21世紀型の都市、プリンプリン・アンド・ランカータウン・カントリー編
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プリンプリン&ランカータウン、プリンプリンを追い続けるランカーが二人で暮らそうとガランカーダの砂漠に築き上げた壮麗な都市国家(ガラキンを資金援助する見返りに得た利権か?)。ガランカーダの御馴染みメンバーも出てきて事実上はガランカーダ編である。
祖国とは?仲間とは? ”大人”ランカーと、”子供”プリンプリンの祖国を巡っての考え方の対比など、3年間に渡る物語の基本要素を盛り込んだ最終ステージにふさわしい密度の高い物語展開だ。
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※)題名は管理者が勝手に付けたものです。
------第656 「最終回!!希望の船出」------04/3/25(木)放送
崖の上からプリンプリン&ランカータウンを眺めるサル達、そしてプリンプリン一行。ボンボン:「あの街がもうすぐ消えるんだよな?面白そうだなぁ、見てようぜ!!」その時例の空襲警報が鳴り響く。「なんだ気持ち悪い。戦争でもおっぱじめるのか?」
ミサイル発射台の所ではシドロモドロがミサイルの位置が何か変だと気付く。「おいシドロ、(モドロ、)俺達いつもしどろもどろだよなぁ…」(結局位置が逆である事には気付かない) それを見たゼロゼロセブンヘンナキブン:「何だあいつら?」
ランミー:「ミサイル準備完了!」 ランカー:「心残りはただ一つ。ここにプリンプリンが居ればなぁ…」(居たとしたら何だ?^^;) ヘドロ:「秒読み開始!」ヘドロの声で秒読みが始まる。「5、4、3、2、1、どうぞ!」 ランカーがミサイルを発射するボタンを押した。ミサイルのジェットノズルが天に向かって煙を吹く。吹き飛ばされるシドロモドロ(最後までこんな役回り^^;、でもある意味埋まらず助かった?)。
ヘドロ:「何だか変ですわ、ランカー様っ!」 そこへゼロゼロセブンヘンナキブン:「大変ですぜ!ミサイルが逆噴射!!」 その時閃光が光り、ミサイルが爆発した。プリンプリン&ランカータウンが地響きと共に砂漠の底に沈んで行く。(最終回にふさわしい大きな展開。※P&Rタウンはまだ”優秀な市民”をかき集める前なので住民はランカー一味のみ。ほとんどゴーストタウンだ。)
呆然と見つめるプリンプリン一行。 カセイジン:「何故か逆噴射したミサイルは、プリンプリン&ランカータウンの下に潜り、爆発してアリ地獄が出来たのです。そしてその巨大なアリ地獄にプリンプリン&ランカータウンが沈んでいるのです。」 オサゲ:「カセイジンの予感、大当たり!!」
一方アル中テレビでは花のアナウンサー:「プリンプリン、あの手紙、読んでくれたかなぁ…?」(…って、野外ベンチの上に大切な手紙をほったらかし。ええ加減なもんである^^;)
「プリンプリン、あなたへの手紙よ。」 プリンプリンの元にカーダ姫がその手紙を届けに来た。 プリンプリン:「誰からの手紙かしら?…ええっ!!?…お母さん?!」
〜母からの手紙〜 |
プリンプリン:「お母さ〜ん!! …私、行くわ!海へ行き、希望と言う名の船を探すわっ!、そして船出よ!」
ボンボン:「俺もだ!」 オサゲ:「僕も!」 カセイジン:「当然私も!」 モンキー:「キー!!」。プリンプリン:「ボンボン、歌って!」 ボンボン:「いいとも!」
ここでボンボンの”♪新しい世界へ”。後半は皆で合唱(微妙だったがひょっとしてモンキーも歌ってる??!)
〜ここで場面転換。ディレクター役の三波豊和氏の流暢な解説で今までの人形劇の歴史を振り返る。(見事でテンポの良い話術。前半期には頻繁に出てきたものだが、随分ご無沙汰だった。) 三波豊和氏:「…あれ??!」
見るとMr怪人ランカーとヘドロが砂の中から地上に這い出てきた。ヘドロ:「しっかりなさいましなランカー様。」 ランカー:「うむ!」 すかさずマイクを差し出す花のアナウンサー:「そこで一言!」 天を仰ぐランカー:「…ランカーは、不滅だ!」(そしてまたプリンプリンも不滅だ。プリンプリン物語よ、永遠なれ!!)
〜エンディングは海上でプリンプリンの”♪私の祖国” プリンプリン:「さようならー!!」
プリンプリン物語スタッフと全てのレギュラー人形が映って一斉に手を振る。
------第655 「新たなる旅立ち」------04/3/24(水)放送
ヘドロ:「ミサイル発射試験の事は世界各国に通報済み。(どこまで飛ばす気だ?)」 ランミー:「兄さん、ミサイルの発射!」 ランカー:「待てっ!花のアナウンサーを呼び出せ。」 そこへ、イモノアナウンサー:「何ですか?お兄ちゃんは今腹痛っ!(時事ネタ?)私が代理。」 ランカー:「ワシは帰ってきた。そしてプリンプリン&ランカータウンも完成した。ここで盛大にミサイルを発射して盛大に気勢をあげようと思っている。全世界にワシの無事を報道しろっ!」。
ヘドロ:「ランカー様、今日はプリンプリンの事をおっしゃいませんがもしかして諦めたんで?」 ランカー:「バカモンっ!口には出さねど胸の内はホテルの一つや二つ焼き尽くす程(時事ネタだろうけど…おおらかな時代である^^;)燃えたぎっておるわ。」 ♪ここで純情一路。(バラの花を踏みつけているヘドロ、操演が面白い。)
一方、プリンプリン:「決心がついたわ。私、新しい旅に出ます。お母さんはきっとどこかで待ってるわ。どんなに苦しくたって平気。私負けないわ。」 プリンプリンに同行を誓うボンボンとオサゲ、モンキー。 カセイジン:「ちょっと待ってください。今までは目的を色々な人が示してくれました。でも今回は情報がありません。」(冷静。思えば考えればすぐ行動に移す(やや行き当たりばったりな)プリンプリン一行はカセイジンが居るからこそ保たれていたようなモノだ^^;)。
プリンプリン:「そうね、私達もっと考えてみなくちゃね」(いまさら遅いよ^^;) カセイジン:「考えて分かる事なら良いのですが…」。
花のアナウンサー、腹痛から治って猿の谷にやってくる。
花のアナウンサー:「お〜〜い誰か居ませんかぁ?」 やまびこ:「誰も居ませんよ〜〜」 花のアナウンサー:「そうか。…ってそんなバカな!」(ノリツッコミ^^)。中央の不思議な猿の塔のモニュメントに興味津々の花のアナウンサー。梯子をかけて上って見る。すると突然、モニュメントの頂上、つまり花のアナウンサーの鼻先に手紙が出現。花を印刷したエレガントな封筒に『プリンプリンへ』の文字。
花のアナウンサー:「一体これはなんだろう?…これは!!」花のアナウンサーは差出人の名前を見てビックリ。足を滑らせて落下。
プリンプリン一行は「プリンプリン&ランカータウンが消えてしまう」というカセイジンの予感が気がかりでプリンプリン&ランカータウンの方へ様子を見に行く。花のアナウンサーがその後に手紙を届に来たが誰も居ないのでベンチに手紙を置き去りに。まばゆい光を発し続ける手紙。(「プリンプリン」の文字が光っている)
------第654 「ランカー救出」------04/3/23(火)放送
ヘドロの熱気球がガラキン宮殿前のプリンプリン一行の前に不時着した。ひっくり返るヘドロの所にボンボン一行が駆け寄って責める。カセイジン:「お怪我は無いですか?」(カセイジン、紳士である)。
すっかりプリンプリン一行に取り囲まれてうろたえるヘドロ。ボンボン:「やいやいっ、俺達はなぁ、ひどい目に遭わされたんだぞッ!」 オサゲ:「それにプリンプリンを無理やり連れてった。」 プリンプリン:「それだけじゃないわ、ランカーは私を無理やりダマスクセに連れて行こうとした。」 ヘドロ:「お、おや、それはお気の毒。でもあたしには関係の無い事さ。さすがのあたしもあの男には愛想が尽きたってもんさ。今まで無理やりいろいろやらされてたんだけど別れた今は関係無い。女一人、清く正しく生きることにするよ。」(もう遅いよ) プリンプリン:「それがいいわ。」 ボンボン:「見なおしたぜヘドロ!」 去り際に独り言を言うヘドロ:『ガキ共をだまくらかすなんて朝飯前さ。』
一人懐疑的なカセイジン:「女の人の言う事を鵜呑みにしちゃいけないって私のパパが言っていました。」(ちらりと見せる大人な世界…しかしカセイジンのパパ、苦労人である(T_T))。 プリンプリン:「でもそういう言い方って問題だと思わない?」(そう言う意味ではなく…いや、大人になったら分かる事?^^;。)
シドロモドロは黄色いヘルメットに軍手という作業員の格好でプリンプリン&ランカータウンのミサイルの発射装置をセットしていた。そこへヘドロが戻ってくる。(ヘドロの足元だけを写す。また奥行き方向を利用した撮影。結構珍しい)
猿の谷で相変わらず猿におびえながら過ごすランカー。そこにやっとヘドロの連絡を受けて救援ヘリがやって来た(例の原子力ヘリではない)。上空から浮き輪のついた長いロープを垂らす。(案外簡単に出られるもんだな…)浮き輪を掴んだランカー:「ありがたい!よし吊り上げろっ!」と、猿達がいっせいにランカーに掴まる。ランカー:「ぎゃああっ、何て事だ!」猿達は「蜘蛛の糸」のように数珠繋ぎになって一緒にあがって行く。(笑える。面白い。)
「やっぱりこれ逆さだよ!」と、シドロモドロはまだミサイルの設置作業をやっている。と、そこへ猿が降ってきた。続いてランカーも降ってきた。ランカーはオフィスに入り、ヘドロを一瞥。「誰だそこに居るのは?」。ランミー:「ヘドロだよ兄さん。」 ランカー:「もうとっくに田舎に帰ったかと思っていた。焼餅焼きで心の冷たい女。」 ヘドロ:「でもランカー様を一番想っているのは世界でこの私。」(母子、夫婦、そのものだ。)
ランミー:「お取り込み中だけど兄さん、ミサイルの設置作業終ったよ。試験用だから核弾頭はついてないんだよ。どう兄さん?発射してみる?」 ランカー:「そうだな、よし、景気付けにやって見よう。関係各所に連絡だ。」 ミサイル発射に備えて鳴り響くサイレン。シドロモドロ:「何だありゃ?気味悪ぃなぁ…」。(空襲警報である。石山先生体験済み?)
と、何と例の猿の谷から来た猿達が何時の間にかミサイルを動かし、方向を逆にしていた。
カセイジンの予感。プリンプリン:「いい予感?」 カセイジン:「いいか悪いか分かりませんが、プリンプリン&ランカータウンはまもなく消えてしまうでしょう!」
------第653 「お母さん」------04/3/22(月)放送
花のアナウンサー:「プリンプリンの祖国決定祝賀大お祭り騒ぎ番組のリハーサル!ペリンペリンのサーカス一座やフレンチカンカンが通る。」
現れたカーダ姫は泣き出した。続いて団長が現れ青い花を差し出す。プリンプリン:「王妃ガランはおっしゃったわ。15年前行方不明になったこの国のプリンセスには……」 ボンボン:「何て言ったんだよガランは?」 カセイジン:「それは大きな声で言うのはどうも、って事なのですね?」 プリンプリン:「…ええ、…まぁ…」 カセイジン:「私が代表となって聞きましょう。」 プリンプリンはカセイジンに耳打ち。プリンプリンが言うにはこの国のプリンセスにはヘソの横にホクロが二つあったと言う。(ヘソならさほど恥ずかしがらんでも^^;)
プリンプリン:「私のお母さん、一体どんな人だろう?私のお母さんは…どんな人?」今までのお母さん候補たちが回想される。ここで「♪私のお母さん」の歌。
猿の谷で必死に熱気球を修復するヘドロ。それを見たランカー:「でかした!!ヘドロよ、おまえの修理した熱気球でこの気味悪い所から出ることが出来たら、まずはこの腕で抱きしめたい。心をこめて。そして頬っぺに口付けを…」(恐らくプリンプリンは身投げするだろう…) それを聞いて感動のヘドロ、ランカーに擦り寄る。ヘドロ:「それだけでも先に頂きとうございますわっ!どうぞ、私の美しい頬に!」 ランカー:「え〜〜い、恐ろしい考え違いだ!ワシが言ってるのはプリンプリン!」。ヘドロ:「キ〜〜悔しいっ!」。(このお馴染みパターンが見られるのもあとわずか…)
完成した気球のゴンドラには重過ぎてヘドロしか乗れない。ランカー:「おまえはワシ一人ここへ置いて行くつもりなのか?!」 救援を呼びに空に上がって行くヘドロ。ランカー:「あああ、ワシは俊寛か!?」(なぜここでこんな古典が…?)。ヘドロの熱気球がガランカーダに飛んでくる。プリンプリン:「ああっ、ヘドロが乗ってるわっ、嫌だなぁ…。」
------第652 「赤い花?青い花?」------04/3/18(木)放送
アル中テレビは花のアナウンサー:「皆サんこんにちは、こんにちは!外側のテレビはNHK、その中のテレビはアルトコ中央テレビ、略して花のアナウンサー〜ぁ〜ぁ〜あ!(プリンプリン物語、第1話目の台詞だそうな)」 電話の応対に追われるアナウンサー、そこへイモノアナウンサーも加わる。アナウンサー:「コンコロコッコ、キリキリキン!Mrランカーの自家用原子力ヘリコプター(原子力でかつ自家用…;)が消息を絶ちました!!」。
ガラキン宮殿ではイモノアナウンサーが生中継。プリンプリンに事情を聞く。そしてスタジオではシャーレッケマイホームとワットさんがMrランカーの件のコメンテーターとして来ている(出番が無いと思ったらこんな所に半ば無理やり…^^;)。花のアナウンサー:「ランカーとヘドロの行方不明事件は今後の世界情勢に大きな影響があるでしょう!」
プリンプリン:「世界情勢に大きな影響があるってどう言う事?」、ボンボン:「世界が平和になるって事さ!」、カセイジン:「さぁ、果たしてそうでしょうか?地球上には既に人類を40回全滅させる事が出来るほどの核兵器が蓄えられています。今はそのバランスが取れていますが、ランカーがいなくなるとそのバランスが崩れると、核戦争が起こり地球はおしまいです。(面白い位置付けだ。核バランスの話は今も昔も論議される。)」戦慄するプリンプリン一行。
一方、ランカーは猿の谷ですっかり衰弱していた。ランカー:「ああああああ…どっちを向いても猿ばかり…。」 ヘドロ:「TV電話さえあれば…」
花のアナウンサー:「突然ですが突然ニュース!!プリンプリンの祖国が判明するかもしれません!!」 イモノアナウンサーがガランカーダで中継。ガランやカーダ姫にインタビュー。カーダ姫はプリンプリンが姉だったら、と嬉しそうだ。
ガランはプリンプリンの母親なのか?プリンプリンはガランと二人っきりで話をしてみる事になった。プリンプリン:「話せば分かるのかなぁ?ここが私の祖国かどうか?」 団長:「祖国が分からなくともお母さんかどうかは話せば分かる。親子とはそういうものさ。」(そうなのだ!少なくともこの世界では!今みたいなDNA鑑定も無いし。) プリンプリン、別室のガランの所へ行った。団長:「もしプリンプリンの本物の母親なら赤い花、そうでないなら青い花を出す」、ボンボンらにそう言い残して立ち去る団長。
------第651 「モンキーの帰還」------04/3/17(水)放送
ランカー:「困った、ダマスクセに行く用事が出来た。プリンプリンも連れて行こう。わしはもうプリンセスを手放さん。それが二人の為に幸せな事なのだ。」プリンプリンの部屋に行き、強引にプリンプリンを連れて行こうとする。抵抗し、逃げ回るプリンプリン。ランカー:「怖がる事は無い!ヘリコプターは安全な乗り物なのだ」(いやいや、じゃ無くて^^;)プリンプリンを無理やり抱きかかえてヘリに乗せ、飛び立った。
一方、パラシュートの素材を使って着々と熱気球を製造するモンキー。その事はカセイジンの予感を通じてボンボン一行にも伝わった。そしてモンキーはついにその熱気球に乗って飛び立った。
モンキーの気球は黒雲の中で飛行中のランカーのヘリに接触、と、稲光が走った。不思議な事にモンキーがヘリに乗り、ランカーとヘドロは熱気球に乗っていた。つまり入れ替わっていたのだ。(何でもアリかいっ!^^;)モンキーの操縦するヘリはボンボン一行の元へ。
ランカーとヘドロはサッパリ訳も分からぬ内に、熱気球が降下していった。そしてなんと降下した先は猿の谷だった!。
ランカー:「ギャアアア〜助けてくれ〜!!」
プリンプリン:「私、ランカーといろんな事を話したの。それでいろいろ考えさせられちゃった…」 カセイジン:「君の考えた事を私達にも話してください。」 プリンプリン:「うん、いつかね!」 (良いね^^)
そこへランミーがやって来た。ランミー:「兄さん知らない?」早速締め上げるボンボン。プリンプリン:「知らないわ。」
そして団長さんの演出と共に「♪プリンプリン音頭」が始まる。ガラン以外は殆どガランカーダキャラが総出演している。(ランミー、あれだけの事をしたのにちゃっかり紛れこんでいる。)
エンディングは例によって順順に人形ディスプレイ(最近手抜き気味か?^^;)
------第650 「祖国…防衛」------04/3/16(火)放送
プリンプリン&ランカータウンの周辺は厳重な警備体制が敷かれていた。銃を持ったランカー商会の社員たちが巡回する。付近でプリンプリンの身を案じるボンボンとオサゲ。
ヘドロはプリンプリンにささやく:「世界中の料理を食べ、着るものも思いのまま!もし欲しければジェット機だって航空母艦だって何でも買ってくださるわよ、ランカー様は(兵器ばかりである^^;)。」 ランカー:「おまえは世界一幸せな娘なのだ!あと5年たって成人したら私とおまえは結婚する」(禁固五年(・・;))。
ランカー:「ああ、世界で最高の結婚式!!ガランカーダの貧しい家に生まれた私がプリンスとなる!鳥のように歌い、蝶のように舞う!」ここでランカーの妄想結婚式の映像(ランカーのプリンス服、久々だ)。妄想の中でランカーはプリンプリンを抱きしめるがいつしか彼女はネチアーナ伯爵夫人に入れ替わっている。ランカー:「ギャー!」 つぶやくヘドロ:「ふん、いい気味。」 ネチアーナ伯爵夫人:「ランカーは私と結婚!」 ランカー:「いいかげんにしろっ!私はおまえなんかと結婚するつもりは無い!」 ネチアーナ伯爵夫人、突然キレて花瓶を投げつける。「だったらバレンタインのチョコ返せ〜〜!!」(つまり「ホワイトデー」ね^^;。)
一方プリンプリンは相変わらず例の監禁部屋。(ここで♪私の祖国) プリンプリン:「…祖国って本当に素晴らしい所かな?世界中の人は皆祖国を持っている。その人たちは、皆自分の祖国を素晴らしい所だと思っている。例え本当はそうじゃなくても懐かしい所。自分の誇り。」
ここでアナウンサーのTV電話。「ここで経済関係のニュースをお送りします。ランカー商会は大繁盛。世界中の国は祖国を守るべく兵器を買い捲っています!」 プリンプリン:「質問していい?どうして自分の祖国を守るの?」 花のアナウンサー:「…こういう時は、大人は逃げるのだ〜」 アナウンサー、答えに窮して消える。
続いて再びランカーが入って来る。鬱陶しそうなプリンプリン。
ランカー:「さて、プリンプリンよ、このプリンプリン&ランカータウンはほぼ完成した。あとはこの国の周囲にミサイルを並べるだけだ。」(悪趣味極まりない)
プリンプリン:「どうして?」
ランカー:「ここは小さいながらも独立国だ。防衛せねばならん」
プリンプリン:「どうして?どうして守るの?」(急にくいつくプリンプリン)
ランカー:「そんな事は当たり前だ。」
プリンプリン:「だからどうして?」
ランカー:「当たり前だと答えておる」(ダメな回答である^^;)
プリンプリン:「世界中の人が祖国を守るために武器を買っている。皆で買わなきゃいいのよ。」
ランカー:「おまえはまだ子供だからいいが、そういう考え方は危険だ。第一ランカー商会が困る(ここが本音^^;)。」(こういう質問に丁寧に答えないから嫌われたままなのである^^;)
------第649 「祖国…オリンピック」------04/3/15(月)放送
ガラキン宮殿でショボくれるボンボン一行「モンキーがいなくっちゃ…」。カーダ姫:「三人とも元気を出す事よ!」(ここで♪何となくショボン)
一方、ランカータウンではランカー:「この度はよくやった」と、ランミーを褒め称え、彼に賞状とプリンプリン饅頭を授与する。
そしてランカーは一人閉じ込められているプリンプリンの部屋にやって来た。プリンプリン:「嫌ッ、入ってきては嫌ッ!」。(ランカー、もちろん入って来る…)。ランカー:「まぁ落ち着きなさいプリンプリン、私は乱暴者のように思われているがおまえに対してはそうではない。何故なら愛しているからだ。」 プリンプリン:「もしそれが本当なら…ここから出ていって!出て行かないなら私が出て行きます!!」 部屋を出ようとドアを開けるプリンプリン。しかしそこには小銃を手にしたヘドロが!反対側のドアにも同じくゼロゼロセブンヘンナキブンが煙草を咥え、銃を持って立っていた。プリンプリン:「…ひどいなぁ、私はまるで囚人扱い!」 ランカー:「おまえは世界一幸せな娘なのだよ、プリンプリン」(絶妙のやりとりだ^^;)
ランカー:「おまえは今までずっと自分の祖国を探す旅を続けてきた」 プリンプリン:「これからだってそのつもりよ。」
ランカー:「これからはその必要は無い。ココがおまえの祖国なのだから。」 プリンプリン:「嘘よっ!」
ランカー:「プリンプリン、祖国とは何だ?」 (ここで紅白の時の♪私の祖国)
ランカー:「フッこんなものはまだ幼いおまえの心に浮かんだ虚像だ、幻だ、夢なのだ。限りなく美しくこの上も無く清らかで愛に満たされた世界がこの地球上にあると思うか?ありはしない!」
プリンプリン:「…大人の目にはそう見えるかもしれない。でもあるわ、きっと!」。(まったく根拠の無い反論、それが良い!)
ここでシドロモドロがプリンプリンにプリンプリン切手、国旗など見せに来る。
ランカー:「プリンプリン、ここをおまえの祖国とすると決心しなさい! 切手にも、貨幣にも、紙幣にも、プリンセスの肖像画だ。美しく清らかな愛に満たされた理想の国は探すものではない。創るものなのだ!」。(ある種、正論だがランカーには実行は無理だ;)
次々と浴びせられるランカーの言葉(とプリンプリングッズ)にクラクラとなって椅子にヘタりこむプリンプリン。
(子供の理論は大人の弁を持てば簡単にやり込めれる。しかし大人はそのせいで、自分も子供の頃に持っていた何かを取り戻せないまま、結局年老いて死んでいくのである。)
つぶやくプリンプリン:『ランカーと手を取り合いなんてとんでもないわ…!』。(反論出来ないけど、取りあえずここは譲れないプリンプリン^^;)
そんな彼女の心境をあいも変わらず勘違いのランカーはヘドロを呼んでささやく。
ランカー:『のってきたぞ、プリンプリンが♪』 ヘドロ:『影響されやすい年頃ですものね。』
ランカー:「ヘドロ、世界中のあらゆる優秀なスポーツ選手を集めてここの国民にしてしまうのだ。嫌だといったら札束を積め。そして来るべきロサンゼルスオリンピックに出すのだ!!」 プリンプリン:「オリンピックですって?!」 ここで花のアナウンサー登場。未来からのオリンピック中継を始める。選手団入場(ネチアのウサギ小屋の住人人形の使い回しか?)1、2、3位を独占し、国歌斉唱へ。しかし国歌はまだ無い(あ〜あ、ちょっと聞きたかった…)
プリンプリン:『祖国って、まるでオリンピックのためにあるみたい。違うわよね、全然。祖国って…なんだろう?』(冷戦明け直後の雰囲気か)
------第648 「プリンプリン、さらわれる!!」------04/3/11(木)放送
団長:「今から15年前、ガランに生まれた赤ちゃんを連れ去ったのは猿であるという噂がたった…。もしかしてその猿はモンキーじゃないかってのが私の推理。だとしたらプリンプリンの祖国はこのガランカーダ」。憂鬱な表情のプリンプリン。オサゲ:「プリンプリン、今の気分は?」 プリンプリン:「よくないっ…。このガランカーダはランカーの故郷。それが私の祖国だなんて…」(モンキーのやった事に関しては誰一人突っ込まない…) カセイジン:「しかしプリンプリン、祖国というのは自分の好き嫌いで選べる物ではありませんよ(物語中、何度も出てくる命題である)」 プリンプリン:「でも…嫌な物はやっぱり…」
相変わらずプリンプリン&ランカータウンのゲートでお土産を売るシドロモドロ。そこへランミーがやってくる。(人形劇プリンプリン物語で画面に対して縦の動きは珍しい) ランミー:「ありがとよ、おかげで上手くいったぜ。」そう言って中へ入っていった。 何の事だか分からないシドロモドロ:「??」 彼らはモンキーを崖から落とす作戦の事は知らずに利用されていたらしい。
ランミー:「俺兄さんに誉めてもらわなくっちゃ。モンキーを深い谷底に落としちまったのさ。」 それを聞いたランカー:「ヘドロ、来い!!」ランカーは勇んでプリンプリン目指して出ていった。残るランミー、肩すかしを食らってため息。
カセイジン:「ルールールー、これは、これは絶望的な予感です。プリンプリン、君はランカーに連れて行かれてしまうでしょう!!」 驚愕するプリンプリン。ボンボン:「冗談じゃねーぞ!!俺がいるんだからな!」 オサゲ:「僕だって!!」 プリンプリン:「でも…モンキーがいないわ。」(ボンボン一行、戦力外通告…)
ガラキン宮殿に乱入するランカー。ランカー:「プリンプリンよ、プリンセスよ、さ、迎えに来たぞ!」 プリンプリン:「嫌よっ、私、あなたとなんて行かないわ!!」 ヘドロ:「分かるねぇその気持ち!」 ボンボン:「やいやいやいっ、プリンプリンに指一本でも触れて見ろっ!こうしてやるぞ!!」 ボンボン、オサゲ、カセイジン、次々にランカーに飛びかかるが軽くあしらわれて三人ともノビてしまう(いつもモンキーに美味しいトコを全て持って行かれる原因はココにある)。 彼らにピストルを付きつけるヘドロ:「いっそ息の根を止めてしまいますか?」 プリンプリン:「お願いですっ撃つのは止めてください!!」 ランカー:「ヘドロ、私の愛するプリンプリンをこれ以上苦しめてはならぬっ、その物騒な物は引っ込めなさい。さ、あ、一緒に行こう、プリンプリン。」 (…ランカー、プリンプリンGET;)。
プリンプリン物語がここへきて基本に戻り、始まった頃のノリになっていて良い)。
残されたボンボン一行(気を失っている)をあおいで看病する団長。そこへカーダ姫がやってくる。彼女はボンボン一行のザマを見て驚きの声をあげる。団長:「モンキーがいないとどうにもならないのさ…どこかに猿は居ないかねぇ…猿の谷には」 カーダ姫「無理。あそこは一度行ったら戻って来れないもの」。 (レンジャー、モグラベエ、戻ってくる手段はいくらでも…いや、いい;)
一方、猿の谷では網に入れられて着地したモンキーがもがいていた。そこへ巨大なゴリラがやって来た。モンキーを出してやるゴリラ。(
プリンプリン&ランカータウンの書斎ではランカーがいそいそと何やら机で執筆している。ランカー:「プリンプリンはどうしている?」 ヘドロ:「泣いていますわ。」 ランカー:「なぜだ?頭が痛いか?腹でもすいたか?」
(女心推察能力ゼロ) ヘドロ:「女の子が泣くのはそんな時だけではありませんわ。私だって随分泣きましたわ」ハンカチで目をふくヘドロ。
ランカー:「TVドラマでは善が勝ち悪が滅びる。これが鉄則だ。だが、これで良いのか?!現実に目を向けなさい!悪が栄えて善人が辛い生活、これが現実だ!
(だからこそ、人は物語を求めるのである)
。だからワシは今、プリンプリン物語の脚本を書いている!」 ここで突如花のアナウンサー登場!アナウンサー:「ここからはプリンプリン物語第648回、ランカーの脚本でお送りします!」プリンプリン物語の怪しげな色のタイトルが出て”ランカー版プリンプリン物語”、始まる。
(ええ?!)
ランカー:「ヘドロよ、プリンプリンはどうしている?」
ヘドロ:「向こうの部屋で笑ってますわ」
ランカー:「おお、そうか、ではこっちへ呼びなさい。」
ヘドロ:「プリンプリンちゃ〜ん」
プリンプリン:「は〜い、ごきげんよう、私のランカー♪(プリンプリン、頭に巨大なランカー薔薇の花が付いている)。気分は最高、幸せ一杯、だってあなたと一緒なんですもの〜♪私の祖国はここ、プリンプリン&ランカータウン〜」
まるで催眠術にかけられたようなトロンとした声でそう言ってランカーに抱きつくプリンプリン(二度と見られない絵である)。
ランカー:「お聞きの通りだ、プリンプリンの祖国はついに見付かった。これにてプリンプリン物語、全巻の終わり!」
と、そこへアナウンサーの所へ苦情の電話。
プリンプリン:「私だって嫌だわこんな台本、いいかげんにしてよ!」
プリンプリン、猿の顔のついたハンマーを取り出す。
ランカー:「あ〜〜猿だっ助けて〜〜!こんな事はプリンプリン物語始まって以来、始めてよ〜」
浮遊する猿ハンマーに追われてどこまでも逃げて行くランカー。
(いやぁ、この回、必見だった。見てない人、可愛そう^^;)
------第647 「プリンプリン&ランカータウン!」------04/3/10(水)放送
除幕式。TV電話の向こうのヘドロの合図によって全貌が現れたプリンプリン&ランカータウン。感嘆の声をあげるボンボン一行。画面に再びランカーが現れ熱く語る:「プリンプリンへの愛に愛に愛に包まれた国なのだ!!」そのランカーの愛の熱気で画面から煙と炎が出る。それによってプリンプリン一行は向こうへ押しやられる
(相変わらずバカな事が起こっている)。 一方、シドロモドロはそのプリンプリン&ランカータウンのゲートで土産物屋を販売。饅頭、せんべい、切手など。
プリンプリンを呼びに来た団長:「おりゃまぁ、ビックリしゃっくり驚いたねぇ、こんな魔術は出来ないねぇ、砂漠の真ん中にこんな大きな町を創りあげるなんて!」 団長と一緒にガラキン宮殿に戻るプリンプリン。モンキーとカセイジンは残ってプリンプリン&ランカータウンを探検しに行っているボンボンとオサゲを待つ事になった。ボンボン、オサゲは町を探検。
ランカー:「プリンプリンの側には尻の赤い小動物がついておる。あれをなんとかしなくては、ワシとプリンプリンが一緒になってプリンプリン物語がメデタシメデタシとならんではないか!(どっち道そういう風にはならない)」 それを受けてランミーはシドロモドロを率いてモンキー対策の作戦を遂行する。
プリンプリン&ランカータウンの正門でボンボン、オサゲの帰りを待つカセイジンとモンキー。(モンキー、プリンプリンの絵をお絵かき中。愛らしい) そこへシドロモドロがやって来た。シドロモドロ:「これ教えてください」、カセイジン:「マイコンではないですか!(マイコン…)え〜っと、こうやって…ハハハ良いですねぇ。」 シドロモドロの持ってきたマイコンに熱中し始めるカセイジン(こうなれば骨抜きである)。その隙にランミー、タモ網でモンキーを捕獲し走り去る(弟の出現でヘドロの労働が軽減されている)。カセイジンは気付かない。
ガラキン宮殿ではプリンプリンがカーダ姫に引き合わされる。御祝いとして宮廷内を花で飾る団長。(良い演出である) プリンプリンはガランがカーダ姫の母であると知った。ガラキンはプリンプリンの話を聞いて猿の谷にレンジャー部隊を派遣したのだ(「モグラベエの穴を通って帰った」という進め方などもいかが?)。プリンプリン:『赤ん坊を連れて行った猿…それはもしかして…モンキー!?…』その時、モンキーがいなくなったというカセイジンの報告が入る。
猿の谷ではランミーがモンキーを放り落とした。ランミー:「お情けでパラシュートをつけてやるから感謝しな!!」 モンキー:「キキ〜!」(えらいこっちゃ)
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