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プロフィール
・HN: ハルマキ
・仕事: 会社員
・性別: ♂
・所在: 東京都
・備考:
人形劇に関しては完全にシロウトです;

見ていた懐かしTV番組

プリンプリン物語、太陽の少年エステバン、ニルスの不思議な旅、減点パパ、デンジマン、宇宙刑事ギャバン、ガメラ、人形劇三国志、ひげよさらば、南の島のフローネ、宇宙船サジタリウス、あぶない刑事、なにわの源蔵、わくわく動物ランド、不思議の海のナディア、怪傑赤頭巾、

<皆様はじめまして!管理人です。>(2002.5/1) 
 

『プリンプリン物語』は昭和54年(1979.4/2)から57年(1982.3/19)までの3年間に渡り放映されたNHK人形劇で、一日15分ペースで年間210話前後。
 当時TV人形劇ブームの全盛期でした。例えば昭和55年度(プリンプリン放映二年目)のNHK人形劇全タイトルだけでも述べ218時間45分にもなります。

 何と今から20年前!。幼かった僕の記憶は極めて極めて断片的。しかも今日まで全く顧みる事は無かったので
あの時の記憶の情報のみなのです。
 
にも関わらず未だにその記憶断片の一つ一つがかなり鮮烈な光りを放ってます。「本当にあのNHKだったのか?」と思う程奇妙奇天烈で、未だに呪縛かトラウマのように僕の幼児期の記憶を縛っているのです。
 そんな訳でまるで
禁断の箱を開けるかのような気分で立ち上げたこのサイトをこれからゆっくりと気長に発展させていく事が出来たらと思います。(ハルマキ)

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<このコーナーについて> (※ネタバレありです!!嫌な人は見ないでください(・o・))

 
で、誤りを承知で出発点(2002年)として記憶のありのままを以下に記します。
曖昧な個人的記憶なので情報性は無いですがこれからサイト運営を通して「知ってしまう前」に、
一視聴者としての幼心にどんな事が最も印象に残っていたか?、を僕のプロフィールとしたいと思います。

2002年5/1時点での記憶のプリンプリン物語(鵜呑みにしないでね)

@NHKで夕方六時半頃から放映していた。
@主役のプリンセス・プリンプリンは自分の故郷を探す旅を続けている。
@子供向けなのでミュージカルのように登場人物がよく歌を歌う。そのキャラソングが強烈だ。

プリンプリン:もちろんカワイイお姫様という設定だ・・・・が、幼心にそんなに親しみを感じさせるビジュアルでもなかった。しかし「姫」という設定なので「かわいい」という位置付けにしていた気がする。
 他の脇役と違って特に奇行も見られない普通の女の子だったため、実は強烈な印象としては残っていない。 ただやはり主人公として、当時TVを見ていた僕の「心のヒロイン」であった。
 祖国を思う時の歌があった。それは「♪アイリーアイリーアイリー、生まれた所~そーれがー祖国ー私の故郷ー♪」、という何のひねりも無い歌詞で、彼女がよく歌っていた記憶がある。
最初の「アイリー」というのが何なのかは全く不明であるし、ひょっとしたら僕の記憶の中だけの産物かもしれないが、この歌を聴くときは何だか恥ずかしい気分になったのを覚えている。

ボンボン:威勢のいい少年、ヒロインのプリンプリンに対してヒーロー役

火星人:
知的でクール。火星人と言うのは本 名。物語中でもこの名前に驚かれ、仲間達に「そういう名前なんです」とフォローしてもらっていた。 突発的に『ルールールールー、予感がする、予感がす る』と言いながらトランス状態となって予言をする。その際耳が動く。的中率は100%なので、「戦争が始まります」という予言をして皆を驚かせていたシー ンが記憶にある。(ランカーのミサイルをサルが動かしたのはこの後だった気がする) 
 ・・・余談だが母に聞いたところによると、当時僕は夜中に寝ぼけて突然床のライトを付け、目覚し時計のスイッチを ”ガチャガチャガチャガチャッ” と連打しながら「予感がする、予感がする」と、しつこく訴えていたという。いやはやここまで幼心にインパクトを与えた火星人パワーはトラウマ的でもある。

おさげ:
3枚目なキャラ所。当時僕はオサゲをしているのに男なのを少し残念に思っていた気もする。

ランカー:
王様か皇帝か何かである。ボス キャラ。プリンプリンに恋焦がれ、彼女を追いまわし、不気味な猫なで声で結婚を迫る変態中年男。アラビア商人みたいな風体。サルが大嫌い。 ランカーが戦 争をしようとしてミサイルを発射準備していたら、サル軍団がやって来てミサイルの上下を置き換え、発射の瞬間にミサイル基地が自爆してしまうという事が あった。

ヘドロ:
ランカーに恋し、いつも寄り添う悪女。ヘドロの歌 『私はヘドロ、ヘドロ、世界で一番いい女、好きな色は赤、黒、XXX、オッレー、オーレー!!♪』というカルメン調の歌を突然歌い出し踊り狂う。

将軍:
いつも戦車に乗って登場する三下的な将軍がいた。登場歌は『XXXいっぱい、軍人いっぱい、アクタ、アクタ、共和国~♪』。

1300:
変 な頭だけのキャラで、タコのように巨大な後頭部をもつ。甲高い声で『知能指数1300!』と言うのが決り文句で、髭を蓄え、かなり不気味。魔人的な顔。  断片的記憶だが、生きていない(生物で無い?)筈の彼を見て「こっち見た!」「いや気のせいだ!」「いやこっち見た!」と大騒ぎしている連中がいた。 
 とにかく幼心に少し怖かった。あとものすごくぼやけているのだが確かこの1300の首が胴体を離れて飛び回っていた映像があった気がする。それがトラウマとして脳の隅の裏側に記憶されているような・・。

探検家&ワット夫人:
ラブラブな夫婦で、夫人が虫取り網を持って「黄金バット」という金のコウモリを「あ、いざっ、いざっ、いざっ」という掛け声で追い回す。夫人がいつも暴走。

アルプスの少女、ハイジャ:
かなりイッてしまっているキャラで、ヨーデルを歌いまくりながら突発的に舞台の右から現れ、高速で左へ消えてゆく。なのでなかなか話しかけられない。

貴公子な色男:
プ リンプリンの前に現れた色男。ボンボンがライバル心を燃やす。 「実はサイボーグだ」と言う滅茶苦茶違和感ある設定で、その事実を観覧車の中でプリンプリ ンと二人きりの時に告白。プリンプリンは驚愕の連続で、そのせいで観覧車が何度も大きく揺れる。それを下から見ていたボンボンは、プリンプリンに色男が何 かやっていると考えて大騒ぎ、という何とも馬鹿馬鹿しいシーンが印象的。姿をくらましていたので死んだと思われていたのだが実は燃料補給だった。

博士:
モグラ戦車を開発。ボンボンら3人組がそれに乗って地中のダイヤモンドを探そうと勝手に発進したのを聞いて、「そりゃ無茶じゃ、ダイヤモンドは地中に小さな粒で存在するのであんなもので探し出す事はできん」と言っていた。

黄色い潜水艦:舞台が海の時、時々浮上してくる。浮上前 に必ずビートルズの♪イエローサブマリンが流れてくるのでワクワクした。(僕は今でもビートルズのこの曲=プリンプリン物語、となってしまっている)。ギ リシャ彫刻のような大きな顔がついた独特の潜水艦で、大好きだった。・・・当時僕は紙にこの彫刻の顔を書いて切りぬき、プラスチックのビンに貼りつけてこ の潜水艦の模型を作り、風呂で遊んでいた記憶がある。もちろん一瞬にしてフヤケたが。

モグラ戦車:
丸っこくて可愛らしいフォルクスワーゲンのようなボディーに大きなドリルが付いている。黄色い潜水艦と同じくいつも地中から「浮上」してくるシーンがカッコ良かった。

爆弾:
何のシーンでだったかは忘れたが、主人公達の頭上に爆弾が落ちてくる描写があった。爆弾には怖い顔が書いてあって、緊迫した音楽と共に落下、だんだん近づいてくるシーンが怖かった。

ドンブリカ:4 次元世界の島。時間が変な流れ方をする島で、そこまで船で行ったのか宇宙船で行ったのかは忘れたが、「島の周りに時間を表す「数字」が漂っている」、とい う何とも不思議で神秘的、メルヘン的外観は中々ひきつける。”4次元”というモノの概念を視覚的に表現するやり方としては子供にも分かりやすく、素晴らし い。僕はこのドンブリカの絵をやたら描いていた。 また、ドンブリカの歌と いうのがあった。『無い無い尽くしでいうのなら~xxx有る有る尽くしで言うのなら~xxx♪』というような歌を歌いながら、キャラ達がドンブリカに有る ものと無いものとの絵が描かれたプラカードを持って踊るやや恥ずかしいシーンだ。ドンブリカはあらゆる面で普通の世界と違っていた。
 ここを去る時、「あの国はこの後も何時までもああして時空に取り残されたままなんだ」と誰かがつぶやいていた台詞が印象的だ。

惑星直列:
放映当時、「惑星 直列現象」という太陽系の惑星が一列に並ぶ1000年に一度の珍現象が起こった。それが(どういう形であったか忘れたが)物語中に取り入れられてい た。・・・僕はこの設定に大きく影響を受け、宇宙図鑑なども買ってもらった気がする。幼児集会の時にも大きな声で園長に「1000年に一度の惑星直列だ よ!」と叫んでいた。アホな子。

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 以上がサイト開設を思い付いた時点(2002.5/1)での僕の記憶断片のほぼ全て。くどいようですが、あくまでも記憶の中のプリンプリン物語なので誤りは承知の上です;。

 しかしこうして列挙してみると「惑星直列、隕石、鉱物、4次元、知能指数、軍事独裁、政治、男女間の嫉妬」などなど、一見、幼児には受け入れられ無さそうな要素が多分に含まれています。が、子供たちから大きな支持を受け、3年間の長寿番組となったのです。
 分からないキーワードもちゃんと解説されていたし、それでも分からないと僕はよく周りの大人達に聞いていました。今考えても無意識の内に多大な影響を受けていた気がします。
 今日の子供向け諸番組のように、大人の基準で「子供には難しい」という判断を下してそういったモノの描写を避け、甘ったるいモノばかりを見せる事が、果たして子供のためになるのだろうか?・・・などと、ちょっと気取ってみたりもする次第です。

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