平成25年7月14日
「プリンプリン物語・メモリアルガイドブック」 出版記念パーティー in 深沢小さな美術館
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後編 (前編はコチラ)
(いやはや前回の更新から3年近く経ってしまってすみません。記憶を頼りに(笑)、出版記念パーティー後半です。)
なんと!フロアに展示されてなかった貴重な品々も見せて頂きました。
友永先生の人形製作過程で使ったメモや端切れ、交換した部品などの数々です。
当時をうかがい知る
実に貴重な資料なのです!
例えば下は人形の衣装か何かの型紙に新聞紙。
1980年の記事。放送当時のものです!
これは何でしょう?
登場人形の面なのですが…実は先生も忘れておられたようで、僕もはっきりとはわかりません。
(判った方います?)
ほかにも沢山あります(笑。
そしてこの封筒をよく見てみると何か走り書きされてます。
人形の設計図ですね!
先生がアイデアを書き留められたのでしょう。
何の人形の設計図でしょうか?
封筒の表を返すと「インコの友達」とありました!
バルンバ帝国のインコの友達(うーむ…だれでしょうか?)
また型紙には「トーキューハンズ」とあります!
当時先生は渋谷のNHKの近くで籠って作業されていたとの事ですので、材料を買った時の紙袋でしょうか?
生々しい。実に生々しい。
話が前後しますが、他の型紙新聞紙にもこれまた時代を反映する記事の断片が沢山!
いやこういうの見るだけで感動します!
ただの古い新聞ではありません。
人形劇製作の過程で無造作に使用された、
放映当時の匂いがナチュラルに染みついた記事なのです!!
使用されたり修理の過程で交換された人形たちのパーツも沢山拝見しました。
コンテナに無造作に入ってました(笑。
…が
これまさに
「宝のつづら」ですよ!
舌切り雀で言うなら正直じいさんが持って帰る方のです!
しかも触り放題。もったいなやもったいなや。
皆無心で見入ってます。
そして出ましたああああああ!!
プリンプリンの王冠も入ってました!ティアラタイプ。
これがあるという事は現在のティアラタイプも二回以上世代交代してるんでしょうかね。
イヤリングもありました。
激しい動きの中でちぎれたのでしょう
(耳が付いてます…(小声)
他にもいろいろ手足が沢山(笑)
インコのローラースケート(?)もありますね。
仮装大会の回で使用したやつでしょうか?
プリンプリンの「かつら」もたくさんあります。
メインキャラのミニ人形もありました。
遠景描写などで使用したと思われます。
メインフロアに展示しきれなかった人形も並べてありました。
ものすごい規模。
製作総数数百体というプリンプリン物語。
当時の熱気がうかがい知れますね。
今は静かに横たわってます。
いつかきっと息を吹き返す事もあるでしょう。
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さてひとしきり撮影会に興じた後、先生を囲んで宴会です!
これもまたメインイベント(笑。
10年前に再放送があったせいで20代もいましたし、
リアルタイムの子供世代だったアラフォーのおっさん(←僕です)や、
更に上は当時大人だった50代方まで、実に幅広い人々が集まってました。
いやぁ夏ですなぁ(突然)
しかし深沢の森は涼しくて窓を開ければ十分です。
大自然に囲まれたこの美術館はまさにプリンプリン達の居場所にふさわしいと思います。
宴も盛り上がり、そしてアーカイブスの門外不出マル秘映像なども見せて頂きました!
時間が一瞬で過ぎ去った感じです。
しかし楽しく実り多い一日でした。
(先生にサインも頂きました(笑)
プリンプリン物語よ永遠に。
(おわり)