリンプリンを罵り、その都度ランカーにたしなめられていた。また自らも愛用のピストルをぶっ放しながら暗躍、かなり戦闘的である。
自分の容姿に絶対的自信を持ち、頻繁にヨガを行ったりして「美容」には常に心がけている。ランカーとヘドロとの間には、何やら長年連れ添った夫婦のような空気も漂うが、ランカーはヘドロを女としては生理的に受け付けないようだ。
ちなみに『プリンプリンの命を狙ったせいで一度ランカーにキレられ、電気椅子で死刑にされそうになったが、”ランカーへの愛と思い出”を歌って助命がかなった事がある。(忍野様)』という(このエピソードはオサラムームー編である(040109管理人) )。
そしてヘドロといえば「ヘドロの歌」抜きに語れない。カルメン調の情熱的な曲で突発的に歌い出して踊り狂う。幼い記憶にこの歌を刻み込まれた人も多いはずだ。
<♪ヘドロの歌>
私はヘドロ、ヘドロ、世界で一番いい女
好きな色は赤、黒、
RED & BLACK、RED & BLACK
赤は血の色、黒は罪の色っ!
オ・レッ、オーレッ!
(プリンプリン物語・NHK)
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人形の特徴:
友永詔三先生の作品集に”江戸時代の花魁”をモチーフにした人形があり、これと良く似ている。『カンザシに高下駄』というヘドロの造詣は花魁にルーツがあるのだろう。高下駄といっても彼女のは近年大流行していた「厚底ブーツ」に似ており、今に通ずるものがある。
赤紫の結い髪、赤い瞳、「あだ女」のような黒い美しさのある顔の造詣もヘドロの内面のキャラクターに非常に良くマッチしている。
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声:真理 ヨシコ
な、何と、NHK「おかあさんといっしょ」で初代「歌のお姉さん」(1962〜63)を勤めた子供達の憧れのお姉様がヘドロの声だ。目をつぶって聞いてみよう。意外にやさしい母性的な声である事がわかる。
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