ドオンブリカ編02 (再放送日時 2003/5/6/〜6/17)
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※)題名は管理者が勝手に付けたものです。
-----------第458回:「不思議の国」-----------03/5/6(火)放送
葉っぱの衣装を着た仙人が止めるのも聞かず、時間の霧の奥深くドオンブリカ目指して入っていったのは、『プリンプリン、モンキー、ボンボン、カセイジン、オサゲ、ムッシュウエマチ、マイヨー、シドロ、モドロ、軍曹、と、ランカー、ヘドロ、そして花のアナウンサー』の12人と1匹である。「ドオンブリカに行く事はタイムマシーンに乗る事と同じ」であり、花のアナウンサーは先祖に遭遇する。(このシーン、かなり面白い。)
気が付くと、プリンプリンは一人、壁にモナリザの掛かった部屋に倒れていた。そして隣の歯車の回る研究室らしき部屋にはヘドロが。急いで隠れるプリンプリンだが、「おっと隠れても無駄だよ」と、入ってくる。(プリンプリンとヘドロ、二人っきりのシーンはちょっと珍しい) 一方ランカーは誰も居ない西欧中世風の街中をさまようが、不意に兵士らに取り囲まれ、あっさり捕まる。(どこら辺が”怪人”なんだ?)-----------第459回:「ドオン殿下」-----------03/5/7(水)放送
プリンプリンの手を引き、逃げる男は名前は「ドオン殿下」(屋良有作)。 プリンプリン:「待って、聞きたい事があるの。一つだけ。」 ドオン:「分かってるって、僕の名前を聞きたいんだな?」 「ううん、違うの。私が聞きたいのは・・。」(相変わらず無垢な無礼をかますプリンプリン) そこへ空からレオナルド・ド・ビンチ先生(増山江威子)、飛来。「私は飛びたい、鳥のように空を!」(また飛んでるキャラが出てきた^^;)。 ドオン殿下はプリンプリンを完全に「魔女」と思いこみ、彼女の安全のために”悪い魔女では無い証明書”を取りに出て行った。
地球を”悪魔の星”と呼ぶ理由をプリンプリンはドビンチにたずねる。と、そこへ花の吟遊詩人、登場。そこで画面切り替わり、本家、花のアナウンサーがパリ科学博物館のTVからマイホーム夫婦の前に出て、出張サービスについて語った後、去って行く。(花のアナウンサーはドオンブリカと地球をTV通じて行き来できる。番組のキャラとはまた違うスタンスの存在なのだ) と、画面切り替わって吟遊詩人、「ね?なぜ地球を悪魔の星というかお分かりでしょう?さようなら」 プリンプリン:「全然わかんないわ。ねぇ、皆さんだってそうでしょう?」と視聴者に語る。(楽屋落ちでごまかす脚本家。思い付いて無いらしい^^;)
カセイジンとボンボンは逃げ延びて街中で出会う。一方、檻に閉じ込められたランカー、同室のオサゲに気付き、捕まった言い訳をはじめる。「油断をしていた、体調も悪かった、空腹で力も出なかった・・。」(この二人がサシで話すのは初めてだろうか?プリンプリン&へドロといい、ランカー&オサゲといい、どうも珍しいコンビの会話が続いて面白い。)
-----------第460:「錬金術」-----------03/5/8(木)放送
錬金術の研究所でドビンチは巨大な装置で鉄のボールを金のボール”ゴールデンボール”に変える研究をしている。(普通に「金の玉」と呼べばいいのに考え過ぎである) プリンプリンは盛んに質問するが研究に夢中で全く聞いていない様子。
その時ようやくボンボン&カセイジンがプリンプリンに合流し、ランカーがドオンブリカに来ている事を知る。守り神のモンキーがいないプリンプリンは不安。
やがてドオン殿下がプリンプリンのために”良い魔女証明書”を持って来てくれた。ボンボンとカセイジンを見てドオン、「悪魔が二匹増えた」。怒って掴み掛かるボンボン。(さもありなん^^;)
一方、牢獄では怪人ランカーが怪力を発揮、鉄の折を押し広げようとしている。同室のオサゲはランカーを出し抜き、先にさっさと牢を脱出する事に成功した。 と、その時、魔女として捕まったヘドロが送られて来た。怒り狂うランカー、「何という事だ!我々のような善良な市民をこんな目に合わせるとは!!!」
-----------第461:「夜空の青い星」-----------03/5/12(月)放送
なんとドオンブリカの夜空には地球が!唖然として見上げるプリンプリンら3人。(中々幻想的で美しい光景だ。)思わぬ光景にパニックになったボンボンはカセイジンの胸元を掴んで性急に説明を求める。プリンプリンは言う、「ドオンブリカの人達は地球の事を悪魔の星と呼んでいるらしいの」。
カセイジン、静かに語り始める。
「地球は確かに悪魔の星かもしれません。人々はいつもどこかで戦争し、憎み合い、殺し合い、そして人々の捨てるゴミや空き缶は自然界を汚
し、ついには使い捨て人工衛星の乱発によるコスモダストで宇宙まで汚しつつあります。地球人という名の宇宙人が地球という名の星を汚しているだけでなく、
宇宙までも汚しているのです。」 (※このカセイジン
のセリフは、脚本家石山氏が殺人的に過酷な執筆スケジュール中にも関わらず、決して手を抜くことなく一貫して訴え続けたプリンプリン物語のテーマそのもの
である。博識&知性派のカセイジンは石山氏が最も自己と重ね合わせたキャラクターだったのかもしれない。)
(この後、♪「私は本当は宇宙人」の歌)(ここでポイ捨てされるアクタ共和国アクタラジュースの空き缶登場!。)
一方、ランカーはついに檻を怪力で広げてへドロを救出、ついで駆けつけた兵士らをなぎ倒し、獅子奮迅の戦い振りを見せる。ヘドロがランカーに熱っぽい視線を向ける。(やっとランカーの悪役怪人らしさが出てきた。というか今まではあまりにもマヌケ過ぎた。)
その後、”あっち”の錬金術研究所にプリンプリンが居ると聞いて大喜び、「おお無事で居てくれたか、私のラビアンローズ。」と猫なで声。(変体振りも発揮☆) ここで再び、駆けつけた兵士らをなぎ倒す。
オサゲ、ランカーの後を追って錬金術研究所に先回りする。
錬金術研究所ではプリンプリンらはカセイジンの予感によってランカーの来るのを察知、急いで床下に隠れようとする。途中、カセイジンは錬金術の機械に興味津々だ。ドビンチとも話し込む。
-----------第462:「モンキー参上!」-----------03/5/13(火)放送
「助けて〜〜!!」研究所の入り口でランカーに捕まったオサゲが悲鳴を上げる。プリンプリンら、それを聞くや否や急いで隠れる。「でもオサゲが・・・」と、心配するプリンプリンにボンボンが「あいつはきっと上手くやるよ。」(コラコラおまえら^^;)
ランカー、鍵の掛かった研究所のドアを体当たりでふっ飛ばす。(怪力発揮。ポパイの曲、再び。)
ランカー、おもしろ半分にオサゲを錬金術の機械に放り込む(え?;) 邪悪な笑みを浮かべるランカー。「一体どんな形で出てくるか楽しみだ。骸骨か?それともミンチボールか?」(かなり残虐性が出てくた。やはり、悪役たるもの、本来はこうでなくては物語が締まらない。)
と、機械の出口から出てきたのはモンキーだった!(ウケ^^) ランカー悲鳴と共に退散。
地下室から出てきたプリンプリンが歓声を上げて真っ先に飛びついたのは、これまたオサゲの隣にいたモンキーだった!(オサゲって一体・・・;)
世が明け、ボンボンの「♪新しい世界へ」で朝を告げた。ドオンに魔女ではない事を証明するためにホウキに乗って建物の上からジャンプして見せる。下で彼女を受け止めるみんな。
モンキー、「ナーイスキャッチ!」(最後に似顔絵イラスト紹介コーナー)
-----------第463:「ドオンブリカ音頭(不思議なドオンブリカ)」-----------03/5/14(水)放送
パリ科学博物館ではマイホームが「ドーンブリカは4次元の世界にある事がわかった」という結論に行き当たる。ドーンブリカと地球との間には不規則に流れる時間流が存在するのである。
ヘドロが見付けたランカーのための別荘は小汚い風車小屋だった。文句を言いまくるランカー。「あ〜プリンプリンと手に手を取って花のパリへ帰りたい・・・」(彼の妄想力は”現実”に決して屈しない。。)
一方、ドオンブリカでも同じ事をカセイジンが皆に説明する。「王様に会いに行ってプリンプリンの祖国かどうか確かめよう!」というボンボンに対し、プリンプリンはその前にもっとじっくりこの国を調べてみたいという。(ここで♪「ドオンブリカ音頭(正確には「不思議なドオンブリカ」)
その後、プリンプリンを残してボンボンらはドオン殿下を探しに行く。ここでドビンチがまた羽をはばたかせて「魔女プリンプリン」と繰り返しつつ去って行く。(前フリ) プリンプリン、「あ〜眠くなっちゃった、4次元の話なんか聞かされたからかなぁ。」、その場で眠ってしまう。(勉強は苦手のようだ)
彼女は夢を見た。「アララララ?」ホウキに乗って空を飛んでいる。ドビンチも飛んでいる。(先の前フリはこの為だったのだ) 「パタパタパタ」浮かれているプリンプリンの後ろからヘドロがマシンガンで追ってきた。(夢で引き)
-----------第464:「ブリカ殿下」-----------03/5/15(木)放送
再び夢の続き。追ってくるヘドロ、マシンガンでプリンプリンを狙う。悲鳴を上げて逃げ回る彼女。その時モンキーがホウキに乗って飛んできた。ヘドロを吸い付けたところで、プリンプリン、ドオンに起こされる。(掃除機に乗る発想はひょうたん島から来たものだろうか?) 「プリンプリン、こんな所で居眠りしていると風邪をひくよ。でも君の寝顔ってかわいいね。」(言いやがるw)
その時ボンボンらが帰ってくる。ドオン、彼らの分も”良い魔女証明書”を貰ってきてくれていた。(良い奴である) ドオン、「証明書で安全になったが、ブリカ殿下だけは気をつけろ。この国には、ドオン家、ブリカ家、と、二つの古い家柄がある。ブリカ家は皆悪い奴らなんだ。証明書を取り上げられるかもしれないよ!」
ここで、♪ドオンブリカ音頭、ボンボンら一行はプリンプリンを残し、音頭に紛れていなくなる。(それちょっと強引では?;)
夜になった。一人残ったプリンプリン。華やかなクラシック風の宮廷音楽が聞こえてくる。と、彼女の前に噂の「ブリカ殿下」(関根信昭)、現れる。「美しいお嬢さん、さぁお手をどうぞ。」
向こうの広場では舞踏会が開かれており、何とドオンブリカ音頭に紛れていなくなったボンボンらが踊っていた。
パリ科学博物館でマイホーム、「この次の惑星直列は1982年春や。」
-----------第465:「ボンボンの憂鬱」-----------03/5/19(月)放送
広場の舞踏会でブリカ殿下に踊りに誘われるプリンプリン、そこへ何とヘドロ登場!「プリンプリン、おまえも隅に置けないねぇ、こんな色男と手をつないでダンスかい?」(ここでボンボンの表情が欲しいところだが) へドロは楽団にヘドロの歌を演奏させてブリカ殿下と強引に踊る。(悪女っぷり、中々カッコイイ!) ヘドロは裁判官に鼻薬を嗅がせて”良い魔女証明書”を貰ってきたのだ。
一方、プリンプリン一行はドーンブリカ音頭を歌い終えた後、ドーンブリカをよく調査するしに行く事になった。しかしボンボンだけは、「ん?俺・・・ちょっとさ・・」と、プリンプリンと二人きりになる。
ボンボン 「今、ブリカ殿下の事考えてるんだろ?」 プリンプリン 「そうなの。」 ボンボン 「俺と君とはさぁ・・・友達だよな?」 プリンプリン 「当たり前じゃない。」 ボンボン 「・・何でも隠さずに言ってくれよな。君・・・ブリカ殿下の事、好き?」と、その時、ドビンチ先生、上空より激しく飛来!!(ンにゃろー#!)
ドビンチが去った後、ボンボン、再び切り出す。「さっきの話だけどさぁ」 プリンプリン「何だっけ?」、ボンボン、「俺、真面目に聞いてるんだ!だから真面目に答えてくれよ!・・・君、ブリカ殿下の事、好きなんだろ?!」 と、その時、一拍置いて、「ザーンザザンザーン!」竪琴と共に先祖のアナウンサー(旧称、花の吟遊詩人)、登場!!(コラー#!)「死人が出るなり〜ドオン殿下とブリカ殿下、どっちかが死ぬよ!」 ここで場面変わって広場のシーンに。
(再放送になって初めての恋愛がらみのドキドキシーン。かなり釘付けな所だ。が、せっかくのボンボンのセリフが二人の邪魔者によって掻き消されてしまう。 しかしここで重要なのは、二度目は一度目と違いプリンプリンにちゃんと聞こえている、
という事である。 ドビンチの時はその辺がうやむやだったが、二度目の先祖のアナウンサーの時には、邪魔に入るまでに一拍、間があいている。ここは明らか
に意図的に演出されている。一度目もひょっとしたら聞こえないフリをしていたのかもしれない。その部分に踏み入りたくないという女心もあったのだろうか、
と、想像してみたりする^^;。)
広場ではドオン殿下とブリカ殿下の決闘が始まっている。プリンプリンを
巡っての決闘らしい。双方が剣を抜き、激しく火花を散らす。止めたくて焦るプリンプリン一行。「ボンボンっ!何とかならないんですか?」皆がボンボンに頼
る。ボンボン、「う・・・だってさぁ、俺・・・」(あかんなぁ、こいつは^^;)
-----------第466:「ブリカ家」-----------03/5/20(火)放送
「素敵ー!」決闘の血の予感にうっとりするヘドロ(良いキャラだ)
その時、けたたましいクラクションと共にジープ(ランカー&ヘドロがこれに乗って来た)が広場に飛び込んできた。シドロモドロと軍曹の登場である!初めて見る自動車に驚いた広場のドオンブリカ人達はクモの子を散らすように逃げ去ってしまった。
シドロモドロと軍曹を剣で脅して、広場に乗り込んできたジープを取り上げるヘドロ。ランカーを乗せて調査の為に走り去る。
一方、ランカーを見て錬金術の研究所に逃げてきたプリンプリン一行。ボンボンら男共三人は錬金術の機械を勝手に動かして夢中になっている。その時、プリンプリンにブリカ殿下から招待状が届く。彼女はモンキーを連れてブリカ殿下の元へ。
その後、研究所にやって来たドオン殿下にボンボン、賞賛の声を浴びせる。「さっきのおまえカッコ良かったぜ!!」そしてオサゲと二人でチャンバラごっこ。(アホめ^^) ドオン殿下はプリンプリンに話があって来たのだが、そこで初めて他の仲間も彼女がいない事に気付く。「何だよ話って?!」ボンボンはドオンに詰め寄る。
ブリカ殿下の家ではブリカ殿下とプリンプリンが踊りを踊る。「思った通りだ。あなたはきっと踊りが上手だろうと思っていました」 (ED曲♪「私の祖国」 最高!)
-----------第467:「一番大切な仲間達は」-----------03/5/21(水)放送
ブリカ殿下、プリンプリンに衝撃の事実を打ち明ける。「ドオン殿下がドオンブリカの王様を殺したのだ!」 プリンプリン、「私のお父さんかもしれない王様をドオン殿下が殺したなんて・・・そんな事・・・」
ここでブリカ殿下、止まっていた楽団のクラシック演奏を再開させる。「許してくださいプリンプリン、こんな事を言って・・・。でも本当の事だから仕方ありません。」
ショックを受けて落ち込むプリンプリンにブリカ殿下、「さぁ踊りましょう、プリンプリン!あなたの足には羽が生えているのかな?それとも天使のように背中にかな?」(寒い。体中に鳥肌が立った・・;) プリンプリン「私、行きます。ボンボンや、オサゲ、カセイジンの所へ。私が困った時、親身になって考えてくれる友達の所へ!」。プリンプリン、去る。(キッチリ重要性を選択)
「音楽はもういいよ!!」ブリカ殿下、癇癪を起こして楽団を怒鳴りつける。
帰路のプリンプリンの前に突然、ドオン殿下が現れた。ビックリするプリンプリンに「僕が王様を殺したと吹き込まれたから逃げようとしたんだろ?」と詰め寄る。プリンプリン「違うわ。ただビックリしただけ」(他人の悪口を鵜呑みにしない) つまり両殿下はお互いが王暗殺の罪を擦り付けているのである。
そこへシドロモドロ、軍曹がドオンブリカ音頭を歌いながら出てくる。 プリンプリン「ちょっと!あなた方その歌どうして知ってるの?」(オリジナルだったらしい) シドロモドロ「ボンボンらに教わったんだもん。俺達はプロだからすぐ覚えちゃったもんねぇ」(何のプロだ?) ここで延々とこの三人のドオンブリカ音頭が流れまくる。その間にプリンプリン、研究所に戻る。
ランカーらはドオンブリカの王城にやってくるが、城は無人で誰もいないようである。ランカー&ヘドロは城の調査の為にジープを残して中へ入って行った。ここで飛んでくるカラスのような声の鳥が出た。(どうも始祖鳥がモデルになってるのかも知れない) 残ったジープをシドロモドロ、忘れ物と勘違いして乗り去る。軍曹だけが残される。
-----------第468:「王城」-----------03/5/22(木)放送
「王様が暗殺されたという事はあなたの命も危険だ。プリンセスという事は伏せておきましょう。」 と、カセイジンの助言。そしてプリンプリン一行も城へやってきた。城門の上では相変わらず始祖鳥のような怪鳥が留まっている。(この鳥、何かあるのかな?) と、その時、夜になった。ドオンブリカでは時間の流れがおかしく、夜と昼が不規則にやって来るのである。
一行はドオンブリカ音頭(不思議なドオンブリカ)を歌いまくりながら城の中に入って行った。(何じゃそりゃ^^;)
城内ではランカー&ヘドロが王の間を物色している。「ここが一番居心地の良い部屋だ。気に入った。」ランカーが感心。王の間には棺桶もあった。「王の遺体でも入っているのだろう。」
と、その時遠くから歌声が。ドオンブリカ音頭である!。(何じゃそりゃ^^;) 「おお!あの声は!!」王の間の覗き穴からランカーが覗くとまさにプリンプリン一行がやってくる。「この腕で抱きしめたい!」ランカーハイテンションである。
一方屋上の鐘塔にやって来たプリンプリン一行は先祖のアナウンサーに導かれてドーンブリカ歴史セミナーへ。案内先は学校の教室で、「起立!礼!」の軍曹の掛け声で一行は一斉に授業をはじめる(壊れてきた、壊れてきたぜ^^;) 先祖のアナウンサーが先生役でドオンブリカの4次元へ飛んだあらましを説明。ここで初めてドオンブリカ王が映る。(学校シーンを使った説明、見ている子供達には親しみやすいであろう^^;)
-----------第469:「過去のいきさつ」-----------03/5/26(月)放送
引き続きドオンブリカ歴史セミナー。黒板に涙を流す「国王」(緒方賢一)の映像が移る。『ドオンブリカでは時間の流れが不規則なので過去の映像もこうして見る事ができる』と、一応理由付けはされている。(だが無理はある;)
さて過去の再現(?)映像。
妻(王妃)も、生まれた娘も、時間渦の中に失った王は涙に暮れていたのだ。自らも死期が近い事に気付き、ドオン殿下&ブリカ殿下を召集して後継者を決めようとした。二人とも互いを認め合い、王位を譲り合った。
しかしここで王が急死。正真正銘の悪い「魔女」(里見京子)が城内に現れ、二人に互いが王を暗殺したと信じ込ませ、対立をけしかけたのである。「ヒッヒッヒッヒッヒ!」 高笑いする魔女。自ら顔の皮をはがすと下から邪悪な顔が現れた。(・・・って言うか気持ち悪い。しかも大人向けの気持ち悪さである。プリンプリン物語の雰囲気演出は”子供向け”という枠組を超える時がしばしばある。こういう所が好きだ。 魔女の顔が変形するのはひょうたん島の頃から見られる手法である。)
ここで歴史の授業は終わり、再び鐘塔へ上ってくるプリンプリン一行。(このシーンのカメラワーク、珍しく”固定”でなく人形を追って横に移動している。一瞬だけだが当時の人形劇としては珍しい方法である。最近の人形劇では多用されているが)ドビンチがやってきてマイヨーがたずねてきた事を知らせる。ボンボン&オサゲがのん気に風景を眺めている間に、プリンプリンは錬金術研究所へマイヨーに会いに単身下へ降りて行く。
そのプリンプリンをランカーが捕まえた! 「キャー!!モンキー!!」悲鳴を上げるプリンプリン。「怖がる事は無い。この居心地のいい部屋で少し話をしたいのだよ。」と、変態ランカーはもがくプリンプリンを抱き寄せる。(あんたにとっては居心地よかろう) 「フン!」とそれを横目に酒を飲み続けるヘドロ。「飲み物はいらぬ。プリンプリンと私との間には愛さえあればそれでいいのだ。」と、ランカー。(愛がどこにある)
その時、危機を察したモンキーが飛び込んできた。プリンプリンは脱出。悲鳴を上げるランカー。「だから言ったでしょ。」ふて腐れ気味に酒を飲み続けるヘドロ。
と、突然、部屋の中央の棺が開き、中からドオンブリカ王が立ち上がった!
・・・ランカーとヘドロ、気を失う。
-----------第470:「マイヨーとの再開」-----------03/5/27(火)放送
錬金術の研究所に戻ったプリンプリン。ここでマイヨーと再開する。マイヨーはドオンブリカで兄を探す内に占い師から聞いた話を伝えに来たのだ。一行は占い師に話を聞きに行く事にした。
ドビンチも帰ってきた。研究が全て無意味である事をカセイジンに諭され、泣きじゃくるドビンチ。(知るのは早い方がいい)
一方、占いの館では「占い師」(神谷明)が水晶玉に念じ、告げはじめる。「行方不明だったドオンブリカのプリンセスは今、帰ってきたぁぁ!」そのまま気を失う占い師。
「ヒャッホー!!やっぱりここがプリンプリンの祖国だったんだ!!」、ボンボンとオサゲは大喜び。祝賀パーティーをするべく広場に飾り付けをするために出て行った。頼みの綱のモンキーも一緒に行ってしまう(なぜ占いをそこまで信じる?)
広場でせっせと飾り付けを行うボンボンとオサゲ。そこに知らない誰かの結婚式の一団が通りすぎる。
それを見てボンボン、「ヘヘヘ俺もいつかは結婚する。結婚相手はもう決めているんだ。」 するとオサゲ、「僕も決めてるんだ!」、ボンボンとオサゲ、同時に声を上げる。「プリンプリンと結婚したいっ!!」 (ああ、地位無き彼らに救いあれ^^;)
一方、錬金術研究所では思慮深く考え込むカセイジンにプリンプリンが相談話。(やはり頼りになるのは彼だった) カセイジンは言う、「もし君がドオンブリカのプリンセスなら、後継ぎのドオン殿下かブリカ殿下、どちらかを結婚相手に選ばなければなりません。」
それを聞いて驚くプリンプリン、「そんなぁ〜私結婚なんて全然考えた事無かったわ・・・ でも、
・・・・・選ぶとしたら、どっちかなぁ♪ 」 テンションやや上。
(まさに貴公子二人を文字通り「両天秤」。なかなか女の子の妄想を汲んだシチュエーションである^^ )
-----------第471:「占い師と魔女」-----------03/5/28(水)放送
「ドオンとブリカは殿下と殿下♪、殿下と殿下でドオンブリカ〜♪」というええ加減な歌で始まる471回。
「ええ〜?、プリンプリンが結婚する?!俺はどうすればいいんだぁ〜!」とボンボンは大ショックで泣き出し、サルになぐさめてもらう始末。(哀愁である。) そこへプリンプリンが鼻歌交じりにやってきて、「馬鹿ねぇ、結婚する訳無いでしょう。私はしなきゃならない事がいっぱいあるんだから。みんな力を貸してね!」。「腕の力は二枚目ボンボン〜♪」と、ボンボン、一気に立ち直る。(ああ単純な奴。男とはこうありたい。)
一方、占い師の家ではヘドロが自分の将来を占ってもらっていた。占い師:「ドオンブリカはやがて悪魔の星(地球)に戻る。時間の粒子が霧となってたちこめる夜!」 ヘドロ、満足して金も払わず立ち去る。
錬金術研究所でカセイジンに予感。(「天丼」とはっきり聞こえた。) 「プリンプリン、魔女が君をさらいに来ます!!」
-----------第472:「魔女契約」-----------03/5/29(木)放送
「こんにちはランカー様。私は魔女、あなたの望みをかなえてあげましょう」、王の間のランカーの前に例の魔女が現れた。そこへヘドロが帰ってくる足音がした。「私は女が嫌い」と、魔女は消える。「出て行け。」ランカーはヘドロを冷たく追い出し、「魔女さん、おいで」再び魔女を呼び出した。(やや取り憑かれ気味の様子だ。) 魔女は「私がプリンプリンをさらってくるのであなたの魂を頂きます。」という取引を言い残して消える。
ヘドロはショックを受けて泣きながら広場へくる(悪とは言え健気) と、ブリカ殿下がまたダンス会をしている。(こうやって通る女性を片っ端からナンパしているらしい。) ブリカ殿下は言う、「僕は決心しました!プリンプリンと結婚します!!」 ここでヘドロ、「プリンプリンはこの国のプリンセスなんだよ!」とバラしてしまう。ブリカ殿下、驚愕。
一方、錬金術研究所。
「古い世界だから魔女がいても不思議じゃないって言うのね?」とプリンプリン。カセイジンが説明、「その通りです。中世の人々は魔女の実在を信じていました。だから魔女裁判も行われ、ジャンヌダルクなども〜」、「難しい話はいいのよ、カセイジン」プリンプリンが話の途中で遮る。(彼、そんなに難しい事は言っていないが・・) ボンボンやオサゲも占い師の家から魔女の事を聞いて戻ってきた。「モンキー、魔女が来たら私を守ってね!」
-----------第473:「ドオンの屈辱」-----------03/6/2(月)放送
「そう言えばドオン殿下とか言うのもプリンプリンと結婚したがってたねぇ。その年で三角関係とは近頃の子供は・・・」と、ブリカ殿下に言い残して立ち去るヘドロ。(しっかりと災いの種を残す。) 気が気で無くなったブリカ殿下、「音楽はもう良い!」と、お決まりのセリフ。
その後、公園で「♪ドオン殿下とブリカ殿下」の歌を歌っていたプリンプリンの所へ行き、「これは?」と歌中に使われていたドオン&ブリカの絵を指してたずねる。(この絵、イメージ映像じゃ無かったのか)
そして、「ご挨拶申し上げます!プリンセスプリンプリン!」、と、プリンプリンが王妃であると知っている事を話した上で、当惑気味なプリンプリンを自宅へ招待。そして再び音楽鑑賞。
魔女にランカーを取られてションボリのヘドロをよそに、ランカーは魔女との密談に夢中である。「魂を取るというのはどういう事だ?」と不安げなランカーに、「では試しにやってみましょうか?」と魔女、取り出したのは”魂吸い取り機”という機械だ。(え?魔法じゃないの?) 気味悪い高笑いをする魔女。
一方、プリンプリンとブリカの事をカセイジンに聞いたドオン殿下、頭に血が上り、全速力でブリカ屋敷へ突っ走る!(どうやらジェラシーパワーが外へ向かうタイプらしい。) しかしブリカ屋敷で殿下の弟「ブリコ」(里見京子)(1981年、「ぶりっ子」という言葉が流行したのでそこから取ったか?)に怒鳴られ、番兵に突き飛ばされ、門前払いを食らう。「この仇は必ず取る!」と、ドオン殿下。(不穏)
「あ〜あ、早くボンボンやオサゲ、カセイジンが来ないかなぁ。」とプリンプリン、ドオン家にて一人つぶやく。(延々と続く音楽鑑賞に退屈のご様子。)
-----------第474:「恋愛アレルギー」-----------03/6/3(火)放送
ランカーの魂を”魂吸い取り機”で吸い取って見せようとする魔女。しかし中々魂が出てこない。必死になる魔女。そしてやっと出てきたランカーの小さな水晶玉のような魂にはプリンプリンの姿が映っていた。(彼女が彼の全て^^;)愛おしそうに眺めるランカー。「何か魂を与えるのが惜しい気がする・・・」。「何ともありませんよ、ただ人を愛する事が出来なくなるだけの事・・」そう言って消える魔女。ランカー、それを聞いて慌てる。
兵士に突き飛ばされて怪我をしたドオン、屈辱を抱えたまま立ち去る。
プリンプリンの部屋へ戻ってきたブリカ殿下、「何でもありません。門の前でちょっとした揉め事ですよ。」と言いながら彼女をダンスに誘う。(どうもブリカ殿下はスキンシップ派らしい) 「待ってください、私はあなたが魔女を追い払う方法を教えてあげるって言うからここへ来たんです。」というプリンプリンにドオン殿下、「つまり私と一緒に居れば大丈夫という事ですよ。どんな魔女も私が愛の力であなたをスッポリ包んでいる限り近付けないのです。片時も休み事なく僕の愛は、あなたを包む事でしょう!」と、自信満々自意識過剰にうたい上げる。「オエェ」と、プリンプリン、吐き気をもよおす。(プリンセスキャラ、脱線。 ブリカ殿下の力は恐るべし。) プリンプリンは、迎えに来たボンボンらと帰って行った。
ブリカ殿下つぶやく、「ぐずぐずしてるとドオン殿下に取られてしまう!あいつもプリンプリンに夢中なんだ!」 (ブリカ殿下、はっきり言ってランカーとかぶってる)
やがてドオンブリカに霧が発生。霧と共に魔女がプリンプリンらの頭上に出現した!
-----------第475:「魔女の憤怒」-----------03/6/4(水)放送
辺りが暗くなり、不気味な時間の霧がたちこめた。ドオンブリカが一時的に地球(3次元世界)に接続するのである。この霧に乗じ、ワットさんとマイホームもドオンブリカへ渡る。(止めに出てくる”妖精じいさん”再登場、相変わらず皆に無視され、声もかけられていない)
ドオンブリカでは霧の中、天から魔女が舞い降り、ついにプリンプリンをさらって飛び去った!慌てるボンボンら一向。辺りを必死で探し回る。予感が当たって落ち込むカセイジン。
-----------第476:「三次元半」-----------03/6/5(木)放送
「ヒッヒッヒ、プリンプリンは深い谷底へ。」魔女の声が響く。魔女を怒らせた為、王城の中には怪しい妖気と黒い霧が立ち込める。ヘドロ、銃を乱射。ショックを受けてうなだれるランカー。
「やいコラっ、ランカー!プリンプリンをどこへやった?!」 そこへボンボン一行が飛び込んできた。モンキーがランカーに飛び掛る。・・・が、ランカー
はずっとうなだれたままだ。ヘドロが小気味良さそうに言う。「どうしてランカー様が変なのか教えてやろう。それはねぇ、魔女がプリンプリンを深い谷底へ突
き落としたのさ。プリンプリンはまっさかさまに落っこちて〜・・・グシャ」(ヘドロの想像、具体的である。)
一方、手に手を取ってドオンブリカへの霧の中へ分け入ったはずのマイホームとワットさんは、互いにはぐれて次元空間(3次元半世界)に迷い込んでいた。(この場面のセット、カラフルな時計が舞い、面白い。)その時ワットさん、倒れていたプリンプリンを見つけ、二人再開を喜ぶ。と、先祖のアナウンサーが現れ、「はべれけれ」の歌を歌い出す。(つボイさんの唯一の持ち歌であろうか?)
先祖のアナウンサーは、現在・過去・未来、それぞれを覗ける覗きからくりを取り出した。(面白いイベントだ!)「私見た〜い!!」プリンプリンが過去を覗くと、原始人がティラノサウルス相手に戦っていた。(これって何時代?)現在は楽屋でソフトクリームをなめる花のアナウンサー、そして未来、18年先の1999年を覗き込むとボンボン、カセイジン、オサゲが現れた。(この頃の世相は新世紀への希望と世紀末への不安とが混ざり合っていてハイテンションだった。)
-----------第477:「18年後の未来予想図」-----------03/6/9(月)放送
「うわ〜みんなオジさんになっちゃってる!」18年後のアルトコ市。33歳のボンボン(個人タクシー運転手)オサゲ(パン屋)カセイジン(中学理科教師)が現れる。(どいつもこいつもパッとしない者になったもんである。しかもたった18年で老けすぎ)おまけにマイホームは老人となって養蜂をしている。(実際のホームズと同じらしい。神無月仏滅様@情報)ワットさん、ショックを受ける。 残念ながら期待に反し、プリンプリンの噂は出てこない。
そしてそのまま時間の霧が現れプリンプリンらのここでの記憶はリセットされてしまった。プリンプリンは霧と共にドオンブリカへ戻る。
一方ドオンブリカではカセイジンに予感がした。しかもカセイジン、”逆立ち”状態になっての予感である。(地球人離れした体勢だが、受信感度は良さそうである。)「もうすぐ私達はプリンプリンに会えるでしょう!!ランカーの所です!」
-----------第478:「プリンプリン救出作戦」-----------03/6/10(火)放送
ランカーの頭上にプリンプリンの姿が出現、次第に濃くなって実体化した。悲鳴を上げるヘドロ。まだ自分がどこに居るのか見当もつかないでいるプリンプリンに、ランカーが喜び勇んで駆け寄った。
「心から心配していたのだよ、プリンセス!さぁ、私の腕の中にその美しい身体を!」(でたっ変態!)、「イヤッ側へ寄らないで!!」悲鳴を上げるプリンプリン。その時、部屋の扉が勢いよく開き、モンキーが飛び込んできた!!。(カッコ良さ=「サル>男共3人」) 今度はランカーが悲鳴を上げる番だ。ランカーに飛び掛るモンキー、そしてオサゲとカセイジン。ヘドロにはボンボンが立ち向かう。(っていうか掛かって行く相手は普通逆だろ^^;)その大混乱に乗じて一緒にやって来たドオン殿下が、プリンプリンを救い出す!(カッコ良さ=「ドオン殿下>男共3人」)
首尾よく城外に脱出したプリンプリンとドオン殿下。そこへ立ち塞がったのは兵士を従えたブリカ殿下だ。ブリカ軍団、ドオン殿下を袋叩き。プリンプリンを奪い、連れ去ってしまう。(天下餅、座りしままに食らう徳川)
「さぁ、お疲れでしょう、どうぞおくつろぎください。」ブリカ殿下、プリンプリンを自宅の例のダンスフロアに導く。「踊りましょうか、プリンセス」。しかしプリンプリンは皆に会いたいと帰ってしまう。
プリンプリンが去った後、ブリカ殿下は弟ブリコに語る。「プリンプリンはこの国のプリンセスだ。だからあの子と結婚すると僕は、王様の後継ぎとなるんだ!」(以前謙虚に王位を譲り合ったように見えたブリカ殿下、ついに野心を見せる)
錬金術研究所に帰ってきたプリンプリン。そこではドオン殿下が気を失ったまま寝かされていた。ボンボン一行とプリンプリン、ここで合流。 プリンプリンの無事を知り、こみ上げる喜びをかみ締めるランカー。
-----------第479:「二つの殺意」-----------03/6/11(水)放送
「もう僕は我慢できない!ブリカ家の者達を一人残らず殺してやる!!」ドオン殿下、病床でうなされてこう叫ぶ。医者も兼ねるドビンチ先生、ドオン殿下の診察。「ワシは天才だから医学も出来るのだ。どれどれ?、はい、ドオン殿下は全身打撲、全治一週間、寝てりゃ治る。」(名医である) 「病気の人にやさしくするのは当たり前の事よ。」と、プリンプリン、ブリカ殿下の看病をする。(まさしく癒し(-.-))
広場では竪琴を持った先祖のアナウンサーと、ギターを持ったボンボンとの「はべれけれの歌」のコラボレーション。そこへカセイジンとオサゲがやって来た。いつの間にか先祖のアナウンサーは消えていた。
一方、城のヘドロの所へブリコがブリカ殿下のダンス招待状を手渡す。ヘドロ、喜んでブリカ屋敷へ。ヘドロはクラシックダンスを止めさせ、ディスコ風のダンスを始める。(時代と時代との衝突。こういうのが欲しかった!)ダンスの中休みで、ブリカ殿下、ヘドロに相談を持ち掛ける。「人殺しをして欲しいのです。そのピストルでドオン殿下を・・・!」ブリカ殿下、殺しの報酬としてヘドロに宝石の首飾りを差し出す。「考えておくよ」ヘドロ、やる気満々で出て行く。(血生臭くなってきた。)
「ドオン殿下もブリカ殿下も次の王様に成りたがっているのです。」と、カセイジン。そんなボンボン一行の前に18年後の彼らが迷い出た。慌てて追い出す先祖のアナウンサー。(出たっ悪ノリ!この未来の3人、今後も使うつもりか?)
・・・そしてプリンプリンが目を話た隙にドオン殿下がベッドから消えた。
-----------第480:「血の一夜」-----------03/6/12(木)放送
「アルバイトだと?」拳銃の手入れをするヘドロにランカーが問い掛ける。そんなヘドロをブリカ家のメイドが呼びに来る。ブリカ屋敷に病床を抜け出したドオン殿下が、ブリカ殿下を殺す為に単身忍び込んだのである。(ドオン殿下って家来はいないの?;)
「ドオン殿下が見つかっても我々が手を汚してはいけない。ヘドロさんに始末して頂こう。」(どす黒い兄弟である)ドオン殿下の侵入を察したブリカ兄弟は一早く屋敷の表へ退避。そこへ「ヘドロの歌♪」を歌いつつヘドロ登場!いつものマントが真っ黒の殺し屋モードである。ブリコはドオン殿下がいたというダンスフロアへ彼女を案内した後、一足先に戻る。
その時、プリンプリンが駆け付け、ドオン殿下の事をブリカ殿下にたずねる。シラを切るブリカ殿下。そして、「せっかくいらしたのです。ダンスでもいかがですか?」いつもの優雅な舞踏音楽が始まった。「ダンスですって?!」「今夜のように気分の良い夜は夜空の下、踊るのも良いもんです。」(もはや狂気である。)プリンプリンをブリカ殿下の側から引き離すボンボン。
優雅な舞踏音楽、門前で赤く輝く松明、ピストルを持ちダンスフロアを徘徊するヘドロ。その時ダンスフロアに魔女が浮かび、物音を立てる。ヘドロ、がすぐさま発砲。悲鳴と共に階段から転がり落ちたのはブリコだった!
様子を見に中へ入ったブリカ殿下、しばらくすると瀕死のブリコを抱えて出てきた。
夜空に響き渡る魔女の声と舞踏音楽。
-----------第481:「乱闘法廷」-----------03/6/16(月)放送
「あ〜こんな事になろうとは・・・!」瀕死のブリコを抱えて涙を流すブリカ殿下。
この事件の裁判が開かれた。まず呼び出されたのはドオンとブリカの両殿下。「全てこいつのせいだっ!!」早速取っ組み合いの喧嘩を始める。
その次に証人として呼び出されたのは、プリンプリンとヘドロ。プリンプリンからドオン殿下の、ヘドロからブリカ殿下の事を聞いた後、裁判官、突然『ドオン殿下とブリカ殿下』の歌をおかしな音程で歌い始める。(酔っているのか?!) それを訂正してプリンプリンが歌いなおす。(今回はいつにも増して気合の入った歌い方だった。)その歌にケチを付けるヘドロ。(何の話だ?) プリンプリンはブリコを撃ったのがヘドロである事を裁判長に訴える。「言わせておけばっ!このうす汚いプリンセスっ!」ヘドロ、キレてプリンプリンを突き飛ばす。「やったわねっ!、このォ!!」プリンプリン、何とヘドロに反撃!。(プリンプリン、キレると怖い(>_<)。)モンキーも加勢して取っ組み合いの大乱闘に!(もう無茶苦茶である;)
一方広場ではランカーが先祖のアナウンサーを捕まえた。「3次元半?覗きからくり?ワシを今すぐそこにつれて行け!」脅迫して案内させるランカー。「ワシは見るのだっ!未来の妻、プリンプリンの姿を!」しかし見たのは過去のランカー、すなわち胎児だった。(というか、乱闘法廷の前ではこのエピソードも陰薄し)
-----------第482:「判決」-----------03/6/17(火)放送
プリンプリンとヘドロの乱闘騒ぎ。ヘドロがモンキーをボコボコにする。「裁判官っ、これ貸してっ!」プリンプリンは裁判官の手から木槌をもぎ取り、ヘドロにアタック!(おおっと、凶器攻撃。というか昨日よりエスカレートしている;) プ:「このッ!」 ヘ:「この髪の毛ッ!」双方モミクチャの乱闘騒ぎ。裁判官、慌ててゴングを鳴らす。
結局ヘドロの証言によって、「悪い事は何もかも魔女の仕業だ!」との判決が下った。
一方ランカーは過去でなく未来が見たいと言う。彼の妄想の中では盛大な結婚式の映像が。それは金屏風の前にランカーと共に座った文金高島田のプリンプリン!(え?和装!?) 未来を覗く覗きからくりを準備する為、「はべれけれ」の歌を歌う、先祖のアナウンサーとランカー。(またもコラボレーション)
城に帰ってきたヘドロの前に再び魔女出現。「おまえの顔見てると気持ち悪くなるんだよ!」「ヒッヒッ、それはお互い様さ。」(互いに気持ちを確かめあう。)
魔女「ヘドロ、おまえの証言で裁判所は私に死刑の判決を下したが、珍しい事ではない。私はもう何十回も死刑になっているのだから。つまり身代わりとして罪も無い女達が魔女として死刑になったのさっ!」