〜DVD視聴〜
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 私事ながら平成15年4/2!遅れながらもやっとDVDを手に入れ、鑑賞する事ができました。20年ぶりプリンプリン物語を見た今日この日は
「プリンプリン復活記念日」となるでしょう・・いや、ごく個人的な記念日なのですが・・。
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収録構成

第1回 1979.4.2放送、

第164回ルチ将軍の最期

第508回プリンプリン地球へ帰る 3

第601回プリンプリンの紅白歌合戦 5

第645回トントンはロボット 4

最終回:希望の船出 5(第656回)1982.3.19放送

友永詔三、伊東万里子インタビュー等収録

正直言ってDVDに収録されている部分は何一つ覚えていませんでした(-_-;)。
そのためどの話も新鮮に見る事ができました。また、覚えているつもりになっていた主要キャラ達も20年間の記憶の殻に包まれて変質していたせいか、若干と印象が違う部分もあり、新たな魅力の発見もありました。

鑑賞を終え、ここに順々にレビューをUPして行きたいと思います。

第1話

 オープニングは実写であった。実人形が歌っている映像である。そして銀河系から始まる。

 第1話はストーリーへは直接入らず、キャラ紹介のみだ。最初にプリンプリンとアナウンサーの掛け合いがあり、その後、ボンボン、オサゲ、カセイジンの紹介が続く。

 印象深かったのは、
プリンプリンが意外にキツイ点である。これは最近プリンプリン声役の石川ひとみさんご自身も言っておられた事だ。

 シャシャリ出ようとするアナウンサーに
「うるさいわねぇあんた誰?」、「テレビに出てくださいですってぇ?なぁ〜に言ってるのよぉ、今出てるのよぉ」などと悪態を付き、挙句の果てに「うるさいなぁもう、あなたはプリンプリン物語の端役でしょ!出てくるの10分早いわよ、ひっこんで!」とキッパリ言い切る!
 ・・・正直、1話目の彼女はちょっとトゲのある感じだ。以降「優しく可憐」に円くなって行くのだが、まだ少しキャラ性が固まっていなかったのだろう。ギャップが面白い。

 三波豊和さん(故・三波春夫さんの息子)がディレクター役としてダメ出しする等、思いっきり
楽屋落ちに終始する第一話であった。イントロダクションと言うべきか。初めて見た人には何の事かわからないハズ。 要するに登場キャラを印象付けられればそれで良かったのである。

・カセイジン・・・以降よりも、やや明るく子供らしさが出ていた。
・モドロ・・・見た目ヒゲ面の貧相なオッサンなのだが何とも可愛らしい女性的な声(男性声優ではあるけど)。インパクトはあった^^;。
・漁師三人組・・・何を聞かれても「ウ〜ン」「グェ〜」「エ〜」と唸るばかりで中々本題に入らない。面白いキャラ付けだ。

 

第164話

 ルチ将軍の最期

独裁者ルチ将軍の終焉である。磁石でおかしくなったルチ将軍が、プリンプリン達の隠れるシャーレッケマイホームをランカーと勘違いし、処刑しようとするのである。面白かったのは「あんた本当に知能指数1300かね?」というマイホームの台詞。
・・・しかしこの回はプリンプリンの危機だというのに、ボンボンもカセイジンもオサゲも出てこない。脇役であるはずのシャーレッケマイホームがプリンプリンを命がけでかばい、男らしい。モンキーも勇敢な活躍を見せた!
しかし・・・他の三人組は一体どこに行ったんだ??

 そして最期にルチ将軍は滅亡する訳だが、このシーン、子供向けとは思えない気味の悪さだ。しかし逆にそれが良かったと思う。子供はこういう怖いものが大好きだ。

 一斉風靡したルチ将軍の幕引き。実に見事な演出だった。

以降はSTORYレビューをご覧ください

 

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