デルーデル編 &過去各国総集編
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一面のチューリップ畑、美しい牧歌的な光景である。デルーデルはオランダをモデルにしているようだ。
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※)題名は管理者が勝手に付けたものです。
------第546「 監獄 」------03/10/21(火)放送
モイヤーのジープで岩山荒地を越え、クイーンが投獄されているという監獄にやって来たプリンプリン一行。プリンプリン:「どうしてクイーンは閉じ込められてばかりなの?逢いたいなぁ、私のお母さんかもしれないクイーンに…」。
プリンプリン一行、監獄の刑務官ポリスに面会を申請する。ポリス:「面会ならここに住所・名前・職業・電話番号を書いてくれ」。 プリンプリンはボンボンにたずねる。「私の職業って何?」 ボンボン:「プリンセス…だろ?」 プリンプリン:「あぁ〜・・そうかなぁ」(無職と紙一重である)
ポリス:「ここには重罪犯ばかりが収容されている。強盗、殺人、等など」 プリンプリン:「クイーンがそんな悪い事をするなんて考えられない!」 モイヤー:「名簿、書いたよ!」 ポリス:「これで良し!」 プリンプリン:「わぁ〜私達クイーンに面会できるのね♪」 ポリス:「ところであんた方、誰に会いたいの?」 ”チャンチャン”の音と共にズッコケる一行(今まで見た事の無い妙なノリだが?)。
一方、デルメンデルメン教授(石丸博也)の植物研究所で花のチン・パンジー(珍・パンジー?)を目にして発作を起こすランカー。それを影で見守るカセイジンとオサゲ、そこへ「何してるの?」と、デルメンデルメン教授の助手、フラワー(秋山るな)が現れた(フラワーの回りにキラキラの額縁)、ハートマークのオサゲ:「かわいいよ、フラワーちゃん」(こんな少女漫画みたいな効果、初めて見た@@)
研究所内ではデルメンデルメン教授がひたすら花粉症のクシャミを続ける。助手のフラワーがいないのでヘドロにクシャミ留めのおまじないを何度も頼む。おまじないは”本人が3回クシャミをした後、4回目を代わりにやる”というものだ(何だそりゃ!!?)。ヘドロじゃ上手くいかないが、フラワーが入ってきて上手く留めた。
ランカー:「デルメンデルメン教授、ここへ来たのは新型の枯葉剤を作ってもらう為だ。敵兵を探す為のな。」 フラワー:「でもあれはもうあるって新聞に書いてあったわ」 ランカー:「あれは欠陥品だ。評判が悪い。」(枯葉剤の犠牲者ベトちゃんドクちゃんが生まれたのは1981、日本治療移送は1986)
オサゲとカセイジン、珍花チンパンジーを持ってランカーらが密談している隙にヘリ乗っ取りを試みる。が、ランカーとヘドロが戻ってきてしまった。慌ててヘリの奥に隠れる二人。ヘリはそのまま飛び立つ。定員オーバーでふら付くヘリ。白ポリ、それを見て「交通違反だ!」とバイクを走らせ、木に激突。(赤塚不二夫漫画に出そうなお巡りさんだな^^;)
ポリス:「悪いが面会は出来ないよ、クイーンなんてココにはいない。」 マイホーム:「そんなっ小生の調査では確かにココに…」 と、「クイーンなんているもんかいっ!」奥からマカローニ夫人が現れた。山のように立ちはだかるマカローニ(すさまじい威圧感;)。
(…なんと言うか、この回は何だかぶっ飛び方がいつもと違うので妙に印象に残った^^; 小ギャグ密度がいつもより多いのかもしれない)。
------第545「 」------03/10/20(月)放送
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------第544「 カーチェイス 」------03/10/16(木)放送 (1981/9放送)
「ブラボー!」モンキーが運転できると知って大喜びのプリンプリン。そこへ再びやってきた白ポリがプリンプリンを逮捕しようとするが網が絡まり、その隙にモンキーがバイクで走り出す。白バイとのカーチェイスが始まった。白ポリ:「サルが免許証を持っているはずが無い。無免許運転で逮捕する!!」 プリンプリン:「はいっ!」と、モンキーの免許証を提示する(え?持ってるの?)。 モンキー、白ポリを一気に引き離し、ボンボン一行の所へ急行。ボンボンらとオルガンの陰に隠れる。走り続ける無人バイクを追っていた白ポリ。
翌日、ランカー別荘の前ではランカー商会と大統領夫妻による地鎮祭が執り行われた。豪華な黄金車でやってくるランカー(この車は始めて見た。正面が見たい)。影で見つめるプリンプリン一行の所にやってくるケーチャップ。食って掛かるボンボン。
プリンプリン一行はその後、モイヤーの家でマイホーム夫妻に会い、やはり故郷である可能性が高いという調査報告を聞く(時々こうして可能性提示を行う)。EDは「♪私の祖国」、クイーンとデルーデル衣装のプリンプリン。
人形進行:田畠 嘉雄 人形小道具:斎藤 堅 タイトルフィルム:大井 文雄 絵:上野 新司 |
製作:森山 孝治 |
------第543「 」------03/10/15(水)放送
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------第542「 」------03/10/14(火)放送
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------第541「 」------03/10/13(月)放送
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------第540「 ジャッポン 」------03/10/9(木)放送 (1981/9放送)
クイーン救出作戦失敗で落ち込むプリンプリン。そこへヘンナキブンに脅されたシドロモドロがブルドーザーで花畑を蹂躙しつつ通り過ぎる。(一回止まったブルドーザーが再び動き出す時、一回動き始めて一瞬止まる辺りが芸が細かい。)
その向こうのランカー別荘内部ではヘドロがすっかり和装になって琴を弾きながら生け花をやっている。(元が花魁風なだけに無茶苦茶似合っている。)(と、思いきや良く見ると琴はロボットアームが弾いているようだ)。怪訝なランカーにヘドロ:「ジャッポンの人に教えてもらったのです」 ランカー:「あの国は金が有るくせにランカー商会の武器は買わずつまらん事に金を使う。強力なセールスマンを送りこんで圧力をかけてやる。」
「あっち向いてパチパチっ!こっち向いてキョロキョロっ!」、「キョロキョロパチパチの合間にショッピングもせにゃあきまへんのや」、花畑では観光バスから下りてきたジャッポンの観光客三人組がカメラとお土産紙袋を持ってせわしない観光をやっている(要するに日本人観光客^^;。金があっても心貧乏な観光である)。そこへブルドーザーが通る。「宅地造成でっしゃろなぁ」「土地を細こう割って、建売住宅立てて大売出しや、こりゃあ仰山儲かりまっせ!」(今回のランカー商会の悪巧みが何を風刺しているのかこれで判明。)
ブルドーザーに潰される花畑を見に来たモイヤー、無念の仕草。
ジャッポンの観光バスはやがてデルーデル市街地のプリンプリンの傍にも止まった。例の三人組が降りてきて「おいっ、姉ちゃんっ!」 プリンプリン:「それ、私の事ですか?!」 ジャッポン観光客:「ちょっとモデルはんになっておくれやし、チーズ!」と撮影。 プリンプリン:「あのぅ、外国の方ですか?」 観光客:「そやそや、わいらの国にも花はあるで〜松やろ、梅やろ、桜やろ、三つ集めて赤短や(花札のヤクの一つ)。」 プリンプリン:「はぁ?」 観光客:「ほな、さいなら、またお会いしましょ」観光バス、走り去る。 プリンプリン:「一体、どこの国の人なんだろう…」 (痛い…自虐が強すぎて痛すぎる。妙にリアルなだけに(><))
モイヤーが戻ってきた。「ひどい!国中で一番の花畑だったのに…町の皆と相談しないと!!」
(ちなみに片岡氏によると『薄っぺらくて、裏表がある……人形自体がみごとに社会批評になっているジャッポン観光客の板人形、友永先生に確認しましたが、やはりご本人が作ったものでした。03/10/11』 という事だ。友永先生の挑戦姿勢がお見事である。)
大統領官邸のリビングではマカローニ夫人が電動ベルト式健康機、スーパゲッチがパターゴルフをやっていた。マカローニ夫人:「ケーチャップが変なんですよ。一日中ブツブツ言ってて食事も勉強もろくにしないし・・・」 スーパゲッチ:「あの年頃はいろいろ悩みがあるものさ。」(まさにこの当時の日本の中流家庭の光景をそのままトレースしている)
スーパゲッチ、ケーチャップの部屋へ行く。ケーチャップ、親父が来るのを見て壁のプリンプリンの巨大ポスターをカーテンで隠し、毒薬のビンを片手に「あ〜死にたい死にたい!」 スーパゲッチ:「ケーチャップ、おまえの悩みを聞かせておくれ。なんでも望みをかなえてやる。ママなんてどうって事無い!」
ケーチャップ:「僕は手に入れたいんだ!なんとしても手に入れたい!その手に入れたいものは……これだっ!!」と先のカーテンをサッと引くと、プリンプリンのポスターはジャポン製のナナハンバイクのポスターに変わっていた!!」(おっ、ここは意表を突かれた…。1969に初のナナハンが出てた後、1980前後、ナナハンが流行したらしい。)
ケーチャップ:「プリンプリンを後ろに乗っけてぶっ飛ばすんだ!」
花畑で一人たそがれるプリンプリン。そこへ遠くからバイクがぶっ飛ばしてきた。悲鳴を上げるプリンプリン。(バイクにひかれた?!)
------第539「 ランカーの別荘 」------03/10/8(水)放送 (1981/9放送)
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人形進行:田畠 嘉雄 人形小道具:斎藤 堅 タイトルフィルム:大井 文雄 絵:上野 新司 |
製作:森山 孝治 |
------第538「 マブダーシ 」------03/10/7(火)放送
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------第537「 」------03/10/6(月)放送
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------第536「 008オカシナキブン 」------03/10/2(木)放送
ヘンナキブンはスーパゲッチ大統領にランカーがプリンプリンに恋焦がれている事を説明。(イメージ絵のランカー、プリンプリン人形を愛しそうになでる)。(はっきり言って気持ち悪い;)。
ヘンナキブンに無理やり報告を求めるランカー。プリンプリン一辺倒の身勝手なランカーにこのところヘドロ、ややヒステリー気味。
カセイジンはヘンナキブンの証明書を持ち、サングラスと帽子を被り、「008オカシナキブン」と称して官邸内に入る事に成功した。そしてカセイジンはスーパゲッチ大統領夫婦に面会。プリンプリンを呼び出す事に成功した(「警護員が扉を開けていたが、あの人形はナンジャラモンジャラ号のマドロスさんの使い回しらしい。脇役に人形を使い回す事はよくあったという」チョン様、えみゅう様@情報)。 カセイジンを見るなりプリンプリン、「まぁっ!嫌だカセイジン!どうしたの帽子とサングラスなんて!!」そしてバレた。 マカローニ夫人:「逃がすものですか!誰か来てちょうだい!!」 と、駆けつけてきたのはケーチャップ。ケーチャップはプリンプリンを見て喜びのディスコフィーバー。音楽につられて場の全員が踊り出す。踊りながらプリンプリン、『何とかココから逃げ出さないと。そしてクイーンを助け出さないと・・・』
------第535「 クイーン 」------03/10/1(水)放送
プリンプリンの閉じ込められた地下牢の中に、クイーンも一緒に監禁されていた。クイーンも月のひとみの花を見る前にココへつれて来られた為、結局あの種の真偽は不明なままとなった。
一方、カセイジンはゼロゼロセブンが出てきたのを見て身を隠す。しかしヘンナキブン、カセイジン、両名ともヘビに驚いて同じ場所にひっくり返った。カセイジン:「・・・ヘビは嫌ですねぇ。」(ここ、面白い) ヘンナキブン、蛇が去ったのを知ってバイクで走り去る。カセイジン、ヘンナキブンの証明書を拾った。
------第534「 モンキー負傷 」------03/9/30(火)放送 (1981/9放送)
ボンボン一行と警察官達、大統領官邸前で押し問答。官邸に入るには発行までに数ヶ月かかるという許可証が必要と言う。ボンボン、オサゲ、強行突入を図り警察官に投げ飛ばされる。カセイジンは無駄と諦める。と、そのボンボン一行の脇をヘンナキブンがミニバイクに乗って通り過ぎ、警官らの前に停車。 ヘンナキブン:「ちょっくら中へ入れて貰いてぇんで。アッシは天下に名高いランカー商会の幹部でありやして」(ヘンナキブンの格好、まるで探偵物語(1979〜1980)のようである)。満面の笑みで警察官:「いやー!どうもどうも、ご案内しますので中へどうぞ」
悔しがるボンボン一行。やむなくモンキーが柵から単独潜入。しかし中には苦手の犬(警察犬)がおり、モンキー散々追いまわされ、噛まれて包帯グルグルでヨロヨロと出てくる。慌てて駆け寄るボンボン一行。
ボンボン:「モンキーはプリンプリンのためなら超能力を発揮できるのにそうでなけりゃあただの猿だもんな…」(ウヤムヤになったと思いきや、まだ活きていたかこの超能力設定。)
プリンプリンの所へマカローニ大統領夫人がやってくる。「こちらへいらっしゃい。」 プリンプリンが連れてこられたのは官邸内の一角。その壁際にぶら下がったヒモを夫人が引くと突如壁が開いた。中は薄暗く、岩壁の部屋に扉がある。気味悪がるプリンプリン。マカローニ大統領夫人:「静かだからゆっくりと話ができるわ。さぁ、入るのよ!!」とプリンプリンを扉の中に突き飛ばし、扉を閉めて閉じ込めた。 プリンプリン:「いやぁ、何すんのよぉっ!マカローニ夫人っどうしてカギなんか閉めるんですか!?」扉をたたく。(いつもながらアッパレな無防備ぶりである^^;)と、背後で人骨がガラガラと崩れ落ちた。悲鳴をあげるプリンプリン。
マカローニ夫人はさっさと行ってしまう。と、夫人の脇の花瓶から花のアナウンサー登場。「マカローニ夫人は何でプリンプリンを閉じ込めて消しちゃうとか殺しちゃうとか言うんですか?」 マカローニ夫人:「死んでもらいます。」ピストルを突きつける。花のアナウンサーは慌てて退散。
人形進行:田畠 嘉雄 人形小道具:斎藤 堅 タイトルフィルム:大井 文雄 絵:上野 新司 |
製作:森山 孝治 |
------第533「 陰謀 」------03/9/29(月)放送
ランカー商会では中性子爆弾についての問い合わせが各国から殺到している。
花畑ではしどろもどろがオルガンを鳴らしすぎて壊してしまう。
プリンプリン:「ケーチャップさん、この国のクイーンに会いたいんだけど。」 ケーチャップ:「俺知らね、そんな人いるの?俺知らねぇよ、この国のクイーンなんて。(その時ベルの音) あ、いけね、勉強の時間だ。俺、いずれはこの国の王様になるから帝王学を学んでいるんだ。じゃあね。」 プリンプリン:「帝王学?」(君も帝王学を学び給え)
クイーンの家の前でうなだれるボンボン一行の所へヘンナキブンが来る。「こちらさんも、そちらさんも、どちらさんも、大統領のお屋敷をご存知ですか?」 (ここでまた、ボンボンVSヘンナキブンの掛け合い)。 ヘンナキブンが去った後、モンキーがプリンプリンの手紙を持ってすっ飛んでくる。 手紙『大統領屋敷の場所はモンキーが知っています。何だか変なの。早く来てちょうだい。』(残念ながら手紙の文字は活字である。)
♪美しい国デルーデルを歌うプリンプリン。そこへケーチャップが戻って来た(ラジカセを持っている)。プリンプリン:「もしあなたがこの国の帝王になるのならあなたは誰の子なの?」 ケーチャップ:「言ったろ?スーパゲッチとマカローニの子だよ。 そんな事より、さぁ踊ろっ!俺はディスコが大好きさっ!さぁ踊って踊って踊って!そんなつまらない顔をしないでっ!」(ブリカ殿下の子孫か?^^;) 浮かない顔をしていたプリンプリンも結局音楽に合わせて踊り始める。(この人、相変わらず場に流されやすい^^;) ケーチャップ:「いいぞ、いいぞっ!イエイッ!!」
と、その時カセットが急にラジオに切り替わり、ニュースが始まった。
花のアナウンサー:「久しぶりの出番だなぁ!こぶしも調子良いぞぉ!!突然ですが突然ニュース! 世界一の死の商人、ランカー商会が中性子爆弾を新発売する事になりました!!」
ヘドロ:「新しい新しい中性子!安くてお得な中性子。ランカー商会の中性子爆弾。お湯でもぬるま湯でも使える中性子爆弾。」(洗剤?)
マカローニ大統領夫人:「やはり消しちゃった方が良いようね。」 スーパゲッチ大統領:「しかし殺すと言うのは・・」 マカローニ大統領夫人:「私がやりますわ」 スーパゲッチ大統領:「じゃ、お願いします。」 (なんじゃそりゃ^^;)
------第532「 スーパゲッチとマカローニ 」------03/9/25(木)放送
婦人は口を開いた。「私はデルーデルの大統領夫人マカローニ(松島みのり)、そして私の夫はスーパゲッチ大統領。さぁ、行きましょうプリンプリン。あなたはこの国のクイーンに会いたいのでしょう?」。(要するに警察国家である)名前や目的を知られている事に不思議がるプリンプリン。 マカローニ:「この国の警察はとても優秀なのよ」 わざとらしく咳払いして胸をはる警官(当時全盛期だったフィリピン大統領夫人イメルダを連想させるが時期は少し後らしい)。
迷うプリンプリン:「私友達と一緒に行きたいの」 マカローニはニッコリ笑って「良いわよ、じゃそのお友達の名前を教えて」。横でメモを取る警官。 プリンプリン:「ボンボン、オサゲ」そして「カセイジン」 と言った瞬間、警官が驚いて飛び上がる。 プリンプリン:「そういう名前なんです。」と付け加える。(来たっ!このシーンはわずかに覚えている記憶情報の一つだ!!まさかココだったとは)
一方、カセイジンは”プリンプリンの身に何かが起こる”という予感を感じ続けていた。不安がるボンボンとオサゲ。
のどかにオルガンを楽しんでいるヘンナキブンの所へシドロモドロが報告に来た。ヘンナキブン、むっとしてマシンガンを突きつける。シドロモドロ:「プリンセスが居なくなりました!」
ヘンナキブンはそれを聞いて新装開店ランカー商会へ緊急連絡。驚愕するランカー、取り乱してヘンナキブンに詳細情報を問いただす。
マカローニとプリンプリンを見送った後、48分署の警官は先のボンボンらの名前を書いた紙を、見もせずに丸めてゴミ箱へほうり投げた。・・と、入り口から入ってきたヘンナキブンがそれをキャッチして再び投げ、マシンガンで連射した。蜂の巣になった紙はヘンナキブンが蹴り出したゴミ箱へちょうど落ちた。 「ゼロゼロセブンヘンナキブンだ。」、という名乗りを聞いて警官はゴミ箱から再び紙を拾い上げて確認。 警官:「あんたプリンプリンのお友達ではないのね?」 (詳細に書いたこの一連の演出、かなリ良いぞ!カッコイイ。)
マカローニのオープンカーに乗ってプリンプリン、「♪美しい国デルーデル」を歌う(回想の中に機を織るクイーンの映像。しんみりのシーンだ)。大統領官邸の庭園に降りた二人、その時大統領が向こうからやって来た。お辞儀するマカローニとプリンプリン。
スーパゲッチ大統領(山田俊司):「私はスーパゲッチ大統領であるぞ。」 プリンプリン:『・・・ふ〜ん、あの人がスーパゲッチ大統領なのか。本当だ、マカローニ夫人よりもずっと痩せてるわ・・・』(出た!天然失礼)
マカローニはスーパゲッチに耳を寄せて囁く。「どう?あの子は本当にこの国のプリンセスかも知れない。いっそ、消してしまいましょうかね?」 スーパゲッチ:「け、消す??!殺すと言うのはちょっと・・・」 マカローニ:「シー!今になってプリンセスになんか出てこられては私達の計画が滅茶苦茶になってしまう」
その時、プリンプリンの所へ若者がやって来た。手にポップコーンを持っている(アホの象徴である)。「俺、ケーチャップ(中尾隆聖)。大統領の息子さ。プリンプリン、友達になって貰える?俺、あんたが気に入っちゃったみたい」
プリンプリン、ケーチャップの一方的な言い方に自尊心を少し傷つけられ、「なんだかちょっとずうずうしいみたいだな、この人。」
------第531「 48分署 」------03/9/24(水)放送
警官に逮捕されて交番48分署に連行されたプリンプリン(87分署シリーズの影響か何か?)、ひとり「♪美しい国デルーデル」の歌を口ずさむ。横で熱心に警棒を磨いていた警官はその甘い歌に聞き入って居眠りを始める。プリンプリン、そっと逃げようとするがカギがかかっていて出られない。
「逃げようったって無駄だ!」と、突如警官が起きて背後に立つ(この演出、ドキドキ感が良い)。 プリンプリン:「私はただクイーンに会いたいだけなの!」 警官:「クイーンの居所は秘密だ!」
世界的名探偵マイホームの推理によると「月のひとみ花」の「温室を壊したのは天災ではなく、人災」という事だった。一方でボンボン一行はモンキーの知らせを受けてクイーンの家を探す。家には誰も居なかった。
ヘンナキブンがシドロモドロに言う。「俺はランカー様の命令でプリンプリン一行が観光船で旅を続けている間、ずっとプリンプリンを見張ってたんだ(何と彼、観光船に浮き輪をつなげて追跡;)。 で、俺っちに代わってこれから2〜3日プリンプリンを見張ってな。俺はその間ゆっくりオルガンを奏でてぇんだ。」すっかりオルガンが気に入ったヘンナキブン。
プリンプリン:「ああ、もうイライラしちゃうなぁ、私みたいに悪い事してない人捕まえてどうするつもりなの?」 「シー!」と言葉を遮る警官。その時交番の外に車が止まり、警官はうやうやしく扉を開く。
ギラギラに着飾り太った中年夫人が入ってきてプリンプリンを一瞥した。
------第530「 」------03/9/23(火)放送
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------第529「 」------03/9/22(月)放送
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------第528:「 @総集編 」乗り物オンパレード------03/9/18(木)放送
------------------------------------ @乗り物オンパレード(プリンプリン物語の今まで出てきた乗り物を紹介!) 箱(赤ん坊のプリンプリンが入っていた海上を流れる箱)・黄色いヘリコプター(ランカー商会)・パトカー・黄色い潜水艦(ランカー商会)・複葉機・白馬の海上馬車・鯨・コンコルトン(帆船型飛行船。FFの遥か以前からこのセンス☆)・サイドカー付きバイク(アクタ共和国)・戦車(アクタ共和国)・トランプバス(ジプシー)・りゃまタクシー(バルンバ帝国)・ローラースケート(インコちゃん)・ロケット(バルンバ帝国)・モーターボート・クラシックオープンカー・サーカスのホロ付きトラック(サーカスのペリンペリン一座)・一輪車(サーカス)・モグラべエ・ジェットコースター・ボート・円盤型ジェット機(ネチア)・ゴンドラ(まさに水の都ベネチアである)・モーターボート・イカダ(ケントッキー)・ショベルカー(ケントッキー。西部開拓中)・バルーン・キノコバルーン・地球・ポンポン船(カッタルカへ。ムッシュウエマチは結局うやむやに?)・貨物船(彼は海に投げ出された後、どうなった?)・象(ドオンブリカ。マイヨー)・ホウキ(ドオンブリカの魔女)・円盤(ピテカンドロップオシモサクへ)・ジープ(デルーデルのモイヤー)・観光船(デルーデル) @アル国アル県アルトコ市 ------------------------------------ @バルンバ帝国
プリンプリン一行はモーターボートで海を進み、マンガン王国へ向かう。途中、ロケットの墜落地点でイカダに乗って一人ランカーの命令を守ってロケットを見張っている軍曹を拾う。 @マンガン王国 全体的にトランプ風味で統一されているらしい。ここで花のアナウンサーの解説。「マンガン王国のキングとクイーン、そしてクイーンの弟にして密かにキングの位を狙うジャック、その一人息子、正義感ポーカー。マンガン王国は大騒ぎ。」トランプに興じるボンボン一行。それを一人離れて眺めるモモン婆:「あいつらがやってるのはババ抜きだ。ヒャヒャヒャ」。(良く分からんがただれた印象のキャラだ。 遊園地ではジョンターカー企画、マンガン名物、グルリンコースター完成記念!(ループ式ジェットコースターはこの頃できたのか。)遊早速乗り込むプリンプリン一行。しかしブレーキを付け忘れてグルリンコースターは大きくジャンプして飛翔して行った。(ありえねぇだろ) ------------------------------------ @ネチア @ケントッキー ------------------------------------ @ケントッキー ボンボン一行:「う〜ん、キングドロベロねぇ、何だか胡散臭い男だ。」(名前からして胡散臭い。) その時オサゲが走ってきた。「大変だ、ドロベロが三人いる!その他、ドロバンバも!!」。驚いてプリンプリン一行が行ってみると、そこにはキングドロベロ、ドロベロ首相、ドロベロ司令官、ドロバンバ主席、と、四人の”ドロベロ四人組”がいた。(無茶苦茶である) 彼らはそれぞれ、「ランカー商会からミサイルを買おう!」・「そして戦争を始めよう!」・「ジャンもケンもやっつけろ!」(※「ケンでなくポンであろう。ケンは自分の国である」---恋ヶ窪様情報20030922 )・「ケントッキーをでっかくて強い国にしよう!」と、唱える。 @ドオンブリカ 〜 ピテカンドロップオシモサク 以下、ドオンブリカ編参照。これを見ても分かるように総集編は完全に新しく演じなおしているようだ。 |
------第524:「プリンプリン納涼大会No2&石川ひとみさん」------03/9/10(木)放送
@プログラム
1、花畑---♪私の祖国。(いい映像だ!)
2、船上ひろば----ペリンペリンのサーカス一座(結構キャラが出てくるが、ライオンとペリンペリン以外分からない;一輪車に乗っているプリンプリン似のキャラが気になるが、最初だけしか出てきてくれなかった)
♪プとペ (なんだか分からんが面白すぎ!)
3、ランカー商会
ランカー:「ワシもデルーデルへ行きたい。プリンプリンと一緒に歌って踊りたい。」(今デルーデルに行けたとしても歌って踊るのは無理である。)ヘドロ、カルメンの衣装で登場!「私が歌って踊って差し上げますわ」 ランカー:「オェェ!」
♪ヘドロの歌---(来たっ!!有名な歌なのだが今回の再放送でやっと初登場!!)しかも紅白歌合戦の映像が背景に。
歌い終わると同時にチンタムが花火と間違えて爆弾を打ち上げ、大爆発。(謎の工場爆発の原因もこの辺にあるのだろう・・^^;)
4、船上ひろば---オサゲwithシドロモドロ ♪親父さんの歌
5、船上ひろば---♪プリンプリン音頭
6、花畑---♪新しい世界へ(これまたいい映像だ!)
クイーンがやってくる。プリンプリン:「私達は月のひとみの花が咲くまで一ヶ月間旅をします。一緒に行きませんか?」 クイーン:「私はここで月のひとみの世話をします」
プリンプリン一行、観光船で一ヶ月間の旅に出発!出発前、軍曹、ワニにかまれる。(ワニネタもブランクがあり過ぎのせいで初登場である;)
7、観光船---石川ひとみ姫、登場!!:「楽しい夏休みをお過ごしくださいね!」
(出ましたっ!!!!!!映像が古いせいか、人形との合成にも全く違和感が無い。)
・・・と言う事で当時のプリンプリン物語は夏休みに入った。1981年8月1日〜8月30日。
ラスト、石川ひとみさん、外洋を行くデルーデル観光船に引かれ、ハッピーアドベンチャーを歌いながら手を振って水上スキー!
(・・・・出ました!ここで出ました!再放送前、密かに噂が飛び交っていた伝説の”ひとみさんの水上スキー”の映像!!バストアップの接写もあった。実は僕は若い頃のひとみさんを紅白映像以外で見るのは初めてに近い。こうやって物語の中で見ると時代の隔たりを忘れさせてくれる。感涙!)
@しどろもどろ様の20年前のご記憶(2002/11月-※再放送前):『物語の比較的初期、番組エンディングで、突如何の脈絡もなくひとみさんが水上スキーの”真似”をしている映像が出た事があった。白い衣装で周囲にハリボテの波。膝を折り曲げ・体を左右に揺らすひとみさんがいた。ひとみさんは横向きではなく正面(視聴者の方)に正対するような位置関係だったかなあ?あのときの衣装についての第一感は・・・NHKにしてはなんて思い切った衣装なんだ!、と田舎の中学生は思ってしまうようなものでした(ような?記憶です)。ハルマキさんがキャラクタの処に書かれているように”肌の露出が多い”とまではいかないですが、そんな印象を抱かせるにに近かったかなあ』
------第523:「プリンプリン納涼大会No1」------03/9/10(水)放送
@プログラム
1、船上ひろば--イモノアナウンサーが軽く今までの話のいきさつ説明。(ミニ人形劇。見てる人はプリンプリンとモンキーのみ)
2、船上ひろば--プリンプリン音頭
3、お化け屋敷
出演:キャプテンチック・ラセツの女王・ドオンブリカの魔女・ランカー(そしてプリンプリンに逃げられ、♪純情一路)
プリンプリン:「やだモンキーってば震えてる。」オサゲ:「君はどうなの?」「私は平気よ」・・・と言いつつ一番絶叫して挙句の果てに気絶してしまった。 (そのうち死者が出るぞ、こんなお化け屋敷;)
4、宇宙パビリオン---♪宇宙人の歌、歌うプリンプリン一行のバックにミラーライトとインベーダーゲームの映像。(前回はプラカードだったが。このゲームの全盛時代。)
5、船上ひろば
バルンバのインコ出演。♪バルンバ帝国国歌、初めて流れる。(これかー!!・・・ルンバである)
ここでカセイジンと合流。お約束の熱々ステージ。♪誰にだって取り柄がある
6、彼岸
アクタ共和国の面々、亡霊となってさまよう。ルチ将軍・ヘムラー大佐・ステッラ・兵士二名、♪アクタ共和国国歌。ルチ将軍の声も聞きたかった。真っ赤な空に三日月、運河には精霊流し。(まるで三途の川である。お盆ネタ。)
アクタつながりで軍曹もポツンと一人、♪軍曹のエレジー
大会初夜も終わり、プリンプリンは船上で一人、お母さんの夢を見る。
------第522:「月のひとみの花を待つ」------03/9/9(火)放送
クイーン:「果たしてこれが月のひとみの種なのかどうか、私には分かりません。」(なんでだ?) その言葉にやや気落ちするプリンプリン、しかしモンキーのアイデアで実際に植えてみる事に決定。俄然張り切る。
皆で植えた後、カセイジン:「一ヶ月の辛抱ですよ」 プリンプリン、その長さに驚く:「一ヶ月?!」(つまり夏休みが明けると咲いているという面白い期待の持たせ方だ。) プリンプリンの♪お母さんの歌
一方ランカーは執務室で熱心に植物図鑑を読みふけり、月のひとみを探す。ヘドロ:「月のひとみなんて泥臭い名前。きっと平凡な花なんですわ」 ランカー:「そうだな。プリンプリンに比べたらどんな花だって・・・」 その時チンタムが各国の首脳からのお悔やみの電報を運んできた。ヘドロ、ランカーに仕事をするように促しさっさと植物図鑑を片付けてしまう。 ランカーため息混じりにつぶやく。「役には立つが何かが欠けておる、あの女・・・」
デルーデル観光船を見つけた軍曹&シドロモドロ、「こんな所に船があるなんてっ!この船を模様替えするのが良いんでございますですよ。」と勝手に模様替えを企てる。何とプリンプリン音頭のヤグラを作ったのだ。(国中をプリンプリン音頭で染めて回る。ほとんど宗教団体のような連中である^^;) しかし多人数過ぎて結局不採用。最後は地上で大勢によるプリンプリン音頭となった。
軍曹:「明日は坊ちゃん、皇太子の結婚式だというのにクイーンまで踊っていていいんですかね。」 ボンボン:「どこの国の事言ってるんだよ!」(イギリスの皇太子時事ネタである)
(最近夏のせいか、プリンプリン音頭がやたら演奏されている。しかも人数がどんどん増える。クイーンはいないが計13人。まるで人形操演さんが限界に挑戦しているかのようだ。人形一体に二人は付くという。舞台下は一体どんな事になっているんだろうか・・・。あと途中、気の抜けたような顔の書かれた月が夜空に。)
------第521:「月のひとみ」------03/9/8(月)放送
軍曹、短冊を持って花畑で作詞にいそしむ。『山のあなたの空遠く』(カール・ブッセ作)。
一方マイホームはモイヤーと一緒に風車小屋の近くで釣りをする。マイホームの膝枕でワット博士は昼寝。デルーデル1美しい花をたずねるマイホームにモイヤー:「”月のひとみ”です」。 その時デルーデル観光船が運河をゆったりと横切って行った。
クイーン:「私とあなたが親子なのか、悲しいけど私には分かりません。その謎を解くカギは花です。15年前、私は数少なくなった幻の花”月のひとみ”の種をこっそりあなたの産衣のポケットの中に入れました。」(絶滅危惧種をそんな所に入れるな;)
プリンプリン、ボンボン一行にこれを報告。「15年前の私の産衣を徹底的に調べるため、アルトコ市に帰らなくちゃいけないの。」(おっ、アルトコ市のシーン出るか?と、一瞬期待) カセイジン:「しかしアルトコ市は遠いのですよ。」 オサゲ:「あ〜あ、こんな時ランカーのヘリなら一っ飛びなんだけど。」 プリンプリン:「嫌よそんなの!ランカーの力を借りるなんて!」 (ここでイモのアナウンサーがマブダーシの一件を解説。ヘンナキブンも盗聴。)
工場の惨状を見て嘆くランカー:「ああ、何と言う事だ・・・。」(廃墟となったランカー商会ダマスクセ工場のシーン、どう見ても単にゴミが置いてあるようにしか見えない;) その時ゼロゼロセブンによって『プリンプリンがアルトコ市に帰りたがっている、ポケットの月のひとみの種があるか否かを調べたがっている。』、という報告を受ける。ランカー、横からチャチャを入れるヘドロを吹っ飛ばす。(さすがランカー、ビックリするほど容赦無い;)
早速ランカー、アルトコ市のランカー商会駐在員を使ってプリンプリンの産衣を調査、それをヘンナキブンがTV電話付き携帯レシーバーでプリンプリンへ教えた。 駐在員:「徹底的に調べたが結局種は無かった」(結局ランカーの世話になっている)。
「報告終わり!」とヘンナキブン、水上スキーで三核の傘をさしたまま去って行く。(良い!!)
と、突然モンキーが思い出した。ポシェットの中にプリンプリンの産衣に入っていた種を持っていたのだ!(何だこの取って付けたような急展開の連続は・・・^^;)
------第520:「女王と王女」------03/9/4(木)放送
クイーンの家の前で再会を喜び合うプリンプリン一行と夫婦。と、その時、クイーンが例の王冠をかぶって出てきた。対面するプリンプリンとクイーン。二人は家の中で二人っきりになって語り合う。 クイーン:「Mrランカーにもあなたの事を聞きました。あなたの事をとても心配してましたよ。」 プリンプリン:「向こうはどうでも私の方は真っ平よ!恐ろしい死の商人。手下には殺し屋がいっぱいいるんです。」(
クイーンは話題を変えて身の上話を始める。
『クイーンの夫、キングは15年前プリンセスが生まれた丁度その日に亡くなった。喜びと悲しみとでクイーンは打ちのめされた。その時、追い討ちをかけるように国内第一の実力者・マブダーシ(緒方賢一)が生まれたプリンセスを取り上げ、川へ流す事を決定した。キングが亡くなったのはこの子の祟りだ!この子を川へ流して生死を天運にゆだねる。祟りが洗い流されればこの子は生きて帰るがそうでなければ命は無い!』
その間、ボンボン一行も夫婦にこの事を聞く。(その間、ワット博士がモイヤーの帽子を持ち遊ぶ。)
ヘリの中でチンタムに工場の惨状を聞き唸り声を上げるランカー。そこへヘドロ:「言いたくありませんけどバチが当たったんですよランカー様。お若い頃から不眠不休で働いて今日の地位を築いたというのにプリンプリンに会ってからというもの、仕事は二の次三の次。」 ランカー:「プリンプリンは男の夢、見果てぬロマン」 ヘドロ:「気持ちを引き締めてお金儲けしてくださいましな!プリンプリンを追いかけたってお金にはならないんですからね!!」(所帯じみた話である)
クイーンは言った。「こうして私は城を捨て、ココでひっそり暮らしているのです。・・・花です。あなたの出生を解くカギは花です!」 (最後にプリンプリン音頭でエンディングのスタッフロール)
人形進行:田畠 嘉雄 人形小道具:斎藤 堅 タイトルフィルム:大井 文雄 絵:上野 新司 ペーパークラフト:野田 亜人 |
製作:森山 孝治 |
------第519:「デルーデルの女王」------03/9/3(水)放送
ランカーがクイーンの話を聞き終わってうなった。「クイーンよ、あなたの話を聞いてワシは確信を得た。」ヘドロ:「確信?」 ランカー:「つまりはっきり分かったと言う事だ」 ヘドロ:「突然難しい言葉使わないでくださいましな」 (面倒臭い言い回しをしてでもこういう言葉を使用する、この姿勢がこの物語の良い所なのである。)
ランカー:「もう間違い無い!クイーンよ、あなたはプリンプリンの母親だ。おっかさんっ!」とすがり付くランカー。(相変わらずミラクルワールドである。どっちが年上か怪しいものだ。) 「あなたのために世界中のリゾートに宮殿を建ててあげよう、世界お金持ちクラブの会員にもしてあげよう、こんな貧乏はやめて贅沢に暮らすのだ!世界でもっとも優秀な日本製自動車も買ってあげよう。」(ランカー、意外に親孝行である)
外ではこっそりヘリを調べるマイホーム。操縦の仕方を夫婦で研究し、ヘリで飛び去ろうと言うのだ。と、その時、TV電話にチンタムから入電。チンタム、ボロボロである。その知らせを受けてヘドロ、すぐに応対。チンタム:「ダマスクセランカー商会の工場で原因不明の爆発事故発生。ミサイル工場も戦車製造工場も核弾頭工場も滅茶苦茶です!!」 (すごい事になっている;) ランカー、無念の思いでダマスクセへ引き返す。
夫婦、ランカーに置き去りにされてまた憤慨。クイーンはランカーにプリンプリンの存在を聞き、夫婦にも尋ねる。と、そこに「心配したって♪」の歌が聞こえてきた。プリンプリン一行が到着したのである。夫婦との再開を喜ぶプリンプリン一行。
と、その時、クイーンが例の王冠をかぶって出てきた。
------第518:「とクイーンの冠」------03/9/2(火)放送
広場ではオルガンを弾くモイヤーに「ここはプリンプリン講習会の会場だ」と、軍曹がケチを付ける。一瞥するだけで無視して引き続けるモイヤー(明らかに営業妨害は軍曹の方である)。
そこへプリンプリンが駆けてくる。「モイヤー!あなたこの国の人よね?クイーンの居場所を教えてっ!!私のお母さんかもしれないのっ!」 難しそうな顔をするモイヤー:「僕も誰もクイーンの居所を知らないんだ。でもお袋なら知ってるかもしれない!ちょっと待ってて。」
やがてモイヤーがジープで戻ってきた。プリンプリンの居場所が分かったのである。一行はジープでそこへ向かう。
軍曹一行はプリンプリン音頭の普及のため、荷車で町を回る。シドロモドロ:「前にもケントッキーでこんな事やったよな。(ここでケントッキーの歌♪)」
ランカーら4人はヘリコプターに乗って一路クイーンの家へ向かう。ランカーの決定で定員は4名である。行けども行けども花畑。 マイホーム:「クイーンはこの花畑の外れの小さな家に住んどるんじゃ」 不思議がるランカー。ヘリはクイーンの家のそばに着陸した。ランカーとヘドロは戸口に立つが、マイホームは怒って外で待つ。「ええか、ワットさん、黄金バットとクイーンの冠の事はランカーには秘密やで。」
ここでイモのアナウンサーが二週間前の出来事を解説。
”ワットさんは黄金バットを追いかけてクイーンの家に不法侵入、そこで時価数億円のクイーンの冠の箱を勝手に開く。(明らかに見かけは窃盗である) そこで夫婦はクイーンに遭遇、彼女が娘と15年前に生き別れた事を知る。 マイホームはクイーンにそんな大切な冠はちゃんとしまっておかないとあかんで」と忠告(突然家に入ってきた男に言われる筋合いも無い^^;)。
ランカー&ヘドロはクイーンの質素な家を訪問。黙々と機を織り続けるクイーン。
ヘドロ:「その生き別れたプリンセスはプリンプリンの事なんでしょうかねぇ、ランカー様」。 ランカー:「待て、結論を急ぐな。」 ヘドロ:「もしそうだとするとこの人はプリンプリンの母親って事になりますね」 ランカー:「結論を急ぐなと言っておるのだ!」 ヘドロ:「なのになんて貧乏な暮らしなんでしょう!」 ランカー:「うるさいっ!静かにしろっ!」(いつもながらこの二人のやり取り、妙に面白い)
------第517:「夫婦行方不明事件&ボンボンVSヘンナキブン」------03/9/1(月)放送
RDD(ラジオデルーデル)でDJの妹のアナウンサー、今日の番組プログラム
緊急生放送ニュース:「シャーレッケマイホームとワット夫婦が行方不明になりました!」。そしてCM:「三角の傘、これさえあれば怖くない。さぁみんなで三角の傘の下に入りましょう!!」そして続いてボンボンの歌:「今こそ」(ラジオでなく実際に歌って欲しい!)
ホテルの一室に夫婦を迎え入れるランカー。「早速だがプリンプリンの祖国を教えてもらいたい。誰よりも誰よりもプリンプリンを愛するわしの口から教えてやりたいのだ、ヘッヘッヘ」(気持ちの悪いことを言って一人で照れるランカー) マイホーム:「それじゃまぁ教えてあげるかな、この国、デルーデルじゃ!」 こぶしを振り上げてランカー:「その理由は何だ?さぁ言えっ!」 マイホーム:この国のクイーンに聞いたんじゃ」 ランカーは夫婦に強引にクイーンの居場所へ案内しろと迫る。「強引な男やのう!」憤慨するマイホーム。
夫婦の行方を案じるプリンプリン一行。その時カセイジンに予感ではなく直感がひらめく。「そうだ!ランカーに連れ去られたに違いありません!」(・・と、このように予感と直感を使い分ければややこしい辻褄の省略が可能である^^;) 憤慨するオサゲとボンボン:「ちくしょー!ランカーの奴・・・」(いやいや、証拠は?)
広場で娘たちにプリンプリン音頭の講習会を開く軍曹トリオ。そこへプリンプリン一行が通りかかる。そして一行は夫婦の行方を探してホテルへ向かった。
ホテルではゼロゼロセブンヘンナキブンがRDDのリクエスト曲『世界お金持ちクラブの歌』にあわせて提灯ダンスをしていたが、すぐに提灯を破り捨てた。「フン、俺の趣味にあわねぇなこんな歌は!」(プリンプリン音頭の方がお気に入りのようである)
そこへ踏み込んできたプリンプリン一行、ボンボンがヘンナキブンに食って掛かる。
ボンボン:「やいこらっ!」
ヘンナキブン:「なんでぇ!?」
ボンボン:「正直に言えよっ!、ランカーの行き先だよ!、それからマイホームさんとワットさんもよ!」
ヘンナキブン:「それがどうした?」
ボンボン:「いなくなったんだよっ!」
ヘンナキブン:「当たり前だ」
ボンボン:「何ぃ?!」
ヘンナキブン:「当たり前だと言ったのよ」
カセイジン:「待ってください、あなた方二人で話をしていると聞いている方が混乱してしまいます。」
(と内輪なツッコミを入れるカセイジン。神谷明さんの熱演である。)
ヘンナキブン:「ランカー様とヘドロの姉御とシャーレッケの探偵さんとワット博士はプリンセスのおっかさんの所へ行ったんでござんすよ」。「ええっ!」驚愕するプリンプリン。ヘンナキブン:「祖国が分かっておめでとうございます」
プリンプリン、それを聞くや否や、何も言わず駆け出した。
------第516:「」------03/8/28(木)放送
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------第515:「」------03/8/27(水)放送
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------第514:「核爆弾大捜索」------03/8/26(火)放送
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------第513:「三”核”の傘と核爆弾投下!」------03/8/25(月)放送
モイヤーの楽器に興味津々のプリンプリン。モイヤー:「これは手回しのオルガンなんだ。そうだプリンプリン、僕のウチへおいでよ」。プリンプリンがオルガンを演奏し、モイヤーがそれを押しながら家路につく事にした。(他の仲間はどうした?)(つかみに何か珍しい芸能が出てくる辺りはカッタルカ編を彷彿とさせる。)
場面は夕暮れの一面の花畑。その中をオルガンを運ぶモイヤーとそれを演奏するモンキー、後を付いていくプリンプリンが歩く。(プリンプリン、すでに飽きたのか?)シドロモドロがその花畑の別の場所で昼寝している。シドロモドロ「この花畑は天国かもしれねぇ」「死ぬのは嫌だ−」
軍曹も別の一角で一人ぼっち「あ〜寂しいなぁ。」(ここで「軍曹のエレジー」)。(キタ!初登場)。それを聞いてモドロ:「何か歌が聞こえるぞ」 モドロ:「歌と言えないんじゃないですか?」
核兵器の紛失に慌てるチンタム。「あのスイカは新型核爆弾です。あんまり強い衝撃を与えるともしかしたら・・・」 ランカー:「あれが爆発したら小さな国の一つぐらいは吹っ飛んでしまう。」 ヘドロがネチアーナ伯爵夫人の円盤へ通信を試みるがネチアーナはうるさがってスイッチを切ってしまう。流暢なフランス後でドゴール空港に連絡するヘドロ。(さすがだ!)ランカー:「あ〜もしあの爆弾がプリンプリンの所で爆発でもしたら〜」頭を抱える。
モイヤーの家に着いたプリンプリン一行。モイヤーはデルーデルの説明をする。「この国は花や球根、種を輸出しているんだ。豊かだったけど最近は傘を買わなければならなくなったからなぁ。」といっておもむろに傘を取り出す。「ちょっと変わってるんだ。」傘を開くと三角形だった。そこにくっきりと「ランカー商会」の文字。プリンプリン:「どんな時に使うの?」 モイヤー:「三”核”の傘。戦争になった時これを被っていると死の灰を避けられるんだ。」(んなアホな;) 。
パリを目指す円盤はデルーデル上空に差しかかった。ネチアーナ伯爵夫人:「さぁ、スイカを食べましょう。」 ネチアンが出刃包丁を突き立てるが何度やっても切れない。(冷や冷やである;) その時円盤が大きく揺れ、スイカ爆弾が転がり伯爵夫人や機内のあちこちにぶつかった。(;;) 伯爵夫人:「こんなもの捨てておしまい、邪魔だから!」。
新型核爆弾はデルーデル上空で円盤から投下された!!。(うっ!ここで引きか!
-----------第512:「デルーデル」-----------03/8/14(木)放送
プリンプリンとモンキーが迷い込んだのはオランダ風のおとぎ話のようなのどかな町だった。女の子二人がベンチに腰掛けて手芸の手引書を見ながら仲良く刺繍をしている。
プリンプリン:「あのぉ・・ここはどこなんですか?地球なんですか?」 女の子達:「あれぇ?あなた誰?この辺じゃ見ない顔ね。変なカッコウしてる。カンムリなんかかぶっちゃって!(そ、それは言ってはいけない!;) ・・・この子どうかしてるんじゃない?むこう行こう!」と、立ち去ってしまう女の子達。 プリンプリン:「・・・私ってそんなに変かなぁ・・・あ、そうか、”ここは地球なの?”なんて聞いたからね。」(果たしてそれだけが理由か?)
一方ダマスクセ。煙管をふかしながらヘドロ:「あ〜らとんでもないのがやって来た」。と言いながらネチアーナ伯爵夫人の応対に出る。(煙管をふかすヘドロ、まさしく花魁である。)ネチアーナ伯爵夫人は今度パリで開かれる世界お金持ちクラブの総会に誘うためにやって来たのだ。「ランカー様はプリンプリンの事ばかりで仕事に身が入らなくて困ってますの。」雑談に花を咲かせるヘドロとネチアーナ伯爵夫人。(井戸端会議な会話風景は所帯じみていて何だかリアルだ;。)
「あの歌を歌いましょう!」と、ここで世界お金持ちクラブの歌!(出た−!しかしさすが、お見事な歌いっぷりだ。)
「わしは総会になど出る気分ではない。工場を一回りしてこよう。あばよ、伯爵夫人。」退出するランカー。「ホホホッ・・・何さっ!わざわざ寄ってやったっていうのにケンもホロロ!」とふて腐れる伯爵夫人。
と、ネチアンがそこに置き去りにされた木箱に目をやる。「あけてみましょう!」と伯爵夫人は無遠慮に木箱をあけると中から大きなスイカが出てきた。「お土産に持って帰って円盤内で食べましょう!」(何の土産だ?)
プリンプリンの前に音楽屋台を奏でる男の子がやって来た。音楽に合わせて屋台の中で小鳥がピョコピョコ動いている。「素敵!」プリンプリン、それに引かれて寄っていく。男の名前はモイヤー(三ツ矢雄二)だった。(やけに爽やかな話し方だ。タッチ、さすがの猿飛の主人公である。)自己紹介するプリンプリン。「私、友達を探してるの。警察に聞いてみようかな?」 モイヤー:「それはどうかなぁ。この国の警察はすごく威張ってるんだ。」
プリンプリン:「あ、そうだ、この国の名は何て言うの?」 モイヤー:「デルーデル。」
木箱紛失に気付いて慌てふためくチンタム。
-----------第511:「ネチアーナ登場&大気圏突入」-----------03/8/5(水)放送
オフィスで昼寝するランカー。そこへチンタムが木箱を抱えてやってくる。「ランカー様、新しい核兵器の見本が出来ましたよ。」しかしランカーは夢の中で真っ白の花婿衣装を着てプリンプリンと戯れる。「早く帰っておいで、宇宙の果てから・・・」。チンタム、その木箱を置いて立ち去る。
プリンプリン一行はオシモサクからの誘導電波に乗って地球へと期間の途についていた。と、突如円盤が揺れ、上下さかさま無重力状態になる。慌てる皆に、カセイジン:「ここは宇宙空間ですからどっちが上でどっちが下でも良いのです。」(このリアクションをなぜ最初の初めて宇宙空間に出た時に入れないんで?)
プリンプリンらはオシモサクからの対処法指示で無重力状態を修正するが、ランカーもこれを傍受し、プリンプリンの帰還を知って大喜び。「ヘドロよ!大歓迎パーテーのしたくをしろ。近くロンドンで行われるという結婚パーティーよりも(時事ネタ。英国皇太子&ダイアナ)盛大な物を開くのだ!!プリンプリンがわしの胸に帰ってくるのだ!」ここで再びピテカンドロップオシモサクの歌(チンタムのマタタビ踊り)。(正真正銘の最後のオシモサク歌か?)
その時ゼロゼロセブンヘンナキブンより入電。「円盤がダマスクセ空港に着陸しました!」ランカー、大急ぎで空港に飛んでいく。「花火を上げろッ!祝砲を撃て!歓迎のファンファーレだ!」
が、花束を持って迎えるランカーの前に円盤から降りてきたのはネチアーナ伯爵夫人と息子のネチアンだった!(出た−!伝説だった二人組み。)「ホッホッホ、お出迎えありがとう!Mrランカー!」激怒するランカー。
プリンプリン一行の円盤はまもなく大気圏に突入した。
しかし気が付くとプリンプリンとモンキーの二人っきり、霧深い森の中に立っていた。その時、向こうに街が現れた。(いや、この展開は何か中間過程が抜けている;。)
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