マノン
”宝塚なら主役間違いなし!凛々しく華麗な男装王女”
ベベルの弟としてレジスタンスを率いたが実際は妹で歳は18歳。宝塚の男役のように美しく勇ましい。比較的冷静な兄とは対照的に猪突猛進で、思い込んだら先走るタイプだ。
また、そこらへんが気性が合うのかボンボンとも行動を共にしたりもしている(ただしボンボンは「マノンは男」という認識)。
一時はプリンプリンによって少し心を開いた兄を「変わってしまった」と憤ったりする一幕もあったが、ベベルの死後はプリンプリンの言うような「愛に満たされた祖国」の建国を目指す。
マノンの見せ場のひとつといえばやはり168話目(?)の男装を解いてエレガントなドレスに着替えて登場するシーンであろう。長い独裁政権が終わり、マノンは「当たり前の女の子」になりたかったのだ(当たり前の女の子、と言うにはゴージャス過ぎるが…)。この辺りの二面性こそが彼女の魅力のひとつであろう。
…しかし戦士から淑女へ、「え?人格が入れ替わったのか?!」という程の彼女の変貌ぶりには少し驚く。だがこれぐらいの割り切ったメリハリこそが児童向け物語の大切な要素なのである。
しかし後半はヘムラーとステッラの内戦で国が混乱してまた男装に戻したり(同時に性格も元に戻る)、少し物語全体的にグダグダ感がある。彼女が平和な暮らしを送れるようになる日は少し先延ばしとなった。
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人形の特徴:
色白の顔にかかる濡れ羽色の真っ黒な髪、そして友永先生十八番の澄んだ大きなグリーンの瞳、ぽってりとした唇…
あえて言おう、エロい!と。
毛髪や帽子飾り、ジャケットに鳥の羽を使用している点はベベルと同じだ。羽毛の色はベベルの茶色に対して黒で統一され、凛とした雰囲気をかもし出す。またジプシーバージョンのカラフルな服装もある。
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声:上田 みゆき
1944年6月2日生まれ。東京都出身。ささきいさおの妻。
アニメはベルサイユのバラのマリーアントワネットやヤマトのスターシャなど、高貴な役にぴったりの声優。
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人形操作:
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