シドロ
モドロ
”まさに二人で一人前。シドロモドロ!”
「シドロ!モドロ!、シドロモドロ!」という毎回決まった呼び方をされ、「ヘーイ」と返事をする。モドロの甲高い声はインパクトがある。
ランカーの美人秘書「ヘドロ」の部下。ランカー商会の従業員。つまり『ヘドロ、シドロ、モドロ』と、韻を踏んでいるのである。人遣いの荒いヘドロ姉御からしょっ中酷使され、しばしば逃げ出したりする。
いたってボクトツな二人組で、アルトコ市でランカーに処刑されかけて路頭に迷い、港で身投げしようとしている所をプリンプリンに助けられ、以来、彼女をシドロは「プリンプリン様」、モドロは「プリンセス様」、とうやうやしく呼んでいる。
また彼らの出身は、シドロがオサラムームー島、モドロがタンガラトントン国である。しかしモドロの”タンガラトントン出身”というのは、うやむやにされてしまった…良くある事である。
ちなみにオサラムームー島のシドロの両親は、父はジイドロ、母はバアドロという。
後半は軍曹と三人組となってプリンプリン一行と同じ方向へあてども無くさまよっている。
しかし彼ら、呑気そうに見えて結構ハートレスな面を持っており、「プリンプリン様〜」とプリンプリン一行を追いかけて付いてくるかと思えば、今度はランカーに命令されて放火、拉致、自然破壊など容赦の無い悪事を働く。その繰り返しだ。
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人形の特徴:
彼らの材質は松の木である(crescendo様情報030719)。
・シドロ・・・・タマネギのような頭で緑の髭、緑の髪。髪は後ろでミツアミにしていて、ちょうど近世の中国人のイメージである。服装はグレーの制服に革靴である。
・モドロ・・・・髭面で顔の長い貧相な男。この顔とまるで女性のような声とのギャップが面白い。服装はグレーの制服に、なんと赤い鼻緒の下駄である。
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声:
・シドロ・・・・パンチョ加賀美 「ピンキーとキラーズ」(1968年日本レコード大賞新人賞を取った「恋の季節」で有名)のメンバー。
・モドロ・・・・猪熊虎五郎 何と言ってもインパクトがあるのはモドロの甲高い声である。これは地声なのだろうか?猪熊氏はバンド「いかりや長介とザ・ドリフターズ」(ザ・ドリフターズの前身)のメンバーとして活動を始めたが分離、その後「ドンキーカルテット」というグループのメンバーとなる。
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