デルーデル編03
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一面のチューリップ畑、美しい牧歌的な光景である。デルーデルはオランダをモデルにしているようだ。
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※)題名は管理者が勝手に付けたものです。
------第576 「猿尽くし&出国」------03/12/11(木)放送
巨大なゴリラ型飛行船を見てランカーは腰を抜かしてぶっ倒れた。巨大なゴリラ型飛行船に乗っていたのはモンキーだった。息を吹き返したランカーにモンキーとモンキッキが襲い掛かる。ランカー、再度気絶。
ボンボンとペリンペリンコンビ、プリンプリンの所へ走る(このコンビも続ければ面白くなったかもしれない)。その脇をランカーを搬送するための救急車が追い越して行った。
プリンプリン:「さぁみんな、モンキーが超能力でどこかから持ってきたこのゴリラ型飛行船に乗りましょう!」(どこから持ってきたんだ?) モンキッキとモンキー別れを惜しむ。
ペリンペリン:「モンキッキ、モンキーは飛行船でどこか遠い所へ行くんだから、もう追いかけてもダメなのよ…」
飛行船は青空高く飛びたった。
------第575 「ランカー襲来」------03/12/10(水)放送
タンガラトントンへ向かうため、モイヤーにジープを頼むプリンプリン一行。しかし総勢10人の大所帯で、とても全員乗る事はできない。(考えれば事前に分かる)。ボンボン:「ギュウギュウ詰めにすれば乗れるかも」 そこへ白ポリ:「只今交通安全運動実施中!」とアナウンスしつつ通り過ぎる。
ボンボン:「放火したシドロモドロは降りろ。」 ワット:「軍曹もスーパゲッチに雇われていたんでしょ?」 とこの三人組を切りにかかる。 軍曹:「し、しかし私も生活の問題がありましてねぇ…」(ところで他の連中は何で生計を立てているんだ?)。この時、プリンプリン、モンキーがいない事に気付く。オサゲ:「きっと乗り物を探しに行ったんだ。今までだってプリンプリンのために超能力を発揮したんだから。」(こんなツジツマあわせなら別に無くても良い^^;)
一方、モンキーに会いたくてサーカスを抜け出したモンキッキはモンキーを探す。それを見かけたヘンナキブン、モンキーと間違えて網で生け捕りにする。これを喜んだランカー:「でかしたぞ!しかし間違っても殺してはいかん。祟りがある。しばらくそうして押さえていろ!今こそチャンス、わしはプリンプリンの所へ行く!!」プリンプリンの所へ意気揚揚と向かうランカー。ボンボンはペリンペリンの所へモンキーを探しに行っており、プリンプリン、オサゲ、カセイジン、マイホーム&ワットのみである。(対ランカーに向けて最弱の布陣である。)
プリンプリンの所へやってくるランカー。オサゲ:「来たッ!」、見るとデルーデル観光船である。プリンプリン、モンキーがいる事を期待して必死に呼ぶが、ただの定期便だった。(カマセとしては面白い!) 迫るランカー:「私と一緒に行こうではないか、プリンプリン」、逃げ惑うプリンプリン…が、ふと空を見上げる。続いて皆一斉に空を仰ぐ。
ランカーも見上げて驚愕した。なんとそこには巨大なゴリラ型飛行船だった!。
------第574 「別れ」------03/12/9(火)放送
冒頭で♪モンキーとモンキッキの歌。花畑でクイーンとプリンプリン。ケーチャップの訃報を聞いて落ち込む一同。プリンプリン:「悪い人じゃなかったわ…」。
ランカー:「ヘドロよ、わしはこの国に愛想が尽きたぞ。せっかく経済援助をしているのにグズグズしおって…せっかく出来た工場もジャック草であの通り、大統領に反対する勢力はどんどん人数を増やしておる。オマケに今度はおまえがいさかいの種を蒔いた。この際いっそ引き揚げようかと思っておる。…しかし問題が一つ、プリンプリンをどうするか、だ。」と、プリンプリンの写真を抱くランカー。(変態〜)
ところがそこでアル中TVの「突然ですが突然ニュース!」。”ケーチャップの死は誤報であり、プリンプリンは次の目的地、タンガラトントンへ向かう”と知らされる。
花畑でプリンプリンとクイーン。クイーン:「もしあなたの祖国が見付からなかったら、いつでもここへ戻っていらっしゃい、プリンプリン。」 プリンプリン:「ええ。それにここがあなたの祖国で無いと決まった訳ではないのですから。」(…本当はココなのかもしれない。…ともあれ、プリンプリンも帰るべき場所は出来た訳だ)
日が西へ傾き、花畑に一人たたずむプリンプリンの所へケーチャップがやって来た。
プリンプリン:「ケーチャップ!!良かった。あなた死んだって聞いてたのよ…」
ケーチャップ:「今、良かったって言った?」嬉しそうなケーチャップ、その後力無く、「旅に…出るんだって?俺…寂しいぜ。」
プリンプリン:「誰とでもすぐ仲良くなるくせに…。」
ケーチャップ:「でも、本当に好きになったのは君だけさ。」
プリンプリン:「ダメよまた、婚約!、何てこと言い出したりしちゃ…」
ケーチャップ「今度またいつか会った時には俺、もっと大人になってる。俺、もっといろいろ考えなくちゃいけないらしいや。こんな風に思うのも君に会ったせいかもな。」
プリンプリン:「…綺麗よ、ねぇ、ほら、夕焼け。」
ケーチャップ:「プリンプリン…」
プリンプリン:「さようなら、元気でね、ケーチャップ。」
立ち去るプリンプリン。一人たたずむケーチャップ。
(細部に渡りとても良いシーンだ。このコンビは何気に好きだったのでしんみりな気分である。)
------第573 「ケーチャップ射殺事件」------03/12/8(月)放送
冒頭で♪モンキーとモンキッキの歌。(モンキー唯一の持ち歌か?)。仲良く遊ぶ二匹(♂♀)。
ランカーとシャーレッケマイホーム、ランカー別荘でチェスに興じている(物語中、時々彼らはチェスを打つ。恐らく三度目か?)。マイホームにデルメンデルメン教授の工場建設反対運動の事を聞いて激怒するランカー。デルメンデルメン教授はDJイモノアナウンサーのラジオデルーデルに出演し、反対キャンペーンを繰り広げる。
大統領官邸ではそれを聞いたマカローニ夫人、ラジカセを切ろうとするが何故か切れない。癇癪を起こしたマカローニ、ラジオを壁に投げつける。と、偶然入ってきたヘドロに命中してしまった。怒ったヘドロとラジカセの投げ遭いになり、そこから女二人の掴み合いの大喧嘩が始まる。テーブルの下で成す術も無く様子を見守るスーパゲッチ大統領とケーチャップ。
頭にきたヘドロ、「ここらで決着つけようじゃないか。覚悟しなっ!マカローニ!」と、ピストルを取り出してマカローニ夫人に突き付けた。「ビバー!!」ケーチャップ、必死にヘドロに飛び掛る。その弾みにピストルが暴発し、ケーチャップは倒れる。
ヘドロ:「い、いきなり飛び掛ったりするからさ。言っとくけどあたしに責任は無いよ!」動揺しながら逃げるように立ち去る(やはり真理ヨシコさんの演技はうまい)。
ケチャップの体に取りすがり、「イエーイイエーイイエーイ」と、泣き崩れるマカローニ(泣き声変だ!)。その時、「イエーイ!!」と飛び起きるケーチャップ。「ああでもしないとママが殺されちゃうからね。」(ケーチャップにしてはカッコ良い)。
ランカーの別荘に血相を変えて飛び込んでくるヘドロ:「あたし、殺っちゃいましたわ、ランカー様、ケーチャップをこの手で…」。驚くマイホームとランカー。ランカーは報復に備え、ダマスクセのヘンナキブンに緊急連絡。ミサイル照準を大統領官邸にセットさせる。ヘンナキブン:「ミサイルなんて久しぶりだ」ウキウキモードのヘンナキブン。
おお慌てプリンプリン一行に事の次第を知らせに来るマイホーム。
------第572 「二匹のモンキー」------03/12/4(木)放送
賑やかな音楽と共にデルーデルの街にペリンペリンサーカス一座がやってきた。「イェーイ!ビバビバビバビバ!別嬪さん!」と、美しいペリンペリンを見つけて大喜びのケーチャップ。また例の音楽を流して踊りまくって大騒ぎ(相変わらず面白いキャラである)。ボンボン、それにまた憤る:「俺のパンチで死ぬ程ゾクゾクビリビリさせてやるぜ!」。皆になだめられる。(同類同士はいつでも仲が悪い)
ランカーとヘドロ、♪ペとプの歌。賑やか好きのヘドロ、さっさとサーカスへ向かう。
花畑でプリンプリン一行。そこへピエロが一輪車でペリンペリンの手紙を運んでくる。『是非お見せしたいものがあるからサーカスのテントまで来てください』という内容だ。プリンプリン:「私、行くわ!」 一行はサーカスのテントへ向かう。「♪心配したって」
街角でマイホーム夫婦、膝まくらで昼寝。
ワット:「ワタクシ心配よ。このデルーデルに来てずいぶん月日がたったわ。一生懸命調べたけれどここがプリンプリンちゃんの祖国かどうかはっきりしない。このままココで年老いてしまったらどうなるの・・・」 マイホーム:「心配したかって始まらんわい。今に話は急展開、ガラッと物語は大変わりするに違いないと小生は思っとるだー。いつもそうやったやないかい。」(石山先生、伏線が延び気味のデルーデル編に少し辛いものを感じていたのだろう^^;)
サーカスのテントでペリンペリンはプリンプリンに赤い箱を見せる。「見せたいものはこの中よ。ワン・ツー・スリー!」 箱が開くと中から一匹のサルが出てきた。モンキーと瓜二つだ。プリンプリン:「やだぁ〜、何かと思ったらモンキーじゃない。ペリンペリンお得意の奇術ね?」。その時本物のモンキーが後ろから来る。プリンプリン:「そんな〜!私の頭がおかしくなっちゃったのかしら?ああ・・・」と、ショックで気を失う。
ワット博士登場。二匹を調べて結論を出す。「出たよ出たよ結論が!!モンキーにそっくりなこのサルは・・・」と、本物のモンキーの方を指差す(世界的動物学者、全くダメである)。ペリンペリン:「違うわよ。モンキーにそっくりなのはこっち。目印にリボンをつけてあるでしょ?。モンキッキ(堀絢子)っていうの(モンチッチじゃねーの?(・・;))」。 (※両者の違い、強いて言うならモンキーの方が旅の歳月のせいでやや禿げている。しかしこの点は目をつぶろう・・・。)
ワット:「結論が出たよ!このモンキッキはタンガラトントン猿よ!!」 プリンプリン:「行ってみたいなぁ、遥かな北の島、タンガラトントンへ!!」(物語初期にオサラムームー猿かタンガラトントン猿と言う事は述べられている)
エンディングはサーカスパフォーマンス。
------第571 「放火」------03/12/3(水)放送
日が暮れて、研究所ではボンボン一行、ジャック草培養作業に精を出す。「放っておくとどんどん伸びるジャック草も、冷蔵庫の中では全然伸びない。その代わり種が取れる!」(一応理にかなってはいる)。と、そこに慌ててプリンプリンが入ってくる。「みんな!大変よっ!!」 研究所の一角から出火し、煙が起ち込めている。大急ぎでバケツ消火するボンボンとオサゲ、モイヤーは119をダイヤルするが電話線が切られていた。 表の電柱からペンチを持って落ちてくるシドロを見かけてプリンプリン:「あっ!あなた、シドロモドロのシドロじゃない!?」(”シドロモドロの”彼らに永遠に付きまとう冠詞)。
カセイジン、消火器を運んできて作動させる。…が、消化液が抜かれていた。カセイジン:「あれ、もうおしまい?」「きっとそうですねぇ」と、そこへモドロがやってくる。 モドロ:「カセイジン、こんな所で何してるんですか?」 カセイジン:「火を消しているんです。君は?」 モドロ:「火を点けてるんですよ。」 カセイジン:「あ、そうですか……え?!」 モドロの背負った火炎放射器(ランカー商会製)から炎が噴出す。(この場面面白い。赤い布に光と影のコントラストつけて炎を演出。中々効果的だ。)。
泣きじゃくるデルメンデルメン教授。「ワ〜〜私の長年の研究資料が台無しじゃ〜ハークション!」
プリンプリン一行、状況を付き合せてランカーに命じられたシドロモドロの仕業と結論。
ランカーとヘドロ、火事を眺めて大喜び。「胸がスーっとしたわい」
翌朝、ランカーとヘドロは黄色&水色の模様のマントを羽織ってサイドカーに乗って官邸へ。途中シドロモドロに会うが「ごくろうさん」の一言で走り去る。シドロモドロ「ご褒美は〜!!」
官邸で勲章授与式…でなく贈呈式。ランカーにうやうやしく勲章を差し上げる大統領と夫人。(相変わらず惨めな国家元首達である) マカローニ:「悪い学者、デルメンデルメンに与えるよりもランカー様とマドモアゼルヘドロに勲章を差し上げます」。
ヘドロ:「何て貧弱な勲章なんだろう。自慢じゃないけど、私は勲章だったらこの通り」と、ランカーとヘドロ、マントを広げると鈴なりの勲章が。(二人の権威主義を見事に表現している)
完全に焼け落ちた研究所の跡にたたずむプリンプリン:「あ〜あ、ひどいなぁ、せっかくのジャック草の種と冷蔵庫が滅茶苦茶ね・・・」(いや、そこじゃねーだろ?;)。
そこへ怒り狂うデルメンデルメン教授:「私は今まで研究だけを考えて生きてきた。王様がどうしようと、大統領が何をしようと、外国人のMrランカーがこの国をどうしようと私には関係無い事だと思っていた。だが!!、こんな目に遭わされてやっと気が付いた!!私はデルーデルの花畑を守る運動の先頭に立つのだぁー!!」(いろんな意味でメッセージ性が強い台詞である)
------第570 「デルーデルーンカ勲章」------03/12/2(火)放送
爽やかな唄を歌いつつ散歩するプリンプリン。町の娘達が次々花束をくれる(いい絵だ)。そこへクシャミをしながら礼装のデルメンデルメン教授とフラワーがやってくる。デルメンデルメン教授は優れた植物学、特に世界一の花の研究が認められて『デルーデルーンカ勲章』(?^^;)を授与される事になり、大統領官邸に出掛けていくのだ。
軍曹の司会でデルーデルーンカ勲章授与式が始まった。
と、それを聞きつけたランカーは激怒。「スーパゲッチとマカローニの頭はどうかしているのではないか?デルメンデルメン教授は忌々しいジャック草や珍パンジーを作りだした男ではないか!」、ヘドロに官邸へ電話させる。
今まさに勲章を渡そうとしていたスーパゲッチだが、その報告を受けて急遽中止。ズッコケるデルメンデルメン教授。その後、何も言わずにスゴスゴ帰る。
一方、デルメンデルメン教授の研究所ではモイヤーとボンボン一行、プリンプリンがジャック草の種の培養作業に取り掛かっていた。花のアナウンサーのTV園芸講座『今日の園芸』によるとジャック草は冷蔵庫があれば大量に増やす事が出きるというのだ。
研究室ではうなだれるデルメンデルメン教授とフラワー。「バッカにしておる!!」怒りをぶちまける二人。デルメンデルメン教授:「勲章など要らない!!私の作った楽しい花こそが私の勲章なのだ!!」(名台詞だ)。
ランカー:「このままにしては置かぬ。デルメンデルメン教授は島流しだ!」 ヘドロはシドロモドロを呼びつけて何やら命令する。
------第569 「ジャック草スペシャル」------03/12/1(月)放送
「僕は今夜やる!」モイヤーはジャック草スペシャルの種をある所に植える事を宣言。それを聞いてプリンプリン一行、大喜び。
夜になり、モイヤーはデルーデル市街地を進む。その時けたたましい笛の音が鳴り響き警官がモイヤーの所へやってくる。「怪しい男を見なかったか?Mrランカーの別荘をうろついていた挙動不審の若い男!」(目の前の男がその条件にピッタリである)
一方、ランカーの別荘ではランカーが就寝しようとベッドに就いていた。レジを鳴らしながらチンタムが入ってくる。「え〜ランカー様、ランカー商会今日の売上!」157700ドルと表示。ランカー:「まだまだ少ない!」(日本円に直すと1日数千万円の売上である。…なんかどちらにもツッコミにくい微妙な額だ)。
ランカー、寝る前に別途脇のボタンで窓にプリンプリンの写真を投射し、例の猫なで声で「オヤスミ、プリンプリン。」(流石だ)。
と、1Fのシドロモドロの寝室の床下を突き破り、ジャック草スペシャルの芽が出てきた。シドロモドロ大騒ぎ。ジャック草スペシャルは更に天井を突き破りランカーのベッドを空高く押し上げてしまった。
朝、カラスの声で目が醒めたランカー、状況に気付き叫び声を上げる。これを見てプリンプリン一行、大喜び。カセイジン:「あんな目に遭わされたらランカーも逃げ出して行くでしょう」。
花のアナウンサー、背中にプロペラエンジンを背負ってランカーの所へインタビューに来る。
ランカー:「プリンプリン物語は荒唐無稽な話だがおとぎ話ではないはずだ!」(一応自覚しておられた…)。
カラスがまたからかいに来る。ランカー、怒って追い払おうとしているうちに下へまっ逆さま。
ここでエンディング。
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