------第128回 「宝物探し」------
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場所はアクタ共和国の王家の谷。プリンプリン一行が語らっている。
プ
リンプリン:「何ですって?!王家の谷の宝のあり場所を書いた本?」 オサゲ:「そうなんだよ。カセイジンが図書館の何万冊もの中から探し出したんだ
よ」。(※アクタ編の最初の頃は、オサゲ&カセイジンとボンボン&プリンプリンで別々に話が展開していた。その時にこのカセイジンのエピソードがある。新しい国に入った時、仲間がバラバラの状態からスタートするのはこの後もずっとプリンプリン物語の一つの「型」である。 ) しかしカセイジンはしょんぼりしている。どうやら非力なカセイジンはへドロに力づくでその本を奪われてしまったよう
だ。
そばのテントにいたマイホームと黄金マニアのワットさんも宝物の話を聞いて色めき立つ。
ボンボンはヘドロを見つけ出して本を奪い返そうと息巻く。「カセイジンと違って俺腕力には自信があるからな!」( あまり活用される事が無いが… )
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一方、ヘドロはその本を頼りに宝物探しに熱中している。
が、読みながら歩いていたせいで地面にあいた穴に落ちる。悲鳴をあげるヘドロ:「助けてー!」。駆けつけるシドロとモドロだが、結局3人とも落ちて
しまう。
穴の底は横に広がった空間になっていた。ヘドロ:「この穴に宝物があるんだよ。」
ど
うやらヘドロ、ランカーに王家の谷の宝を調査するよう命じられていたようだ。
そしてここへくる前にも、あらかじめルチ将軍に宝の事を尋ねたところ、
ルチ将軍:「王家の谷の宝?知らぬ存ぜぬ聞いた事もない」。
しかしヘドロはその様子を見て、『知っているのに隠している』と女の勘で察した。「ルチ将軍は宝物を横取りされたくないから隠してい
るのか、又は何か別の理由があるのか…。」 ( ヘドロ、鋭い。 )
シ
ドロモドロをブーツで踏みつけて脅しつけるヘドロ:「おまえ達はランカー様を裏切り、小憎らしいプリンプリンらと一緒に超音速飛行艇コンコルトンを乗っ取り、勝手
にアクタ共和国にやってきた。死刑!!」(
SM女王そのものである ) 震え上がるシドロモドロ。ヘドロは急に猫なで声になる。「でもねぇ、おまえ達が宝物を探し出し
たらラン
カー様は許してくれて勲章をくださるかもしれないよ。それどころかフランス料理を食べさせてくれるに違いない。」( 勲章<フランス料理 )
勇んで横穴へ探索に入っていくシドロモドロ。ヘドロはそこに留まって休息をとりながら彼らの報告を待つ。 ここで♪わたしはヘドロ。
だが探しているうちに愚痴が出始めるシドロモドロ。モドロ「俺っちオサラムームーの時も同じように地面の下の宝探しやらされたよな。俺っちいつもワンパ
ターン。」 シドロ:「俺っちよりも、俺っちにこんな事やらせる方がワンパターンよ。な?」 (
ヘドロの事でなく、脚本家石山先生の自虐ネタであろう )
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一方、”誰
かの悲鳴を聞きつけた”と、プリンプリン一行も穴の場所に救援に駆けつける。 プリンプリン:「まぁ怖い!こんなところに穴があるわ」( 穴に対しての実に単純明快なリアクションである。 ) すると穴の中から
黄金バットが飛び出した。ワット:「この穴は黄金バットのおうちなのよ。黄金バット普通のコウモリと違い昼間飛び回って夜おうちで休むのよ。」 ( 黄金バットの新情報! )