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ドオンブリカ編03  (再放送日時 03/4/11~)
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大悪魔メフィストフェレスなどの出てくるドオンブリカ編は、どうも「ファウスト」がモデルの一つににあるらしい。「ファウスト」はそもそも、1500年頃(レオナルド・ダヴィンチが生きていた時代)の実在の人物ファウスト氏にまつわるいろいろな話(悪魔と取引をした)=ファウスト伝説をもとにゲーテが書いたものである。(えみゅう様@情報2003/07
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※)題名は管理者が勝手に付けたものです。

-----------第504:「招かれざる乗客」-----------03/7/24(木)放送

 「私先祖のアナウンサぁー、円盤発進の実況中継。・・・ん?ちょっと待って、♪ドーンドンドンドオンブリカ、不思議な不思議なドオンブリカ、・・・(略)・・・電気も無いし、テレビも無い♪、あ、TV無いもんね。でも結局、歌っちゃった。」(最後に一人舞台を見せてくれる先祖のアナウンサー。) 
 
そして魔女を乗せたまま離陸する円盤を見て「魔女行っちゃった、魔女行っちゃった、どこか遠くへ行っちゃった♪」と猫踏んじゃったの曲で歌い続ける。 先それを聞いて青ざめるマイヨー。しかしドビンチ:「それは良かった。厄介払いというものじゃ」とホッと一安心。(こいつはこういう奴である。
 不安げに夜空の円盤を見送るマイヨー。

 円盤は時間の霧の流れに翻弄されて激しく揺れが、どうにか抜け出した。窓から小さくなって行くドオンブリカを見つめるプリンプリン。「あれがさっきまで私たちがいたドオンブリカね。悲しい事、楽しい事、いろいろあったドオンブリカ・・・」(「♪ドオンブリカ」の歌と共に回想シーン)(※このシーンは覚えている。ドオンブリカに関する数少ない記憶の一つだ。サイト設立以前に記憶を頼りに画像を作ったのだが、それがまさにこの一コマだった。何に乗ってココを離れたのか、は全く覚えていなかったのだが。) 

 一方、ダマスクセではランカーらが相変わらず”オシモサク→円盤”への通信を傍受している。「ワシハオシモサク。こちらからの誘導電波に乗って飛行せよ。」これを聞いて忌々しそうなランカー。ヘドロ:「プリンプリンはきっと宇宙の果てまで飛んでっちゃうんですよ。そしてもう二度と戻って来ない~♪」 ランカー:「馬鹿な!プリンプリンはこの地球へきっと帰ってくる!このワシの胸に帰ってくる!(世界一金持ちのストーカーである) このワシのプリンプリンへの愛こそが何よりも強い誘導電波なのだ!!(嫌な誘導である。) 

 誘導電波に乗れず上手く進路を取れない円盤。カセイジンは悪戦苦闘するが円盤は大きくゆれ、操縦が利かない。仕方なく、プリンプリン一行はひとまず近くに見える宇宙基地に寄る事に決めた。(頼むから、まず宇宙空間に出た事への感動と、宇宙基地なんて物がごく自然にそこにある事へのリアクションを誰かとってくれ。) 
 しかし宇宙基地は円盤の受け入れを拒否。無線で食って掛かるボンボン。宇宙基地は魔女がいるからという理由で非魔女三原則を唱えているのだ。
 その時、下の階から魔女が姿を現わした。魔女は軍曹を片手に捕まえ、不気味な笑い声をあげる。円盤の不調は魔女が原因だったようだ。(実に「何となく」な原因である) 「宇宙基地には魔女なんていないって言っておしまい。どーせわかりゃしない。」 ドオンブリカと同じく円盤も支配しようとする魔女。
 「そりゃー!」と、その時マイホームが魔女に飛びかかる。そしてこれを皮切りにプリンプリン以外の皆が一斉に飛びかかった。円盤内は大騒ぎだ。

-----------第503:「搭乗」-----------03/7/23(水)放送

 円盤内で待機するカセイジンとボンボン。そこへ再びピテカンドロップオシモサクからの入電。ボンボンがプリンプリンの声色で応答するがあっさり無視される。

 「お別れね、プリンプリン。」マイヨーとプリンプリン、二人は宮殿庭園で別れを惜しみあう。「いいのよ。私もう寂しくない。お母さんがいるもの」、そう言ってマイヨー、母親の所へかけて行く。うらやましそうなプリンプリン。(ここで「♪私の祖国」)。
 二人からプリンプリンへ、餞別として高貴な宝石が沢山詰まった宝石箱が贈られる。プリンプリン:「ありがとう!プリンセスマイヨー」。(夢のある話だ。さらりと受け取る辺り、立派な貴人気質である。)

 円盤発進直前。「ワシも乗りたや円盤に」と、羨ましそうなドビンチ。「ダメよ。ドビンチ先生はこの国の為に働いてもらわなくっちゃ」
 円盤脇では先祖のアナウンサー、最後の「♪はべれけれ」と実況中継。次々円盤に乗り込むメンバー達。皆席に着き、円盤が始動する。と、その離陸直前、魔女がやって来て乗りこんだ。驚愕する先祖のアナウンサー円盤は魔女を乗せ、発進してしまう。

-----------第502:「発射準備完了!」-----------03/7/22(火)放送

 円盤内のチェックに余念が無いカセイジン。オサゲとボンボンは大して役に立てずに手持ち無沙汰な様子である。カセイジンの助手として、ペンを片手にマメにデータを取り続けるモンキー。(知能指数=サル>ボンボン&オサゲ) 
 「次の目的地はどんな所かなぁ、俺達にとって新しい世界だ。」とボンボンとオサゲは思い巡らす。(ここで「♪新しい世界へ」ボンボンの独演プロモが流れる)。
 その時、黄金バットが入り口から入ってきた。同時にそれを追いかけてワットも乱入。「あらまぁ、黄金バットを追いかけて行けば億万長者になれるというけど、こんな所へ来てなれるのかしら?」(俗欲にまみれまくりの動物学者。)ワットはボンボン一行に気がつき、互いに挨拶を交わす。再び黄金バットは外へ出て行き、ワットはそれを追って再び出て行く。
 
 象に乗って広場に登場するマイヨー。象は魔女除けの為だ(すっかりプリンセスの気品が身についている) 。マイホームを見たマイヨー:「マイホームさん、魔女をやっつける方法ありませんか?」。プリンプリン:「マイホームさんは名探偵だからどんな凶悪な犯人でも捕まえてくれるんでしょ?」困り果てるマイホーム(一方的なプレッシャーである)。 

 町外れを黄金バットを追って相変わらず走って行くワット。と、その後を魔女もホウキで追跡。「私だって女だもの。億万長者というのは魅力ある話。ア、イザ、ア、イザ、イザイザイザイザ」と飛び去って行く。(奇行が目立ち始めた魔女。億万長者なら魔法でなりたまえ。)

 ダマスクセではアンテーナーが電波の発信源を突き止める。「宇宙のラジオ星です」。ヘドロ「それじゃプリンプリンも宇宙人。」ランカー「そんなはずはない!」

 オサゲが知らせに来た。「カセイジンが言うには円盤の発射準備完了!」

 ※時間稼ぎのような回だった。

-----------第501:「黄金バット!」-----------03/7/21(月)放送

 ダマスクセのTV電話が再び例の電波をキャッチした。『ワシハオシモサク、ワシハオシモサク・・』 ランカー:「専門家を呼べっ!この電波を逆探知する」。そこで呼び出されたのが電波の専門家「アンテーナー」(三田松五郎)である(”モンキー”に匹敵するストレートなネームング。) しかし電波はヘンナキブンの通信のせいで途切れてしまった。 

 UFOもまたそれを受信した。『ワシハオシモサク、この円盤に乗ッテオイデ』。それを聞いてプリンプリン、「私、行くわ!」と出発を決意。ここで「♪心配したって」の歌。 プリンプリンと軍曹はマイホーム&ワット夫婦を呼びに出かけ(珍しい組み合わせである)、ボンボンとオサゲはカセイジンのUFO調査を手伝う。(が、彼らは役に立たなそう。) 

 勝手の分からぬマイホーム&ワット夫婦、ドオンブリカ内をフラフラ観光してまわる。そこへドビンチが現れ、「案内してあげましょう」と、二人を連れて錬金術研究所へ。
 ドビンチ:「ワシは錬金術の研究をしておる」と、得意気に元に戻した錬金術機械を指した。驚く夫婦。動物学者のワットは大喜び。「金になるなんて、まぁ面白そうっ!早速やってみましょう!」と、いきなり近くにとまっていたコウモリを生け捕りにし、機械の中へ突っ込んだ(お、おいっ・・ランカーと発想は大して変わってない) 。「あんた今何を入れたんや?!」驚くマイホームに、ワット:「え~と、あれはコウモリね。私動物学者だから分かるの。」と、自慢気(動物学者だから動物を入れたとでも?)。 

 と、何と機械の出口から出てきたのは黄金バットだった!。「大成功じゃ!」ドビンチ大喜び。 これを見たワットの顔が豹変する。「あ、イザ、イザ、イザイザイザイザッ!」と、取り憑かれたかのようにいつもの虫取り網を取り出して、追いかけて行ってしまう。(この人、直面した事柄にのみ反応するようである。)
 広場では再び魔女出現。

 幼い頃の記憶に出てきた黄金バット、ついに見る事が出来たこの回は中々の感動回である。ちなみに再放送しか見ていないので「初めて黄金バットが誕生した」という回に見えるがそうではなく、すでに黄金バットはお馴染みのキャラである。

-----------第500:「受信」-----------03/7/17(木)放送

 大量生産されたピストルがドオンブリカの町に雨のように降り注いだ。「ドオンブリカの皆様へ私からの贈り物♪」魔女の高笑いが響く。 ばら撒かれたピストルを拾い上げ、「私のせいよ、私がこの国へ来なければ・・・」と、落ち込むプリンプリン。ドビンチが慰める:「いいや、遅かれ早かれこういう物が出現するのは時間の問題じゃ。誰のせいでもない。」(むしろあんたのせいだ)
 気を取りなおして広場で舞踏会が始まった。マイヨーやポンチュンと一緒にドビンチを相手に踊るプリンプリン。(ドビンチはやはり男か?) その時モンキーが呼びに来てプリンプリン:「そうだっ、私こんな事してられないんだわ。」と、我に返り円盤へ向かう。(のんきである。)
 と、プリンプリンの足元に穴があき、突如マイホームとワットさんが出現。「おおっプリンプリンちゃんっ、ここは憧れのドオンブリカ!」と感動の熱いキスを交わすバカップル。ほっといてプリンプリンは円盤へ向かう。

 「ピテカンドロップオシモサク~♪」相変わらずランカーはダマスクセにおいてカラオケに興じていた。演奏が終わった後、「いい加減にしてくださいな」と弾かされていたアコーディオンをほうり投げるヘドロ。(もはやお決まりのシーンになってきた)

 円盤内に揃ったプリンプリン一行。その時、円盤内のTV電話に入電「ワシハオシモサク・・・ワシハオシモサク・・・」と、例の着信内容である。「プリンセスプリンプリン、サア、ワシノトコロヘオイデ。コノ円盤ニノッテ・・・」。
 「操縦ならお任せください。」と、カセイジン、強気だ。
(バイク、ジェット機、ヘリ、円盤、この人は只者ではない)

 プリンプリンの胸が音を鳴らす。「ほら、モンキー、私の胸の弾む音、聞こえるでしょ?”プリンプリン”ってねまた新しい旅に出発よ!」 (エンディングは円盤の調査をするプリンプリン一行)

-----------第499:「街にピストルの雨が降る」-----------03/7/16(水)放送

 UFOの中で軍曹は「誰か乗ってなきゃおかしい」と、椅子にふんぞり返って座ってシドロモドロに円盤内が本当に無人かどうかの再点検を命じた。 シドロ:「ちぇっ、せーいっぱいいばっちゃってよ、ヤな性格。」:モドロ「病気でしょ」 と、文句を言う二人。 そこへカセイジンが合流し、”コクピットが違うのでネチアーナ伯爵のジェットでない”と推理。一同、「本物のUFOか」と驚く。
 
更にカセイジン:「ブリコには、気をつけてくださいよ。あれはブリコではありません。ブリコは、ヘドロに撃たれ、息を引き取ったのです。あれは、ブリコの亡霊です。…その正体は、魔女。」

 ドビンチの部屋に来たブリコ、さっそく機械に鉄球を入れる。ドビンチがカセイジンに聞いた事をしゃべると「フフフ、やっと気づいたかい、お人好しで、世間知らずの科学者先生。これはね、人殺しができる道具なのさ。」ブリコは、研究室の隅に置いてあった、人体の模型に次々と発砲。さらに、鉄のボールを次々に装置に投入、ピストルを大量に作る。ブリコの姿が、魔女に変わった。「そう、わたしは魔女。このピストルを、ドオンブリカの人すべてに配れば、人殺し、戦い、自殺、何でもできるようになるのさ。」

 
ドビンチ先生は、悔悟にのた打ち回る。「ああ…科学者は、人類に役立つものを作ろうとしてきた。しかし、実際はどうじゃろう。火薬、大砲、原子力、そしてこのピストル製造錬金術装置…みな、人殺しをするためのものじゃ。」(※石山氏の項目参照)魔女はドビンチに例の羽を付けて飛ばしてしまう。

 プリンプリン一行がいなくなったUFO内、退屈な軍曹がTVかと思って画面のスイッチを入れると、オシモサクからの通信が入る。驚いて逃げ出す軍曹・シドロモドロ。

 広場ではプリンプリンが”魔女がブリコに化けている”事をマイヨーに話す。そこへドビンチが飛来、だまされたことを悔しがる。

ボンボンたちがドビンチの部屋に行くと「自由に人殺しの道具が持てるから先進国の仲間入りだ」と言うブリコ。正体を現す。( 広場のシーンのバックに、銃が空から次々と降ってくる映像 )。
さらに、シドロとモドロが「プリンセスさまー、プリンプリンさまー、大変大変。」と、どこからか新聞を持ってきて、まき始める。チラシアップ。「アル中TV新聞 アル中TV号外 ナゾの国発見」。ランカーもチラシ見ている。
プリンプリン:
「ピテカンドロップオシモサク…何だろう、それ。」

 (499話は管理者がビデオ予約をミスしたので、金太様に頂いた情報へ、チョン様に頂いた情報とYoshida様に頂いた情報を加えて、UPしました。どうもありがとうございました!)

-----------第498:「円盤と闇の少年」-----------03/7/15(火)放送

 「あなたが行っちゃうと寂しくなるな。私急にプリンセスになっちゃってどうしたら良いか分からない。プリンセスってどうすればいいの?教えて、プリンプリン。」と、マイヨーはプリンプリンに相談する。(自称に悩みを打ち明ける本物)  「そんな事分からないわよ、私だって。」とプリンプリン。(気のせいか、ぶっきらぼうだ。(・・嘘^^;))
 
その時上空に円盤飛来。プリンプリン:「もしかしてあれってネチアーナ伯爵婦人のジェット機じゃない?」(※プリンプリンの話ではネチアーナ伯爵婦人はネチア島の所有者で、世界お金持ちクラブの会員。孫のネチアンの為に円盤型ジェット機を造った、自分も乗せてもらった事がある、らしい。)  
 急ぎボンボンとオサゲに知らせるため、錬金術研究所に走るカセイジン。駆け付けたボンボンとオサゲはプリンプリンと一緒に円盤に近づく。入り口にボタンがあり、中へ入る事が出来たが、円盤内は無人だった。不気味に緑のライトが灯っている。いろいろ調べるが、学問方面に難のあるこの三人では埒があかない。「カセイジンがいたらなぁ・・・」

 ボンボンとオサゲに錬金術研究所に置き去りされたカセイジンは仕方なくドビンチの実験室へ入る。ドビンチは鉄のボールを一瞬にしてピストルに変える機械を作り上げてた!(さすが大天才。ランカー商会が知ったら飛び付きそうな技術である。)更に驚くべき事にドビンチはこれが兵器である事を知らなかった。(前言撤回。)

 
「ブリコは何を考えているのだ・・・」沈鬱な表情になるカセイジン、ブリコに会いに行く。途中、喪服を着たブリカ家の女とすれ違ったのでブリコの事をたずねる。女は悲しげに言った。「ブリコ様はヘドロにピストルという道具で撃たれたキズのせいでお亡くなりになりました・・・。」女は言葉に詰まって走り去る。

 
ふとカセイジンは人の気配を感じて振り返った。 ブリコがポツンと夜道に立っている。彼の両目は爛々と光を放ち、その足元にはあの魔女のネズミが手首をくわえて寄り添っていた。

 「そうとも・・・僕はブリコさ・・・・」そう笑って彼は通り過ぎた。

-----------第497:「祝典とダマスクセの天井」-----------03/7/14(月)放送

 楽隊の華やかな演奏と共に王妃と、ポンチュンに付き添われたプリンセス・マイヨーが祝典会場に登場した。群集の大歓声。同時に軍曹の音頭で「♪不思議なドオンブリカ(ドオンブリカ音頭)」が始まり、プリンプリン一行も参加して皆でリングダンス。新バージョンの歌詞だ。 
 ただ、カセイジンだけは参加しない。彼は自分にひらめいた予感について考えていた。「私達はドオンブリカへ別れを告げ、とんでもない所へ行くただしそこがどこなのかは分からない。」という予感である。(むしろ知りたくない情報である。)

 一方、ダマスクセではランカーが『ピテカンドロップオシモサク』という国を探そうと、地球儀を見つめていた。横でヘドロが鼻歌を歌っているので少々イライラ気味だ。(このランカーのしぐさが面白い) ヘドロは兵器注文書を見せに来たのである。『誰が見ても核兵器と分からない核兵器』の注文書だ(※当時の時事ネタである。別項参照) ランカーはチンタムに開発研究を命じた後、一息ついておもむろに上を見上げた。天井にはなんとプリンプリンの水着グラビア写真が貼られている!(お~い、こんなのファンタジーじゃね~ぞ~!) 一人グラビア写真に話しかけるランカー。(ってか描写が現実的過ぎて生々しい^^;) 

 一方、錬金術研究所では奇怪な音を立てながらドビンチがせっせとピストル製造機を工作していた。人手が足りないのでブリコが軍曹&シドロモドロの3人にも協力させる。

 プリンプリンとマイヨー、星空を眺めて語り合う。マイヨーはもうしばらくプリンプリンにとどまって欲しそうだ。と、その時、上空になんとUFOが飛来。町外れに着陸した。

-----------第496:「プリンセスの帰国」-----------03/7/10(木)放送

 「我が子よ。」抱き合う王妃とマイヨー。「おめでとう、マイヨー。」お祝いを述べるプリンプリンにマイヨーが頼む。「来春の惑星直列でこのドオンブリカが再び地球へ戻るまでの間、この国にいてくれない?ここには知ってる人も友達もいないの。」プリンプリン、皆と相談する為、錬金術研究所へ戻る。 

 ボンボン一行、錬金術研究所で談話。カセイジン:「この国がプリンプリンの祖国で無いと分かった以上、私達は新しい旅に出なくてはならないのです」。その時、部屋にブリコが入ってきて「Hold Up!」とピストルを突き付ける「言う通りにしろ!」。ヘドロの残したピストルだ。(憎たらしさも回復している) ボンボン一行、言われるままに両手を上げて後ろを向き、ゆっくり数を数えさせられる。その間にブリコは奥のドビンチの部屋へ入っていった。数を数え続けるマヌケな彼らの後ろからプリンプリンが入ってきた。「あなた達何してるの?」(何してるんだ?)
 
ブリコはドビンチにピストルの調査を依頼。ブリコ:「これを沢山作ってくれない?沢山!」 ドビンチ:「私は天才、やってやれない事は無い」(天才と言うかマッドサイエンティストである。)

 『ヒュルルル、バーン』と、空に王妃王女帰国を祝う花火が上がる。(この国、ピストルは無くとも火薬はあるようだ。)広場では群衆が集まり、お祝いの式典が開かれている。楽隊演奏の中、馬車に乗って王妃が登場、そして象に乗って真っ白なプリンセスドレスを着たマイヨーが入ってきた。群衆の歓声が上がる。
 遠くで皆とこの様子を見つめるプリンプリン。「羨ましいなぁ。マイヨーはお母さんとも会えたし祖国も見つかった。」 

 一方、ダマスクセではこの間のピテカンドロップオシモサクからのTV電話のVTRを再検証。やはりはっきりしない。ランカーまたもや歌い出す。マイクがスルスルとせり上がり、彼はライトアップされ、サクラが舞い散る、脇でアコーディオンを演奏するヘドロ。(エスカレートし続ける。もはやとどまる所を知らない。)

-----------第495:「魔女と象、母と娘」-----------03/7/9(水)放送

 「お兄さんがね、急に私のお兄さんじゃ無いって言い出したの!」と、プリンプリンに泣き付くマイヨー。
 打ち明け話を始めるポンチュン:「順々に話そう・・15年前、私はドオンブリカをこの目で見ようとカッタルカの北の山地へ分け入った。しかし深い霧が出て道に迷い、ふと足元を見ると赤ん坊が入った籠が置かれていたのだ。私は連れ帰って妹として育てる事にした。」 ショックを受けるマイヨー:「私は捨て子だったのね・・。」 ポンチュン:「いや、あの時、深い霧の中で老人が現れこう言った”時間の渦に巻き込まれた母子が離れ離れになったのだ”とな。(この爺さんの最期の活躍か?)そこで私は母親を探す為に何度も出かけ、今、ドオンブリカを見つけて霧に分け入り、ココへ出たのだよ。」(時間のネジレを原因とする仕掛けだ)
 
「マイヨーこれを知ってるだろ?」とポンチュンはマイヨーの産着を差し出す。そこに刺繍された四ツ葉のマーク、それは頭上にはためくドオンブリカ王旗の刺繍と同じだった!

 一方ダマスクセではヘドロがランカーのカラオケにあわせて踊らされている。(相変わらずのバカップルである) その時再びオシモサクから入電。「ワシハオシモサク・・・」 ランカー:「オシモサクだとっ!?」食い付きがやたら良い。(かなりお気に入りか?)

 法廷ではボンボン一行が裁判官を締め上げる。裁判官を例の檻に入れ、水槽の真上に吊るしている。「プリンプリンを魔女に仕立て上げなくたって、この国には正真正銘の魔女がいるじゃないですか!!」詰問するカセイジン。裁判官:「あれはワシらの手にはおえんのじゃよ!」と情けない声を出す。

 魔女は自宅で思い悩んでいた。「大悪魔メフィストフェレス様のお言葉が気に掛かる。永遠の命にも欠点があるなんて・・・。」その時、ノックが聞こえた。「誰だい?」浮遊手首が急々と応接に飛んで行く(やばい、この手首が可愛く見えてきた;)。 入ってきたのは軍曹と、シドロモドロ操るだった。「ウェエェェェ!!」象を見て悲鳴を上げる魔女。「怖いよお~恐ろしいよぉ~その鼻の長い動物っ、ゾォ~~~!!、メフィストフェレス様のおっしゃった永遠の命の欠点がコレ!なんてイヤラシイ~!」その時象が水を魔女に噴射!魔女は悲鳴を上げ、ホウキを忘れて逃げ出した。(しかし欠点ってまさか象ではあるまい;)
 「どこかへっ、どこかへ隠れる所は無いかっ??」と、魔女は近くの建物の扉を開ける。と、そこは例の時空の入り口だった。「あああああああぁ!」と叫び声を上げて魔女は時空に呑み込まれてしまった。 と、何とその魔女と入れ替わりにドオンブリカの王妃が戻ってきた!歓迎する兵士達。(なんでもかんでも一気に解決させようとし過ぎである;)

 帰国した王妃を遠巻きに見つめるマイヨーとプリンプリン。 プリンプリン:「あの方が私のお母さんならこの国は私の祖国。ねぇ、そうよね?マイヨー?」。 しかしマイヨーは聞こえていない様子で呆然とたたずみ王妃を見つめていた。そしてつぶやく。「お母さん・・・・!」 王妃もそこにいるマイヨーが娘である事を直感的に悟り、二人は抱き合った。

その様子を遠くから見つめるプリンプリン。『やっぱり違ったのね・・・。そうだ!マイヨーにおめでとうを言わなきゃ・・・。』

 (エンディングはホウキの無い魔女がひたすら象に追い掛け回されているシーン。)

 -----------第494:「象」-----------03/7/8(火)放送

 大悪魔メフィストが現れて魔女に告げる。「おまえの永遠の命にも欠点がある。それを忘れるな!」。驚愕する魔女。

 ドンブリカ法廷では魔女裁判の真っ最中。「私は魔女じゃ無いし、お魚でもないわ!そんな馬鹿なっ!助けてっ!」プリンプリンの檻が水槽に浸けられるべく吊り上げられた。魔女の判定を行うのである。裁判官に食って掛かるボンボン一行。

 その時、「プリンプリン様っ!俺達にできる事無いですか?何でもしますよ!!」シドロモドロの操る巨象が法廷内に乱入してきた。象は水槽の水を一気に鼻で吸い上げて辺りに噴射。(思いがけない派手な救出劇だ。しかもシドロモドロがカッコイイ。。)
 「な、なんだこの動物は?!」象というモノを見た事が無い裁判官や兵士らは大混乱。(こういう文化的ギャップで驚かせるシーンを今までにももっと入れて欲しかった)その隙にプリンプリンは助け出され、脱出に成功した。(この後、「♪不思議なドオンブリカ」をメインキャスト全員で歌い踊って大騒ぎ)。(今までで一番豪華な顔ぶれである) 

 法廷の一部始終を自宅の魔法屏風から覗いていた魔女、驚いて震え上がる。「何だろ?何だろ?あの鼻の長い動物は??」。

 一方、自分の行きついた場所がわからないポンチュンにマイヨーが説明する。「このドオンブリカっていう国は何百年も前の昔の地球のような所なの。」 しかし兄ポンチュンは元気が無い。「どうしたの?疲れたの?」と気遣うマイヨーにポンチュンはおもむろに切り出した。「マイヨー、実は私はおまえの兄ではないのだ。」 「嘘だ・・」信じられない様子のマイヨー。(ここの吉田理保子さんの演技良かった。さすがベテラン)

-----------第493:「魔女裁判」-----------03/7/7(月)放送

 ドオンブリカ法廷では魔女裁判が開廷された。「これより魔女裁判を始める!」 衛兵に囲まれた檻に閉じ込められて引き出されるプリンプリン。傍聴席にはボンボンオサゲ、軍曹が血相を変えて駆けつけ、大騒ぎ。飛びかかるボンボンを衛兵達が遮る。(いつの間にか裁判官の木槌を軍曹が太鼓の撥で代行している)。
 と、その時、フラフラと四葉紋章入りの本『ドオンブリカのプリンセス』を歩き読みしながらカセイジンが法廷内に入ってきた。皆が呼びかけると、「あ、失礼、ちょっと隣が図書室だったので寄ってきたのです。あれ?何ですかここは?」(プリンプリン助けに来てたんじゃねーのかよ^^; それにしても僕は密かにここでカセイジンが弁護士役になる事を期待した。が、そういう事も無く・・・。)  
 法廷に巨大な水槽が持ち込まれてきた。裁判官は言う。「魔女か魔女でないか、プリンプリンを檻ごと水槽へ入れる。平気なら、その時は魔女として火あぶりの刑。また、溺死すれば魔女ではない事が分かる。その時は釈放だ。(前回の二択よりも究極的である;)
 
 ランカー商会のTV電話はまたもや「ワシはオシモサク。ワシはオシモサク。」というピテカンドロップオシモサクからの電波を傍受した。ランカー、カラオケテープレコーダー(82年に映像カラオケが発売される以前の形態。)を用意していて再び「ピテカンドロップオシモサク♪」の歌を歌い始める。飛び交う紙テープ。(ああ、どんどんエスカレートして行く・・・。) 

 一方、「会えてよかった!」嬉しそうに兄の元へ駆け寄り、再開を喜び抱きしめ合うマイヨーと兄の「ポンチュン」(山田俊司)

-----------第492:「プリンセス、緊急逮捕!」-----------03/7/3(木)放送

 魔女は言う。「嘘だぁ、私は知っている。プリンプリン、おまえはこの国のプリンセスではないよ。」「え?!」驚愕する一行。こんな時にオサゲ、魔女の焼いていたご馳走を一人食べている。(ある意味肝がすわっている)

 プリンプリンそっちのけでドオンブリカ音頭を歌いまくる軍曹、しどろもどろ、そしてマイヨー(彼女がプリンプリンのパートを代行しているのが面白い)。その後、ボンボン一行も加わり、マイヨーの象を洗ってやる。プリンプリンの即位式を心待ちにしている軍曹。
 一方、プリンプリンとマイヨーは散歩していた。そこへ再び裁判長がやってくる。「女王になる準備は出来ましたか、プリンプリン?」。驚くマイヨー:「え?あなた女王になるの?!」。プリンプリン:「私はこの国のプリンセスではないみたい。魔女が言ったんです」。
 瞬間、裁判長の表情が豹変。「魔女の言う事を信じるのは魔女だ!その方を逮捕する!」。サイレンが鳴り響く。捕吏の兵士が駆け付け、プリンプリンに網をかぶせて捕縛した
 裁判長:「どうだプリンプリン?、このまま逮捕されるか、女王に即位するかどちらかを選べ!」。 プリンプリン:「そんなっ無茶苦茶だわっ!」
(無茶苦茶である。)

 マイヨーに知らせを受け、現場へ全速急行するボンボンとオサゲ、軍曹。そして遅れて走りの苦手なカセイジン。「大丈夫?」と気遣うマイヨーに、ココで待つように言って皆を追う。
 ・・・と、一人残ったマイヨーの目の前に次元の入り口が開いた。出てきたのはいつもの未来のボンボン・オサゲ・カセイジン。何と未来カセイジン、二人の子供を連れていた!
(さすが堅実派の彼。しかしカセイジンJr、似過ぎである)
 そして彼らが引っ込んだ後、おもむろに出てきた者がいた。何とマイヨーが探し続けていたお兄さんだった!

-----------第491:「大悪魔メフィスト」-----------03/7/2(水)放送390

 「ピテカンドロップオシモサク、この名前にはリズムがあって良い」と、ダマスクセのランカー、この名前がえらくお気に入りで歌まで歌い出す。(訳わかんねーよ^^;)

 「鏡よ鏡、鏡さん、なんて美しいのだろう、私って?」 白雪姫よろしく鏡に映った自分にうっとりする魔女。そこへプリンプリン一行が屋敷の扉をたたく。”浮遊手首”が扉を開いて一行を迎え入れる。(この演出、面白い。)「まぁ~♪、どうぞどうぞプリンプリン」大歓迎で迎え入れる魔女。
 「国王を毒殺したのはあなたですね?」詰問するプリンプリンら。ご馳走をフライパンで焼きながら「そう」と、あっさりうなずく魔女。(雰囲気ある演出だ)
 ここで先祖のアナウンサーが出現し、解説。 『今から10年前の事、この国に疫病が流行り、ドオン殿下とブリカ殿下の献策によって疫病は魔女の仕業とされ、”魔女狩り”が行われた。そして嫌疑をかけられた国内で最も美しい一人の娘が火あぶり刑にかけられた。火炎にもだえる娘の頭上に「大悪魔メフィスト・フェレス」(関根信昭)が現れ、救いの手を差し伸べる。娘は大悪魔と取り引きし、魂と引き換えに魔女となったのである。』(10年前と言う事はこの魔女、意外に若い。対して両殿下、10年前から政治を補佐しているという事は意外に大人。)
 魔女は言う。「最初は魔女なんて馬鹿な人間どもの嫉み恨みが作り出した世迷言だったのさ。私はこの国に復讐する。この国の王達を地獄の底へ叩き落してやるのさ!」
 カセイジン:「それじゃあ女王となるプリンプリンにも復讐を?!」

-----------第490:「相討ち」-----------03/7/1(火)放送304

 憎しみ、疑い、そして野心の炎に心奪われた両殿下、プリンプリンの必死の制止も聞かず、互いに剣を合わせた。双方の切っ先は互いの急所を突き、ドオン殿下とブリカ殿下は相討ちとなって倒れる。魔女の思惑通りの結果でドオンブリカの内乱に終止符が打たれたのである。戦乱の後にはただ棺と焼け跡だけが残った。

 軍曹、シドロモドロらは盆踊りのヤグラをせっせと組み始めた。戦災でただれた皆の心を再び活気付ける為である。そこへプリンプリン一行も加わる。
 裁判官がやって来て(木槌をたたくキャラ付けが面白い)プリンプリンが女王に即位する事が裁判所で決定した事を伝えるが、プリンプリンは答えを保留。(国王無き現在、どうやらドオンブリカの国政は裁判所が代行していたようだ)
 その後、皆で「プリンプリン音頭♪」を楽しそうに歌い出す。そしてその様子を影から忌々しげに見つめる魔女

 一方ダマスクセに戻ったランカーはゼロゼロセブンヘンナキブンの報告を受ける。「ドオンブリカはプリンプリンの祖国だというのは間違い。プリンプリンの祖国はピテカンドロップオシモサクです。」

 エンディングは皆の両殿下への顕花のシーン。

-----------第489:「内乱」-----------03/6/30(月)放送308

 「魔女に出来る事はホウキに乗って空を飛ぶ事、人心に憎しみの種を蒔く事、そして亡霊の姿を変える事。私は国王の亡霊に化けるのだ!」高笑いする魔女。

 「どっちが正義か分からなくなったからやめる」と、軍曹、しどろもどろらは鎧を脱ぎ捨てる。カセイジン、そんな軍曹を賛美。「世界中の軍人がそうあって欲しいものです。」(ここでも石山氏のメッセージがカセイジンの口を借りて訴えられる)その時、オサゲが戻ってきた。「大変だっ両家が互いの屋敷に火を放った!」夜空は炎で真っ赤に光る。衝突し、殺し合う兵士達。
 しかしドオン殿下とブリカ殿下の心に迷いが生じた。「自分に人が殺せるだろうか・・・やるか、やらまいか(古典の名セリフである)
 その時、国王の亡霊が現れ、二人をけしかける。そのうえ鎖につながれたプリンプリンを見た二人は剣を抜く。国王の亡霊の正体を知っている彼女は必死に止めようとするが、憎しみの種に酔った二人の耳には入らなかった。

-----------第488:「15年前の真実」-----------03/6/26(木)放送370

 ランカーの乗った暴走エレベーター、何と宇宙を一回りしてランカー商会の本拠地、ダマスクセに到着した!(予想もしなかった場所だ) 居眠りしていた留守役の「チンタム」(山田俊司)大慌て。ランカー:「世界中のランカー商会支店支社、並びにRCIA(Ranker co Central Intelligence Agency?)の全工作員に伝えろ。ワシが三次元半の世界からエレベーターに乗り、宇宙を一回りして今帰った、とな。」(そんな事を伝えれば、単に混乱するだけである) 
 改めてチンタムが報告する。「ランカー様ご不在の間にどこかの国で大統領選挙があり、兵器の輸出を自主規制しなくてはならなくなりました。」1981年5月10日フランス大統領選挙で社会党のミッテランが当選。
 ランカー:「ヘドロよ、こうしてはいられない。プリンプリンを助けに再びドオンブリカへ行かねばっ!」 不満げなヘドロ。

 魔女はプリンプリンに15年前の真実を話し始める。「15年前、ドオンブリカでは次元を隔てる時間の河が氾濫し、王妃と王女が押し流された。以来、王妃は3次元半世界を我が子を探しつつさまよい歩いている。そして残された国王も私が毒殺したのだ!両殿下に憎悪の花を咲かせる為にな! さぁ戦が始まる。プリンプリン、おまえをその真ん中に放り込み、戦火に油を注いでやるのだ!」 

 ボンボン一行、そして集まったシドロモドロと軍曹らが集まり、消えたプリンプリンの事を話し合う。カセイジン:「真相が判るまではどっちの味方もしない方が良い。」

-----------第487:「囚われのプリンセス」-----------03/6/25(水)放送310

 魔女はネズミを使ってモンキーを挑発して追いかけさせる。一人になったプリンプリンの前に魔女出現!「魔女だってたまには人助けもするのよ。お母さんの事を教えてあげるからおいで。」プリンプリン、ついて行く。(かなりだまされやすいタイプである) 魔女はある涼しげな屋敷に連れて来た。意外そうにプリンプリン:「魔女ってもっと薄暗くて気持ちの悪い所に住んでいるかと思っていたわ」(出た、天然失言) 魔女「いつもそんな所にいたら気が滅入ってしまうからね。」(ならやめれば良いのに)  ここで魔女、本当の事をバラす。「お母さんの事を知らせてやると言うのはおまえをつれて来るための嘘だよ!」 その瞬間、いつの間にかプリンプリンの足には鎖が付けられていた!

 「この鎖を解いて、私を自由にしてください!」懇願するプリンプリン。 魔女:「そうはいかない。間も無く始まるドオン殿下とブリカ殿下のイクサでおまえの出番が来るのだ! 両家の憎み合いは私がけしかけたのだよ。この憎しみの種を使ってね!パラパラ~」魔女はその手に黒い種を示し、高笑いする。

 一方、ボンボン一行、鎧を脱ぎ捨て消えたプリンプリンを探し回る。彼らはランカーの仕業と思い込んでいるのである。

 -----------第486:「次元エレベーター」-----------03/6/24(火)放送280

 『チーン!』とエレベーターの扉が開く。「ジャーンジャジャンジャンジャ~ン、突然ですがこんにちは!、私はアル中TVの花のアナウンサーの妹のアナウンサー、略してイモのアナウンサーぁぁ~」 と、「イモのアナウンサー」(増山 江威子)、エレベーターガールとして今期初登場。(おおっ出たー!伝説のキャラクター!!声は”パー子”風バージョンで可愛らしい。) エレベーターは3次元と4次元を往来するのだが、途中で3次元半のランカーに無理やり止められ、「イモのアナウンサーっ、乗っているのは分かっている、ドオンブリカへ連れて行け!」と、エレベータージャックされる。(出ました、また無茶苦茶設定^^;) 途中、エレベーターは普通に家具売り場に止まったりもして小ネタを挟む。

 無理な停止で調子が悪いエレベーターは激しくゆれて暴走を始める。ドオンブリカの空が急に曇り、エレベーターのゴンドラのみが浮遊する。それを一目見てプリンプリン、「何あれ?もしかしてエレベーターじゃない??(脅威的に不自然な洞察力だ;) それを見たカセイジン、「こういう不思議な事が起こるのも4次元の世界だからでしょう。」(いやいや、不思議の方向性が違う;)
 「空を見上げて何やってるの?」ボンボンとオサゲがやって来た。騎士の鎧を着ている。カセイジン:「実は今、エレベーターが空を飛んでいたのです」。
(先にボンボンの格好にツッコミいれて;) ボンボン:「そんな夢みたいな事言ってないでさァ」(今まで夢みたいな事しか起こっていない) ボンボンとオサゲ:「俺達はドオン家のカッコイイ隊長と副隊長だ!」と胸を張って行ってしまう。 「・・・カッコイイかなぁ・・・いい気になっちゃって。」つぶやくプリンプリン。 カセイジン:「男の子は誰でもああいう格好に憧れるものです。」(やはり彼は大人である) 

 続いて軍曹、しどろもどろ、久々の登場。「プリンセスに敬礼っ!」何と彼らはブリカ軍の指揮官になっていた!(ちょっと面白くなってきたv)イクサの気配に慌てて二人を呼びに良くカセイジン。プリンプリン:「あ~あ、隊長になんてなるからいけないんだわ、ボンボンは。」

-----------第485:「二人の王女候補」-----------03/6/23(月)放送

 ランカーとヘドロは再び未来の覗きカラクリを覗く。と、そこでは合戦が行われていた。二つの軍隊の兵士が互いに争う。ドオン殿下とブリカ殿下の戦争だった。と、その手前に、腕を鎖につながれたプリンプリンが!。(何と!) 「おかわいそうなプリンプリン♪」と嬉しそうなヘドロ。「プリンプリンっなんと言う事だ!プリンプリンをあんな目にあわせてはならん!」と、絶叫するランカー。「急いでドオンブリカへ帰らねば。」(見ようによっては多少良い所もある。)

  一方、次元の入り口らしき場所で試行錯誤するボンボン一行。そこへ先祖のアナウンサー登場。ボンボンとの「はべれけれ」のコラボレーション、再び。三次元半の事をしつこくたずねるボンボン一行に首を振る先祖のアナウンサー。「あんなヘンテコリンな世界が出来たせいでプリンプリン物語はもうゴチャゴチャで分かり難くなっっちゃって・・・」(脚本家の今置かれている状況がよく分かる;) そこへマイヨーがやって来て象を連れて行く。
 「俺、今気が付いたんだが、占い師がプリンセス帰国の予言をした時、プリンプリンの他にマイヨーもいた!」、とボンボン。その時、プリンプリンがこの次元に戻ってきた。駆け寄るみんな。
 ボンボン:「あ、忘れていた、俺、ドオン殿下に軍隊の隊長になってくれって言われたんだ。」驚くみんな。カセイジン:「それで君の返事は?」 ボンボン:「うん、もちろん 引き受けたよ。カッコイイもんな。」(引き受けたんかいっ!)
 その時、辺りが急に暗くなり、天に魔女の顔が現れた。「ヒッヒッヒ、いよいよ、ドオン殿下とブリカ殿下の戦いが始まるのだ!勝った方はプリンプリンを手に入れ、負けた方は血を流して死ぬだろう!」 
(※台本表書きより、『録音 5月8日 13:00~18:00 放送 6月5日 18:25~18:40 485回』 金太様情報 20030908

-----------第484:「王妃と王女」-----------03/6/19(木)放送

 長い滑り台をすべり切った先は例の覗きカラクリのある空間だった。プリンプリンは以前にも3次元半の世界に来た事があるのを思い出し、”現代”を見る覗きカラクリを覗く。するとそこにはランカーと王妃が話している光景が。しかし王妃が王女の名前を口に出す瞬間、カラクリが故障。(このカラクリ、人の期待に応えたためしが無い;) プリンプリンは急いでさっき覗いた光景の場所へ向かい、王妃を探し出す。
 「あなたはお母さんなんですか?」・・・しかし、いくらも言葉を交わせないまま王妃は霧の中へ消えてしまった。

 一方、ドオンブリカではボンボン一行が先祖のアナウンサーを追求し、3次元半世界の事をしゃべらせようとする。しかし先祖のアナウンサーは頑なに口を閉ざしていた。
 「ああ、ランカー様がいない世界など泡の出ないビールと同じ」(後のコーヒーのCMで似たようなのがあった) ヘドロ、フラフラとやってくる。そしてプリンプリンの消えた同じ場所で消えてしまった。入れ替わってマイヨーの乗っていた象が登場。それを見たボンボン一行、首をひねる。
 ヘドロ、長い滑り台を下ってランカーと再会。

-----------第483:「王妃登場」-----------03/6/18(水)放送

 「ランカーはこの国の王妃様と会うでしょう!」カセイジンに予感が下った。プリンプリン:「私、ランカーの所へ行きたい。お母さんに会えるかも知れないもの」(聞きようによっては珍しい発言である。)ここで「お母さんの歌♪」。 と、ボンボンに使者がやってきて手紙を手渡す。ドオン殿下からの手紙で、大事な話があるから来て欲しいと言う。ボンボン、ドオン殿下の所へ向かう。(また色恋沙汰か?)

 一方、ヘドロはドビンチの羽根を使って崖から飛び降り、3次元半世界へ向かおうとするが断念。(アホな光景である) ランカーは3次元半の世界で未来を映す覗きカラクリに固執する内に時間の霧に囲まれ、不思議な銀色の世界へ迷い込む。と、「あなたも迷い子なのですね」 王冠を付けた女性が現れる。「王妃」(里見京子)登場! 「わしは迷い子ではない。ちゃんと名前がある。Mr怪人ランカーだ!」(ランカー、婦人の前では意外に礼儀正しい。) 王妃:「私はドオンブリカの王妃です。」
 
 カセイジンの前でプリンプリンが突如時空の狭間に巻き込まれ、消える。入れ替わって先祖のアナウンサーが出現。プリンプリンはというと、3次元半の世界へ移動し、そこに重なり合う巨大な時計を「わぁ、すべり台、面白そう♪」と嬉しそうにどこまでも滑って行く。(あぁ、またノリで脚本書いてる・・・(-.-)


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