アルトコ編01  (再放送日時  17/7/05〜 )
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ついに発掘された02話目以降の再放送が始まり、プリンプリン物語事実上の第一話目が明らかになる。
まだひとみさんの声優っぷりも素人臭く、それが実に初々しくて良い。

その他のキャラも後半と違ってまだ定着しておらず不安定なのが春の芽吹きのようにエネルギッシュだ。

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※)題名は管理者が勝手に付けたものです。

 
-----------第002回:「幻の事実上第一話」----------- 17/7/5 再放送

実質的には002話目が第一話目である(001話目は意味不明なキャラ紹介に終始し、個人的にはここで多少客離れを起こしたと踏んでいる(小声))
お馴染みアナウンサーで始まる:「わたくしの勤めるテレビはアルトコ中央テレビ、略してアル中テレビ、ウ、ウイ…(今ではできない表現だウィウィ)。私は花のアナウンサー。間もなく始まる番組は”あなたの身の上私の身の上”今日のゲストはプリンプリ〜ン!!」 プリンプリンが登場する。
プリンプリン:「私は海が大好き、私は海から来たんです。」
身の上を語り始めるプリンプリン。

15年前アルトコ市の漁師たちがプリンプリンとモンキーの入った箱を公海上で拾い、名付けの歌を歌う。(この時棒人形だけでなく吊り人形の漁師も出てくる。これは友永先生が最初吊り人形を作ったが操演さんが棒人形しか扱えないという事で作り直したためだそうな)  ようやくプリンセスプリンプリンという名が決定してアルトコ市役所に申請に行く漁師たち。戸籍係は名前を聞くや否や大慌てで→係長→課長→部長→そして 100階の市長室に報告に行く。どこの国だか分からないけどとにかく王女である、という事で市長は手掛かりを世界に呼びかける。でも結局分からないまま彼 女は15歳になったのである。
(ちなみに15年間どのように漁師に育てられたのかは物語を通して触れられる事はない。成長した彼女と漁師との絡みも最後まで一切ない。重要なのは「彼女 がどこから来たか?」なので、アルトコ市に来てからの背景は脚本上バッサリ切り捨てられている。 これにより彼女の神秘性は保たれ、また物語は旅 の彼方のみへ向く事が出来るのだろう。)


そしてプリンプリンは♪わたしの祖国を歌い出す。
テレビを見ながらエールを送るボンボンら三人:「頑張ってプリンプリン!」 カセイジン:「悪い奴も視ています」 
ほくそ笑むランカーとヘドロ。

-----------第003回:「プリンプリン と三人組の初合流」----------- 17/7/12  再放送

番組「あなたの身の上私の身の上」花のアナウンサーのセリフ(後半に比べてこの頃はまだ品のある話し方だ)に対して「うるさ いなこいつ、消えちまえばいいのに」と根拠もなく容赦ないボンボンら三人組視聴者。番組ではプリンプリンが祖国を探すメッセージとして「わたしの祖国」を歌い上げる(ちなみにこの話でのプリンプリンは王冠を被ってない。まだこの時点ではクラウン タイプで大きすぎたのだろうか。髪の毛もまだ改修前のボワッとした素材である)

番組終わってテレビ局に迎えに来るボンボン三人組(最初から友達設定だが 放送上はここがプリンプリンとの初会合!)。そこへ記者に扮したヘドロが登場、派手にフラッシュをたいてプリンプリンの写真を撮 る。 それをシドロとモドロに見せてプリンプリン誘拐を業務命令する。テニスコートで白線を引くボンボンらの頭上をランカーの怪しげなヘリが飛んでいっ た。

場面変わって海岸ではプリンプリンとカセイジンが語らっている(なん と最初のツーショットはカセイジン!理系の石山先生は割とカセイジン押しである)
「何かが起こるような予感がする」というカセイジンに対していつ何が起こるのか問い詰めるプリンプリン。分からないの一点張りのカセイジン。「なーんにも わからないのね」と言いながらプリンプリン:「ねぇカセイジン、私がテレビに出た事どう思う?」 カセイジン:「良かったと思う、歌もうま かったし…それに…そ、それから… 綺麗だったよ、とっても(あらま。後半では見られないプリンプリンへのアピールをササッと挟み込む。この 頃のカセイジンは敬語だけではないようだ。)
「ありがとう、(祖国探しの) 効果あると思う?」 カセイジン:「テレビは大勢の人が見ています。」 
そこへボンボン登場:「おいプリンプリンさぁテニスやろうぜ」

ボンボンとカセイジンを前にプリンプリ ン:「ここはあなたの故郷でしょ?ここは君の国でしょ?祖国」
ボンボン:「うん、そう」
プリンプリン:「ここが好き?」
ボンボン:「さぁ…」
プリンプリン:「どうして”さぁ”なの?」
カセイジン:「それはつまり、そんな事考えた事ないからですよ。それに好きとか嫌いとかいう事は他と比べて見なければ分からない。」(これはこれで深い。比較対象を必要とするという発想は理論派のカセイジンっぽい)
プリンプリン:「そうかなぁ、本当にそう?」(一方プリンプリンは当初から感覚的)
ボンボン:「うーん…」(一方ボンボンは何の答えも出せず考え込む)

場 面変わってテニスコートに一人残ったオサゲは空腹でへたり込んでいる。そこへ「ハンバーガーはいかがですか?」と屋台を押すシドロモドロが やってくる。「牛肉たっぷりハンバーガー!(以下略)」「値段が高いよハンバーガー!」(脚本家の個人的愚痴だろうか) オサゲ:「ねぇこれで買える?」銀の硬貨を差し出す。シドロモドロ:「や、残念、それっぽっちじゃとても 無理だよな」 オサゲ:「う〜…」(日本マクドナルドは1979年10月に200号店出店、発 展の一途を辿っていた。ハンバーガーは1979年時点で170円と今より高く、オサゲの百円玉(状の銀コイン)一枚では買えない。)
モドロ:「金が足りなくてもこのおいしいハンバーガーを食べる方法があるんすよ」

場面変わって海岸のプリ ンプリンとカセイジンとボンボン、そこへハンバーガーで買収されたオサゲが呼びに来る。「テニスコートで君に会いたいって人がいるんだ。大事な話があるん だって」。プリンプリンは祖国の情報をくれるかもしれない、と期待してモンキーとテニスコートへ向かう。
残ったカセイジンは考え込んでつぶやく:「好きとかそうじゃないとかいう事は他と比べなくても分かる ってプリンプリンはそう言ったんだ…」

テニスコートへ来たプリ ンプリンはシドロモドロに声をかける。彼らは写真と照合してプリンプリンである事を確認すると「せーの」でハンバーガー屋台に押し込む。
 プリンプリン:「キャー何すんのぉ!」(言っちゃなんだが後期に比べると下手くそな悲鳴である。※しかしそこが最高である。 悲鳴が最初苦手だったというひとみさんの回顧録があった)

飛び掛かるモン キーだがプリンプリンは連れ去られてしまう。モンキーは呼子を吹き鳴らしながらラインマーカーを転がし追跡する。呼子を聞いてボンボン達も駆けつけ、モンキーの残した白線を追跡する。


-----------第004回:「」----- ------ 17/7/12 再放送


-----------第005回:「」----- ------ 17/7/19 再放送


-----------第006回:「」----- ------ 17/ 再放送



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